バトル漫画における強さのインフレ

  • 2018.11.19 Monday
  • 10:42

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

バトル漫画ではどんどん強い敵が出てきますが、ここで打ち止めにしておかないとマズイってこともあります。
最初は車一つ吹き飛ばす攻撃で「強ええ!」ってなるけど、次に出てくる強敵は平気で島一つ吹き飛ばすとかありますからね。
その次は地球を、その次は太陽系を、その次は宇宙を、その次は高次元の支配者みたいな感じで、どこまでいってもキリがありません。
それに能力だってどんどん凄くなっていって、思うだけで何でも出来るとか、望んだことは全て現実になるとか、作者自身が使い用に困るんじゃないかって場合もあります。
何でも出来るってことは宇宙の創造や死者の蘇生や、自分の思い通りの世界を構築するとか、無敵を通り越した万能神です。
もはや誰と戦う必要もありません。
強すぎるがゆえに孤独を感じて寂しいなんてこともないでしょう。
そんな感情さえ何でも出来るならどうとでもなるんですから。
でもバトル漫画では次なる強敵にみんな期待します。
となると際限なく強い奴とか、神様みたいな能力の持ち主を出すしかなくなります。
けど多くの場合、そういった敵は自身の強さや能力を持て余しているように思います。
そしてなぜか遥かに格下の主人公に負けてしまったりと。
ストーリーの進行上、さすがに主人公がやられるわけにはいきません。
でも敵は敵でものすごく強いわけで・・・・。
要するに設定と物語の整合性が破綻してしまうのでしょう。
バトル漫画で強い敵は必須だけど、ここが強さの限界っていう基準はあった方がいいのかもしれません。
最強の弟子ケンイチでは長老が強さの上限でした。
バキなら勇次郎がこれに当たります。
どちらも主人公じゃないのに最強なんです。
でもそうやって強さの上限が決まっていれば、極度なパワーインフレが起こることはありません。
過去に倒された敵だって、強さの上限内であれば強化が可能なので、再登場させることも可能です。
けどこれが上限のない作品だと、過去の敵は負けて終わった弱い敵となり、再登場してもインパクトに欠けます。
そしてまたどんどん強い敵を出し、作者でさえも手に負えないキャラクターとなり・・・・。
何もない完全に自由な状態よりも、何か制約があった方が物事は進めやすいです。
自由は削られるけど、制約を基準としてルールを決めやすいですから。
だから強さの上限が決められている作品って、設定と物語の整合性が取れています。
どんな強敵が出て来ようが、長老や勇次郎には勝てないわけですから、主人公が目指す場所もブレません。
主人公がブレないなら物語だってブレないわけで、バランスがいいんですよね。
漫画はキャラクター、物語、舞台、設定など、色んな要素で成り立っているけど、バトル漫画の場合はとにかく設定と他の要素のバランスが大事なんじゃないかと思います。
でも口で言うのは簡単だけど、実際に作るとなるととても難しいのでしょう。
読者は客観的に見られるけど、作者はなかなかそうはいかないと思います。
自分の中から生まれた作品だから、思い入れがあったり、描きたい事や描きたくない事もあるだろうし。
何より忙しすぎて、仕上げるだけでも相当大変だと思います。
バトル漫画って難しいですね。

念能力そのものについて

  • 2018.10.29 Monday
  • 11:35

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

ハンターハンターの念能力はとにかく奥深いです。
能力者の訓練次第であらゆる可能性を現実のものに出来るんですから。
劇中では当然のように使われている能力ですが、初期の頃はかなりトップシークレットな扱いでした。
能力を開花させるににもそれ相応の訓練が必要だったし、もちろん素質も必要でした。
けど今は当たり前のように使われ、条件次第では二週間で習得可能なようです。
でもこの辺は仕方がないかなと思います。
少年漫画で大事なのはワクワク感やドキドキ感だから、いつまでも昔の設定に拘ってテンポが悪くなるよりかはずっといいです。
底知れぬ可能性を秘めた念能力はハンターハンターの面白さに欠かせません。
しかし一つだけ言及が及んでいない大きな謎の部分があります。
それは「そもそも念能力ってなんなんだろう?」ってことです。
まだ初期の頃、闘技場でヒソカが言っていました。
念は奥が深いということ。
そしてどうしてこんな不思議な現象が起きるのかは僕にも分からないと。
たくさんのキャラクターが能力を使用しますが、念そのものについては詳しく語られたことはありません。
体を覆う不思議なエネルギーということは分かりますが、どうしてそれが訓練次第で物質化したり、擬似的な生物を生み出したりできるのか?
どうして科学を超越したような特殊能力を発言させることが出来るのか?
オーラによって肉体を強化、及びオーラそのものを放出できるのは分かります。
強化系、放出系はとても分かりやすい理論ですから。
でもその他の系統についてはかなりの超常現象です。
中でも特質系は群を抜いています。
色々な考察があるでしょうが、一番は「念は思考を現実化する媒体」としての力を持っているんじゃないかと思います。
オーラは肉体を覆う単純なエネルギーではなく、頭脳や精神といった内面との関わりが深いエネルギーなのかもしれません。
実際に精神状態によってオーラは揺らぎがあるようです。
深く精神や頭脳と関わっているとすれば、人が内面で思い描いた「何か」を読み取り、あたかも3Dプリンターのように外部に出力が可能なのかもしれません。
オーラはその媒体であるから、その多寡によって現実に呼び出せる現象や物質も、能力者によって差が出るということなのでしょう。
今のハンターハンターは暗黒大陸へ向かっています。
人類にとって未知の世界ですが、もしかしたら念能力の秘密もそこにあるのかもしれません。
設定一つとってもここまでワクワクさせてくれる漫画はそうそうありません。
尽きない謎がハンターハンターの最大の魅力かもしれませんね。

ハンターハンターのバトルはいつもワクワクする

  • 2018.10.08 Monday
  • 15:07

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

待ちわびたハンターハンターの最新刊が出ていました。
やっぱり面白いです。
どうしてこうも読者をワクワクさせることが上手いのか・・・・冨樫先生は天才です。
安直になりがちなバトルシーンも、念能力や駆け引きのおかげで良い意味で期待を裏切られます。
王子たちも念を習得しつつあるし、中には元々使えるキャラもいるし。
第二王子のカミーラなんか念獣なんかいらないって言い切るほどに、自分の能力に絶対の自信を持っています。
死んでも復活・・・・っていうか、死んでから能力を発揮して蘇るってかなりのチートでしょう。
しかも自分を殺した相手の命を奪って復活するんですから、蘇生した時には敵もいなくなっています。
ただ複数の敵が相手だったり、操作したり拘束したりする能力者が相手だったら厳しいかもしれませんが。
強力な能力ほど発動条件も厳しくなるから、一方的に勝つってことがありません。
そこがハンターハンターの面白いところです。
弱点なしで強い力を発揮していたのってメルエムかネテロくらいです。
メルエムの円って相手の位置を探るだけでなく、あらゆる情報を一瞬で読み取るってのが凄すぎます。
敵か味方かの判断まで可能なんですから。
円を超えた万能レーダーって感じで、あれを使われたらどうあがいても勝てないでしょう。
それに粒子にして飛ばしたりと、他のキャラでは出来ないことをあっさりとやってのけています。
しかもこれらが能力ではなくて基本的な技の延長っていうのがまたすごいです。
円一つとっても、他のキャラの能力をはるかに凌ぐほどのレベルの高さです。
髪を切って食べることで相手の情報を読み取る美容師の能力者が可哀想になってきます。
それってメルエムならただの円で出来てしまうし、範囲だって広いし。
ネテロの百式観音も強いですね。
あれだけ強力な能力なのに、これといったリスクがなさそうです。
誓約と制約による強化じゃなくて、気の遠くなるような鍛錬が可能にした能力なのでしょう。
ゴンとキルアに念を教えたウィングさんも言っていましたが、強化系に必殺技は必要ありません。
極めてしまえば一つ一つの技が必殺技と呼べるほど強力になるからです。
攻防のバランスに優れ、自己治癒能力も高そうです。
一人で幻影旅団を追うクラピカも強化系を望んでいたほどですから。
色んな能力があれど、やっぱり単純に強いっていうのが最強なのかもしれません。
ウヴォーギンなんて特殊能力は持っていないけど、ただ強いってだけで旅団の仲間から信頼されるほどでした。
ゲームなんかでもそうだけど、やっぱり高火力とか高威力の攻撃は重宝するんですよね。
それに加えて防御力が高くて自動回復もあればスタメン間違いなしです。
けどそんな強化系も、相手を操作してしまうような能力には弱いです。
だから操作系とか具現化系の能力者が相手だと分が悪いでしょう。
特に具現化系は念を物質化するだけでなく、様々な能力を付与することが可能です。
逆にヒソカみたいにシンプルな能力を上手く使いこなすことで強いキャラもいます。
これは封神演義での申公豹のセリフですが「シンプルゆえにたちが悪い」です。
禁鞭という射程数キロ、攻撃範囲360度という強力な武器があるんですが、攻撃方法はただ打ち据えるだけです。
でもそれゆえに防ぐのは難しいです。
複雑な能力ほど扱いが難しいので、あっさりと弱点を突かれて負けることもありますし。
そう考えると封神演義のスーパー宝貝はまさにチート!
どれも高威力で、しかも攻撃範囲が半端じゃなく、鉄壁の防御力を誇る物もあります。
でも攻撃方法はシンプルなんですよ。
ただ雷を落とすとか、ただ布で包むとか、ただ羽衣を振るだけとか。
その威力と範囲が桁外れなので戦略級の兵器としてラスボスを追い詰めました。
念能力も同じだと思います。
複雑な物よりもゴンさんとかメルエムのような、ただ強いがもっとも強いんでしょう。
けど強さとバトルの面白さはまた別物。
あれだけ複雑な設定を見事に描ききる冨樫先生はやっぱり天才です。
休載したっていいから、もっと続きを読みたい漫画です。

時代の中に埋もれてしまった強力なゾイド オルディオス

  • 2018.09.21 Friday
  • 14:38

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

昨日はゴジュラスギガのことを書きました。
強いけど強いと思ってもらえにくい。
だからオルディオスと重なって見えると書きましたが、今日はそのオルディオスについて書きます。
オルディオスは旧大戦の末期に開発されたペガサス型のゾイドです。
開発目的は対ギルベイダー用です。
当時最強の共和国ゾイドであったマッドサンダーをいとも簡単に切り裂いてしまう化物のような強さのギルベイダー。
マッドに負けないほどの体格に、マッドを掴んだまま飛び上がるほどのパワー。
マッハ4で飛行して単機での大気圏の離脱と突入が可能。さらに無補給での大陸間の往復も可能。
最大の目玉武器あるビームスマッシャーは、デスザウラーの荷電粒子砲を完全に無効化してしまうマッドのシールドが紙切れのように切り裂きます。これを四つも装備しています。
飛行型でありながら重武装、重装甲で、しかも戦闘モードの切替で陸戦もこなします。
地上で戦ってもマッドを倒したことがあるほどで、キングゴジュラスを除けばこいつも充分にチートです。
こんな怪物に対抗するべく生み出されたのがオルディオスです。
対空攻撃が苦手なマッドに代わり、空戦においてギルベイダーを倒すことを期待されていました。
その性能は非常に高く、飛行速度はマッハ3.5。空戦と地上戦の両方が可能で、武装も強力です。
デスザウラーの重装甲でも貫通するほどのグレートバスターなるビーム砲を二門。
さらには接近戦用の武器として、ユニコーンのような一本角のサンダーブレードを備えています。
飛行速度、装甲、火力の面ではギルベイダーに劣りますが、俊敏性はオルディオスが上回ります。
正面からの戦いだと不利になりますが、その俊敏さを活かして翻弄し、隙をついて攻撃を叩き込めば勝機はあると言われていました。
しかし実際は大きな戦績は残せていません。
超優秀なパイロットが相討ち覚悟で一機のギルベイダーを落としただけです。
本当に相討ちになってしまったので、オルディオスも撃墜されています。
しかし当時無敵を誇っていたギルベイダーを沈めたのは大きな前進です。
共和国はオルディオスを500機配備したと偽の情報を流し、帝国側はこれを真に受けてしまいました。
これ以上のギルベイダーの損失を恐れ、前線から徹底させることにしました。
相討ちに終わった戦いだったけど、そのあとの展開を考えれば、これはオルディオスの勝利といえるでしょう。
なにせ初めてギルベイダーを撃墜したのですから。
しかし帝国側はすぐに手を打ってきました。
対オルディオス用のゾイドとして、ギルベイダーの小型版ともいえるガンギャラドを開発したからです。
小型といってもその戦闘力は非常に高く、大きさ的にもオルディオスとそう変わりません。
なにせギルベイダーは飛行ゾイドとは思えないほどの大型だからです。
ガンギャラドの大きさはオルディオスと変わらない準大型クラス。
しかも武装はオルディオスよりも強力で、飛行速度もマッハ3.7。わずかながらオルディオスを上回っています。
それでいて量産機でもあるので、数の上でもオルディオスに負けません。
さらにギルベイダーより小型ということもあり、俊敏性も高くなっています。
帝国側はギルベイダーをメインにしつつ、ガンギャラドというそれに次ぐ強力なゾイドを有しました。。
こうなってはオルディオスに勝ち目はありません。
総合的に見ればマッドサンダーを上回るであろうオルディオス。
デスザウラーと戦ってもほぼ一方的に勝てるであろう武装と性能。
にもかかわらず、敵があまりに強すぎる為に影が薄くなってしまいました。
それにデザインも賛否両論あるようです。
カッコイイと言う人もいれば、子供っぽすぎるという意見もあります。
そもそもオルディオスが発売された頃ってゾイドの人気が落ちていたんですよ。
ガンダムはBB戦士という低価格で簡単に組み立てられるオモチャを作り、しかも家庭用ゲーム機が普及した始めた時代でもあります。
多くのオモチャは隅に追いやられ、ゾイドもその波に逆らうことは出来ませんでした。
キングゴジュラスで全てを終わらせたのは、いろんな意味で全てをご破産にしないといけなかったのかもしれません。
そしてゾイドは新しい時代に突入します。
デスザウラー、マッドサンダーといったような決戦機という概念は薄れ、代わりにライガー系やジェノザウラー系の中型で高速機動のゾイドがメインになります。
大鑑巨砲主義の終了です。
まるで大和のような巨大戦艦が廃れ、代わりに航空機の時代に突入したかのごとく。
パワーではなくスピードが重視され、決戦機ではなく汎用性の高い機体の量産が重視されるようになります。
仕方ありませんね。どんなにパワーがあってもスピードで負ければ当たらないし、どんなに強い機体でも戦略的に攻めてくる複数の機体には勝てません。
ゾイドの流れは現実の兵器のごとくであり、オルディオスという名機はその流れの中に埋もれていきました。
強いのに影が薄い。
活躍もしたのに認知度が低い。
オルディオスはとても切ないゾイドかもしれません。

強いけど不遇なゾイド ゴジュラスギガ

  • 2018.09.20 Thursday
  • 14:25

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

ゾイドでもっとも最凶、最恐の機体といえばデスザウラーです。
強さは最強とまではいきませんが、最強クラスの一つといえる存在です。
共和国ゾイドで完全にこれを打ち負かしたのはマッドサンダーだけです。
そのマッドもデスザウラーを遥かに上回るギルベイダーの登場によって、最強の座を追われました。
ですからギルベイダーもデスザウラーを圧倒する強さを持っています。
ちなみに最強ゾイドのキングゴジュラスはチート過ぎるのでどの機体とも比較対象にはなりません。
個人的にはアニメ版のデスザウラーですら勝てないと思っています。
サウンドブラスターで粉々にされるか、スーパーガトリング砲で蜂の巣にされるか。
最悪は常識外れの腕力で力任せに引き裂いてしまいそうな気もします。
とにかく共和国で正面きってデスザウラーを倒したのはマッドサンダーだけでしたが、これに続いた機体がいます。
ゴジュラスギガです。
新バトルストーリーでは、強化版デスザウラー30機VS弱体化したマッドサンダー20機。
この戦いで互いに全滅、共和国は全てのマッドサンダーを失ってしまったので、デスザウラーに対抗できる機体がなくなってしまいました。
特にバーサークフューラーを中心とした精鋭部隊にはやられっぱなしで、こらイカンと思って開発したのがゴジュラスギガです。
初陣は華々しいものでした。
ゴジュラスジオーガの奮闘で、敵を操る能力を持ったダークスパイナーは粉砕され、ギガは残ったサックスティンガーを瞬く間に蹴散らしました。
しかしそのあとが続きませんでした。
デスザウラーとの初戦では不覚を取ってしまいます。
地中から現れた敵ゾイドに足をやられ、あわや撃破されるのではというところまで追い詰められます。
しかし仲間が身を挺して守ってくれたおかげで、どうにか撃破しました。
そのあとは快調に帝国を蹴散らしていきます。
デスザウラーに勝てることが証明されたのだから、もはや帝国で敵うゾイドはいません。
バーサークフューラー、ジェノブレイカーなど、帝国の精鋭機も相手にはならなかったでしょう。
具体的な描写はありませんが、おそらく圧倒的に蹴散らしていると思います。
しかしすぐさまセイスモサウルスという強敵が登場し、短い最強時代を終えました。
今度はゴジュラスギガが一方的にやられてしまい、またもや共和国は追い詰められます。
そのあと東方大陸の協力のおかげで、セイスモサウルスの砲撃を無力化するゾイドを開発したおかげで、ギガはどうにか逆転勝利を収めました。
共和国最強の歴代ゾイドは、ゴジュラス、ウルトラザウルス、マッドサンダー、ゴジュラスギガです。(くどいけキングは除きます)
ゴジュラスもウルトラザウルスもマッドサンダーも強烈なインパクトがありました。
それ1機で戦況を変えてしまうほどの存在だったからです。
しかもレッドホーン、アイアンコング、デスザウラーと、当時のライバルたちをことごとく打ち負かしています。
マッドサンダーにいたっては暗黒大陸の強靭なゾイドを相手に前線で戦い続けました。
ギルベイダーという化物にやられながらも、それでも踏ん張って戦い続けた猛者です。
名実ともに共和国の英雄たちなんですよ。
けどゴジュラスギガにはどうしてかそれを感じません。
もちろん強いのは強いです。
それは間違いありません。
しかし歴代最強の共和国ゾイドほどのインパクト、カリスマ性みたいなものは持っていないように思います。
正直なところ、印象としてはデスザウラーに勝るほどの機体にも思えません。
格闘戦になれば勝てるけど、しかしマッドのように接近戦なら圧勝できるかというと、これは難しいように思います。
それに防御に関しても心もとないところがあります。
いくら整備不良とはいえグランチャーというそこまで強くもないゾイドに傷を負わされるなんて。
それで危うくデスザウラーに負けそうになるなんて。
ゴジュラスなら、ウルトラザウルスなら、マッドサンダーなら、こういった初歩的な不覚を取ることはないでしょう。
ゴジュラスギガってどこかオルディオスと重なって見えます。
オルディオスは対ギルベイダー用に開発された、当時としては共和国最強のゾイドです。
高速飛行で高火力だから、総合的な性能ではマッドサンダーを上回るでしょう。
ですが期待されただけの成果は上げられず、しかも帝国側はすぐに対オルディオス用のゾイド、ガンギャラドを量産してきました。
これによってオルディオスは完全に封殺。
キングゴジュラスが開発されるまで、結局は前線はマッドサンダーが支え続けました。
そんな不遇なオルディオスとゴジュラスギガ、やはり重なって見えます。
最強の機体として登場したはずなのに、すぐにそれを上回る機体が出てきてしまって、あまりおいしい所がありません。
強さは折り紙つきなのはずなのに、そこまで強いと思えないのは活躍した場面が少ないからでしょう。
なんとも不運なゾイドです。
アニメ版でもセイスモサウルスのレーザー一発でやられたりと踏んだり蹴ったりです。
あれ、さすがにちょっと酷すぎると思いました。
せめて荷電粒子砲で撃破してあげてよって。
好きな人には申し訳ないけど、フューザーズが酷評されるのも仕方ないかなと思いました。
ゴジュラスギガは強いのに、そこまで強いと思ってもらえない悲しい機体です。
いつかもっとスポットを当ててあげてほしいですね。

最強魔法対決!メドローアとドルオーラとどっちが強いのか?

  • 2018.09.04 Tuesday
  • 12:09

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

メドローアとドルオーラ。
ドラクエ漫画、ダイの大冒険に登場する魔法です。
最強の双璧を成す二つの呪文。
いったいどっちが強いのか?
ポップの師匠である大魔導師マトリフ曰く、メドローアはあらゆる物を消滅させる究極の呪文です。
単純な力ではダメージの通らないミストバーンですらメドローアは警戒していました。
大魔法バーンもフェニックスウィングで弾いていましたから、直撃を食らったらマズイということなんでしょう。
威力は比類ないものですが、いかんせんマホカンタに弱いというのが玉に瑕です。
反射されるってことは術者が危険に晒されるってことですから。
頭の良いポップはその性質を逆手にとってシグマを撃破しましたけど。
あのシーンは震えました。
シグマの装備であるシャハルの鏡(マホカンタと同様の効果)でメドローアの反射を受けたと見せかけて、実はその魔法は威力を調整したベギラマ。
これで勝ったと油断したシグマの隙をついてメドローアをブチ込みました。
それにキルバーンの仕掛けた炎の罠から逃げる際にも役に立ちました。
ダイ、ポップ、ハドラーが灼熱の炎の中に閉じ込められるんです。
そいつはキルバーンの仕掛けた特殊な炎で、単純な力では打ち破れません。
マァムの拳どころか、ヒュンケルのグランドクルスですら消し去ることは出来ませんでしたから。
けどポップの放ったメドローアはその炎を貫き、穴を空けました。
おかげでダイは脱出に成功します。
ポップは逃げる力が残されておらず、そのまま炎の中。
そして敵であったはずのハドラーは、ポップの男気に心を打たれ、身を呈して灼熱から守ろうとしました。
最後はアバン先生がやってきて炎を消し去ってくれましたけど。
憎き宿敵、アバンの中の息を引き取った魔王ハドラー。
アバンは弟子を守ってくれたことに感謝し、ハドラーはライバルだった男の腕の中で最期を迎えられたことに喜びを感じていました。
メドローアは威力だけでなく、作中の要所で活躍しています。
対してドルオーラは竜の血を引く者だけが使える特別な魔法です。
人間を遥かに超える闘気を持つ竜人バラン。
その闘気を両手の中に溜め込んでから、一気に放出するのです。
一撃で一つの国を滅ぼすほどの威力を秘めています。
しかもマホカンタで反射も無理です。
とてもじゃないけど反射とか弾き返せるような代物じゃないからです。
バラン亡き後はダイだけがこの魔法を使えます。
メドローアと違って反射の心配がなく、しかも攻撃範囲も広いので、多数の敵を一掃することも可能。
ただし描写を見る限りかなりのエネルギーを使うようです。
メドローアのような連発は難しいでしょう。
それに竜の血を引く者じゃないと使えないという制約もあります。
ドルオーラはドラゴンの圧倒的な闘気がモノをいう魔法です。
人間の魔力じゃあそこまでのパワーは出せません。
そういう意味では魔法というよりかはカメハメ波に近い技です。
とにかく膨大なエネルギーで敵を吹き飛ばすんですから。
当たれば勝利は確実だけど、反射されたり弾かれたりする恐れがあるメドローア。
反射や弾かれる心配もなく、広範囲に渡ってトンデモ威力を発揮するドルオーラ。
ただし燃費が悪そうなのと、竜人にしか使えない限定的な技。
それぞれの一長一短を比べると、どちらが最強かとは言えないですね。
人間からすれば自分たちも使用可能なメドローアしか選択肢がないし、ミストバーンのように禁断の魔法でダメージを喰らわない肉体を持っている相手にも有効です。
竜人からすればドルオーラの方がいいでしょう。
有り余るほどの闘気を活かしたドルオーラは竜人にうってつけの魔法です。
相手が単体だろうが大軍だろうが関係なしに吹き飛ばすことが出来ますし。
欠点があるとすれば、威力が大きすぎて味方にも被害を与えかねないところです。
要するに使用者や状況によってどっちが最強かは変わるってことだと思います。
ただ一つ言えることは、この二つの魔法に匹敵するものはそうそうないってことです。
あるとするならマダンテくらいじゃないでしょうか。
あれはある意味で人間版のドルオーラともいえます。
ただしバーバラのような天賦の才と計り知れないほどの高いポテンシャルが必要になると思うので、誰でも使えるわけじゃなさそうですけど。
最強は一つじゃなくてもいい。
メドローアとドルオーラ。
この二つこそが最強の魔法と言えると思います。

アニメーションのゴジラ映画 怪獣惑星を見て・・・

  • 2018.07.19 Thursday
  • 15:33

JUGEMテーマ:映画

JUGEMテーマ:特撮

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

アニメ版のゴジラ、怪獣惑星を見ました。
日本では初めてのアニメーションゴジラです。
アメリカではイグアナゴジラの続編をアニメでやったそうです。
けど向こうのとはまったく違う感じのアニメーションが今回の怪獣惑星。
シンゴジラで再び怪獣王が注目を浴び、こうして新作が生まれるのはとても嬉しいことです。
・・・・さて、映画を見た感想を書きますが、最初に言っておかないといけないのは、かなり批判的な内容になるということです。
私は作品名を名指しで批判するのはなるべく避けるようにしているんですが、この怪獣惑星に関しては思うところがあったので書かせて下さい。
もしこのアニメを好きだという方がいたら、ここで読むのをやめることをオススメします。
では以下に批判を書いていきます。
パソコンに借りてきたDVDを入れながら、ドキドキした気持ちで画面を見つめました。
アニメーションのゴジラはいったいどんな作品になっているんだろうか。
・・・・開始五分のこと、少し不安が出てきました。
・・・・開始十分のこと、マウスを持ち、早送りボタンのところにカーソルを合わせました。
・・・・開始二十分くらいのこと、早送りを開始しました。
・・・・それ以降、早送りしては通常に戻し、通常に戻しては早送りの繰り返しです。
ああ、これってなんという失礼な見方なんだろうと申し訳ない気持ちになりつつ、でもそうせざるを得ない自分がいました。
この映画を作った人たちは一生懸命頑張ったはずなのに、どうしても通常の速度で見ることが出来ませんでした。
本当に申し訳ないです・・・・。
そうした理由はただ一つ・・・・つまらなかったんです。
自分の中で色々と考えました。
これが理由かな?あれが理由かな?
ここをこうしていたらとか、なにか大人の事情でこうなってしまったのかなと。
けどそれら一つ一つのことを考えるのに意味なんてないのかなと思うようになりました。
どれも正解でどれも間違いな気がしたからです。
こうなればもう自分の素直な気持ちに従うしかありません。
面白くなかったんだ。
この一言が一番自分の中でしっくりきました。
この作品はもちろんプロが作ったものです。
スタッフの中にアマチュアなんて一人もいないでしょう。
その道で生活している人たちがきちんと作ったんです。
でもどうしてか・・・半分はプロ、もう半分はアマチュアが作ったんじゃないかと思える出来栄えでした。
漫画に例えると、半分はプロが描いた商業作品だけど、もう半分はアマチュアの同人作品のような、そんな風に感じてしまったんです。
どういう内情があって、こういう作品になったのかは分かりません。
よんどころない何かがあったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないし。
こればっかりは中の人間じゃないと分かりません。
けど作品を見た一観客としての感想は上にも書いたとおり、つまらなかったんです。
この映画を作った方々、好きな方々、ごめんなさい。
ひどい物言いになってしまいました。
怪獣惑星は三部作構成になっているので、一部だけ見てどうこう言えないのは分かっています。
けれどそういうレベルではないような、もっと大きな何かが立ちはだかるほどの、これ以上は期待できないのではないかという印象を受けました。
あくまで私個人の感想です。
二部、三部と進むにつれて面白くなるのかもしれません。
ただ私は見ないでしょう。
もしこの映画が大きくコケたとしても、ゴジラがなくなるわけじゃありません。
ハリウッド版ゴジラの次回作に期待しています。

光学兵器なのにガトリングにするメリット

  • 2018.06.30 Saturday
  • 16:38

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

ガンダムやゾイドみたいなロボットアニメにはよくビームとかレーザーが登場します。
ガンダムのビームライフルやビームサーベルは理解できます。
もしあったらすごい強い武器だろうなって。
ゾイドの重力砲やレーザークロウも分かります。
これももしあったら強い武器だろうなって。
けど一つ疑問に思うことが。
たまにガトリングビームとかレーザーバルカンなるものが出てくるんですが、これはいったいどういう事なんだろうと。
ガトリングから発射されるビームやレーザーは確かにカッコイイです。
名前もカッコイイし、ゲームでもけっこう強い武器だったりします。
でも不思議なのが、それにどういうメリットがあるのかってことです。
ガトリングっていわゆるバルカン砲みたいなやつで、何本もの砲身を束ねて回転させながら撃つ武器のことです。
この武器のメリットは連射がすごいってところです。
一つの砲身で連射しすぎると、火薬の熱で熱くなりすぎます。
けどガトリングならそうはなりません。
複数の砲身から発射するおかげで、一つの砲身にかかる負担が少ないからです。
それに回転することによって放熱も行えます。
だから単身の砲よりも連射が利くのが最大のメリットです。
戦艦に搭載してある機関砲だと、一秒間に100発、一分間に6000発撃ぐらいのレベルで撃つことができます。
たくさん撃てば当たる確率も上がるわけで、航空機やミサイルの迎撃に使われます。
またミニガンという小型のガトリングだと、一秒間に50発、一分間に3000発の連射です。
これだけ連射が利けば、敵を制圧するのに威力を発揮します。
他の武器よりも連射が利くこと、これがガトリング最大のメリットです。
しかしビームやレーザーというのは、弾丸のように物体が飛んでいくわけじゃありません。
照射し続けている限りは一本の線となって敵に襲いかかります。
実弾だとどんなに連射しても弾と弾の間に間隔でができますが、ビームやレーザーにはそれがないんですよ。
もしも一秒間に10000発撃つガトリングがあったとしても、やはり弾と弾の間には間隔ができます。
ビームやレーザーって、照射している限りは途中で途切れることがありません。
連射なんて概念を超えるレベルで連続的に攻撃出来るんですよ。
なのにわざわざガトリングビームとかレーザーバルカンみたいなのを作って、攻撃の連続性を落とす事にどういうメリットがあるのか?
一つの砲身でも充分なのに、複数の砲身を束ねる意味はなんなのか?
なんのメリットもないように思えるんですが、どうにかメリットを考えてみました。
ビームもレーザーも照射し続けていると砲身が熱くなるから、ガトリングタイプの方がいいのかもしれません。
敵のロボットを貫いたり溶かしたりするほどですから、相当な熱を持っているはずです。
そんなもの一つの砲身から撃ち続けていたら、すぐに武器がダメになってしまうでしょう
あとエネルギーの節約もできます。
ずっと照射し続けているとすぐにエネルギーは尽きるでしょう。
けどガトリングだと実弾のように途中で間隔が空くから、連続で照射し続けるよりエコなのかもしれません。
例えばゴジラの熱戦とガメラのプラズマ火球なら、後者の方が無駄なエネルギーの消費は少ないはずです。
(ゴジラは体内に原発を持っているようなものなので、エネルギー消費なんて気にせずバンバン撃ちますけど)
一見するとメリットがないように思えるSF兵器も、実は理に適っているのかもしれませんね。

漫画やアニメの実写化

  • 2018.06.25 Monday
  • 16:13

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漫画やアニメの実写化って賛否両論ありますが、私は賛成です。
デスノートや20世紀少年、それにルーキーズなど、ヒットを収めた作品もちゃんとあるからです。
特にデスノートの実写版は好きでした。
藤原竜也さんと松山ケンイチさんが主演しているやつです。
鹿賀丈史さんや戸田恵梨香さんも良い味を出していました。
レッチリの主題歌も素晴らしく、これほど完成度の高い実写版はそうそうないと思うほどでした。
もちろん全ての実写化が成功するわけじゃなくて、中にはひどく叩かれるものもあります。
だけど禁止にしてしまったらそういったヒット作だって出てこなくなります。
デスノートの実写版でLを演じた松山ケンイチさんは、これでブレイクしました。
そう考えると一人の才能ある役者さんが世に出るキッカケにもなりました。
大好きな漫画やアニメが実写化で駄作になってしまったら、ファンにとっては許せないことでしょう。
だったら禁止にしてしまえって気持ちは分かりますが、作らなきゃ何も生まれてこないのも事実です。
かつては小説が原作の映画が多かったですが、今は漫画やアニメが原作の実写もたくさんあります。
もしも駄作ばかりでヒットしなかったら、ここまで作られないはずです。
ということは全体を見た時、ちゃんと黒字になっているんだと思います。
どうせ実写化するなら、私は原作とは違った展開やオリジナリティが欲しいです。
ただ忠実になぞるだけなら実写化する意味がありません。
かといってあまりに原作を無視しすぎると、それはそれで「じゃあなんでその漫画やアニメを選んだんだ?」って批判を受けるでしょう。
この辺のバランスはすごく難しいと思います。
それでもどちらかというと、実写ならではのオリジナリティがあった方が、私は面白いと思います。
漫画やアニメの実写化は今に始まったことではありません。
昔からあるんですよ。
例えば子連れ狼とか、「姉さん、事件です」のホテルとか。
実写が人気が出ればコミックスやアニメの人気に繋がることもあります。
ちゃんと持ちつ持たれるの関係になっているので、私は実写化は全然アリだと思います。
原作がどうであろうと面白ければ評価されるはず。
10個作ったうちの1個しかヒットしなくてもやるべきだと思います。
上にも書いたデスノートのような名作が出てくることもあるんですから。

ゾイドの造形美

  • 2018.05.25 Friday
  • 13:53

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あるアプリをインストールしました。
画像検索アプリです。
とにかくゾイドの画像を見たくてGoogleで検索していたら、そのアプリに行き着き、アカウント登録しました。
すると出るわ出るわ!
ゾイドの画像がいっぱい!
ゴドスやゴルドス(長距離キヤノン装備型)などの初期の機体から、フューラーやジ・オーガなどのエース級の機体まで。
オリジナルのカラーリングや改造を施したゾイドもたくさんあって超満足です。
青色にカラーリングしたウルトラザウルス、カッコよかった!
随伴機にゴドスがついている画像だったんですが、なんか色々とイメージが膨らみます。
青色ってことは特別部隊なのかなとか、ヘリック共和国VSゼネバス帝国の第一次大戦の頃かなとか。
随伴機にゴドスってのがゾイダーの心をくすぐります。
一つの画像の下に幾つものゾイドの画像が表示されるもんだから、気づけばけっこう長い時間見ていました。
改造機もけっこうカッコイイのが多かったです。
ケーニッヒにビームキヤノン二つ積んだりしてるのとか、重装タイプみたいなギガとか。
ゾイドって拡張性がすごいです。
普通は素体の完成度が高いと、あとから手を加えるとカッコ悪くなるものです。
けどゾイドってそうならないんですよ。
それどころかかなりゴテゴテした武装を施しても上手くまとまります。
ダークホーンなんて背中にかなりごつい装備を付けています。
でっかいビームガトリングとそこに付属するキヤノン砲みたいなのとか。
でもダサいどころかカッコイイんですよね。
レッドホーンと比べてかなりゴツくなってるに、全然デザインが破綻していないんです。
カノントータスも感嘆ものです。
元々が大型砲を背負っているにも関わらず、ヘビーガンになるとさらに重武装になります。
背中の大砲の上にさらに大きなビームキャノンを背負っているんだけどカッコイイんですよ。
大砲の上に大砲を背負っているのにカッコイイって中々ないですよ。
これ、やっぱりゾイドのデザインが秀逸なんだと思います。
ゾイドはガンダムやエヴァンゲリオンと違って、まず先に玩具があります。
ストーリーやアニメはあとから出来たんですよ。
つまりゾイドはプラモデルとしての造形に拘っています。
しかも動くっていうギミック付き!
だからゴジュラスやウルトラザウルスのような細かいデザインの機体って、アニメだと長時間動かすのが大変なんだそうです。
それだけCGを作りこまないといけませんから。
最近のツルっとしたゾイドて、CGで動かすことが前提だからかもしれません。
けどそれはそれでカッコイイんですけどね。
造形を追求したロボット、ゾイド。
いつ見てもカッコイイです。

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