架空の兵器

  • 2018.04.08 Sunday
  • 12:46

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

アニメやゲームなどで登場する架空の兵器はどれも強力です。
たった一発で戦況をひっくり返す威力の物もあります。
もしもそういった武器が現実に存在したらどうなるのか?
SFにはよくビーム兵器が登場します。
ガンダムのメガ粒子砲、ゾイドの荷電粒子砲、エヴァの陽電子砲など。
これらは全て荷電粒子ビームと呼ばれるものだそうです。
ある物質に大量の電気を与え、そいつを特定の方向に向けて発射するというものです。
大量に電気を与えられた物質は高い熱を帯び、数万度から数十万度といった灼熱の光線へと変化します。
こんなものが直撃したら、現在の兵器では耐えられません。
戦車さえ一撃で装甲を打ち抜かれ、場合によっては数秒で蒸発しするかもしれません。
もしも実現したらすさまじい兵器ですが、実際はかなり難しいようです。
エヴァが陽電子砲を撃つ時、日本中の電力を必要としました。
ものすごいエネルギーが必要になるってことですね。
ガンダムの世界にはミノフスキー粒子という、未だ人類にとって未発見の物質があります。
ゾイドのいる惑星Ziでは、大気中に大量の電気の帯びた粒子が浮遊しているそうです。
どちらも地球では手に入らない物質なので、ガンダムやゾイドの世界のようにバンバンとビームを撃つことは出来ません。
エヴァのように大量の電力をかき集めて、やっと高威力のビームが撃てるんだそうです。
エヴァはこのビームのおかげでATフィールを貫き、使徒を撃沈することに成功しました。
アニメとしてはとてもカッコイイ演出ですが、現実の世界で実用化できるかというと、理論上可能ではあるけど、おそらく誰も作らないだろうとのこと。
というのも使用するエネルギーに対し、効果が低いからです。
ビームは確かに強力ですが、敵の兵器を破壊するだけならミサイルや砲弾で充分になります。
また現実にビームを撃てる装置を作った場合、あまりに巨大すぎて移動させることがほとんど無理なのだとか。
固定兵器を置くなら、やっぱりミサイルや大砲の砲が効率がいいということになります。
また地球ではビームはまっすぐに飛ばないそうです。
磁気の影響により曲がってしまうからです。
そして大気がビームの威力を大きく削いでしまいます。
大気中を進めば進むほど、かなりのスピードで威力が落ちてしまうんだとか。
となると射程も短いわけで、実用的ではなくなってしまいます。
あとこれを知って一番驚いたんですが、兵器として使えるレベルで荷電粒子を発射すると、荷電による高熱よりも粒子がぶつかる衝撃の方が強いから、荷電させる意味って無いんだそうです。
分かりやすく言うと、熱湯をウォーターカッターで発射するようなものです。
お湯の持つ熱よりも、水をぶつける力の方が強いのだから、熱湯にする意味はないということです。
兵器として使えるレベルで粒子を飛ばすなら、それだけで破壊の力を秘めています。
となれば荷電させる必要なんてないので、そういう意味でもエネルギー効率が悪いんだそうです。
ただしレーザーや超電磁砲は実用化の動きがあります。
実際にアメリカ軍はレーザーを開発し、偵察機などを撃墜する実験に成功しています。
超電磁砲は磁力を利用して弾丸を加速させ、従来の銃や大砲よりも高速で弾を飛ばすことができます。
射程も威力も伸びるので、高価な弾薬や砲弾を使う必要もなく、実用化されたらとても効率的な武器になるそうです。
SFに登場する架空兵器であっても、すでに実用化へ向けて研究されている物があるんですね。
しかしそれが人類にとって良い結果をもたらすのかどうかは分かりません。
強すぎる武器の為に、かえって争いが起きなくなるのか?
それとも余計に戦争を煽ってしまうのか?
できれば良い未来へ繋がる結果であってほしいものですね。

 

キャラクターと作者の理想の関係 鬼太郎と水木しげる先生

  • 2018.04.02 Monday
  • 14:24

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

JUGEMテーマ:芸術

天才クリエイターはどこが歪んだ人格をしているもの。
そして誰よりも強い我を持ったものだと思います。
周りがこうだからとか、世の中こうだからとか、そういうものに囚われない強引さが必要なんでしょう。
ゲド戦記を作った宮崎吾朗さんは、原作者の方に挨拶に行った時、父である宮崎駿さんとちょっとしたトラブルがあったそうです。
宮崎さんはずっと前からゲド戦記を作りたいと思っていて、でもそれが叶わずにここまで来ました。
なのに息子の吾朗さんがゲド戦記をやることに決まって、とても悔しかったのだとか。
吾朗さん、駿さん、プロデューサーの鈴木敏夫さん。
三人で原作者のお宅へ伺った時、鈴木さんが「彼が監督を務めます」と吾朗さんを紹介している最中、それを押しのけて駿さんが前に出てきたそうです。
そして吾朗さんのことをケチョンケチョンにけなし、「これが私が描いたイメージボードです」と自分の絵を見せたそうです。
この時、鈴木さんは初めて駿さんのことを殴ってやろうかと思ったんだそうですよ。
息子を押しのけ、自分がゲド戦記の監督をやるつもりなのか?
誰もがそう思いますが、駿さんはこう続けたそうです。
私はあなたの作品をやるつもりはない・・・・と。
監督である息子を押しのけ、自分のアピールをしたかと思えば、別に俺は関わる気はないという態度。
この一連の意味不明にも取れる行動は嫉妬からか?それとも息子を失脚させる為か?
多分ですけど、どれでもないんだろうなと思います。
一流のクリエイターって、芸術家としては最高でも、人としてはそうではない場合があります。
おそらくですけど宮崎駿さんは、かつて憧れた作品の原作者を前にして、じっとしていられなかったんじゃないでしょうか。
だからこの一連の行動に意味はないと私は思っています。
理屈じゃない激情というか感性というか、そういうものに突き動かされた故の行動なんじゃないかと。
息子の初監督作品なのに、しかもその原作者に挨拶に行っている時なのに、こういう行動を起こしてしまう。
凡人ならば「何やってんねん!」と批判を食らうでしょうが、そこは天才宮崎駿。
こういった逸話でさえ、彼がいかに天才であるかという裏付けとして捉えられてしまいます。
どこかに歪んだ部分があって、自分でも制御できないほどの我の強さがあって、でもそういったものがなければあれだけの名作を生み出すなんて無理なんだろうと思います。
礼儀正しく丁寧に、常に周りを気遣う人間では、一流のクリエイターに並ぶ仕事は難しいであろうと思います。
むしろ「こっちの方が面白いんだからこっちに変えろ!」とか、「この作品を理解しない奴は何も分かっていない!」みたいな勢いがいるんだと思います。
ダウンタウンの松本さんも、かつては「俺の笑いを理解できない奴はクソだ」みたいなことを言っていましたが、あれって本心なんだと思います。
貶す為に言ってるんじゃなくて、虚勢を張る為に言ってるんでもなくて、自分こそが最高の笑いを提供しているという自覚があったからでしょう。
哲学者の池田晶子先生も仰ってますが、天才は自分の才能を自覚しているんだそうです。
それは根拠のない思い上がりなんかじゃなくて、高いレベルに立っているからこそ、周りが低く見えるから「自分はすごいんだな」と嫌でも自覚するってことなんだと思います。
ただし天才=評価されるという図式にはなりません。
というのも宮崎駿さんは紛うことなき天才ですが、もしも鈴木敏夫さんという名プロデューサーに出会っていなければ、ここまでの成功は治められなかったはずだからです。
自分だけの力じゃないんですよね。
それに天才にも色々種類がいます。
サッカーの天才なら億万長者になれるだろうけど、哲学や文学の天才では難しいと思います。
才能と収入は別と心得よ。
御大、水木しげる先生の幸せの七か条の一つですが、水木先生もまた天才です。
そういえばまた新しい鬼太郎が始まったみたいです。
今回はかなり絵柄が変わっていて、特に猫娘の変貌ぶりがすごいです。
顔だけでなくスタイルそのものが変化しています。
ものすごく足が長くてモデルみたいな感じなんですよ。
こういった変化には賛否両論があるでしょう。
もしも宮崎駿さんなら「ナウシカをこんな風に変えやがって!」と怒るかもしれません。
しかし水木先生はそうではありませんでした。
猫娘に限らず、鬼太郎のキャラクターって年代によって様変わりしているんですよ。
私が昔に見ていた鬼太郎と、そのあとのシリーズではやはり絵柄が違います。
だんだんと萌えの要素が強くなっていったように思います。
ファンの間ではやはり賛否両論あるようですが、当の水木先生はあまり気にしておられない様子。
その理由を端的に書くとこうです。
「私は長い間妖怪にコキ使われていた。でもそのおかげで私の元へお金を運んで来てくれるようになった。
これから先、時代と共に鬼太郎や猫娘がどう変わろうが、お金を運んで来てくれるならそれでいい。」
とあるインタビューでの記事です。
記者が分かりやすく水木先生の言葉を解説してくれていました。
これ、要するに鬼太郎という漫画を連載する上で、土日祝日もなく描き続け、それどころか睡眠時間も奪われるほど鬼太郎たちの為に時間を使ったってことなんでしょう。
けどその頑張りがあったからこそ、鬼太郎は人気作となって水木先生の懐を潤した。
先生は鬼太郎たちに命を与え、その代わりに鬼太郎たちは先生に楽な生活が出来るようにしてあげたんだと思います。
持ちつ持たれつ、まさに作者とキャラクターの理想の関係ではないかと思います。
鬼太郎や猫娘がどのような形に変貌しようとも、この関係さえ変わらないのであれば、水木先生はとやかく言う気はないってことです。
水木先生は実際に戦争を経験して、その時に片腕を無くされています。
それに現地の村人と共に生活し、とても仲良くなって「ここに留まってくれないか」とお願いされたこともあるそうです。
宮崎駿さんは間違いなく天才だけど、実際に戦地で過ごした経験を持つ水木先生の死生観の前には、その天才たるイメージ力も想像の域を出ることはありません。
水木先生ってすごくお金にこだわる人だったそうです。
あと食べることと寝ることが大好きなんだとか。
戦時中にしろ戦後間もない頃にしろ、食料や物資が乏しい中で生きてこられた方なので、お金のありがたみを知っているんだと思います。
また好きな時に食べたり寝たりできることの平和さも知っているんだと思います。
鬼太郎や猫娘は自分が生み出したキャラクターではあるけど、じゃあなんの為に生み出したのか?
きっと生きる為だったんだろうと思います。
「ゲゲゲの女房」でも描かれていますが、水木先生は最初から漫画家として成功したわけじゃありません。
むしろ貧乏な生活をしてこられました。
だから先生も奥さんも辛い時期を乗り越えて、その先での鬼太郎の成功なんですよね。
先生はきっと妖怪を信じていたと思います。
と当時に生きる為に漫画を描いたわけだろうから、本気で妖怪たちを愛しつつ、クリエイター特有の「俺の領域に触れるな!」という感覚がありません。
鬼太郎たちが人気者になって、次の世代の人たちにも愛されて、そして自分の元にお金が入るなら全然構わない。
これって昔からの鬼太郎ファンも、そして新しい鬼太郎ファンも納得する言葉なんじゃないかと思います。
同じ天才であっても、宮崎駿さんは空を見ている人。
水木先生は現実を映し身として異界を見ている人。
そんな印象を持っています。
どちらが上とかどちらが優れているとかじゃありません。
天才って一括りにされがちだけど、人間である以上個性が出ます。
好き嫌いは誰にでもあれど、それを超えて多くの人を納得させる力がある。
そういう人を天才と呼ぶのかもしれませんね。

ゾイドはもっとモルガやウォディックのような機体を!

  • 2018.02.22 Thursday
  • 13:05

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

JUGEMテーマ:メカ系 いろいろ

今でも根強い人気を誇っているゾイド。
私も大好きなんですが、昨今のゾイドを見ていて一つだけ不満があります。
というのも、例えばエース級のパイロットが乗るゾイドはカッコイイのが多いんですよ。
ブレードライガー、ライガーゼロ、ジェノブレイカー、バーサークフューラー。
あと大型ゾイドもカッコイイのが多いです。
セイスモサウルス、ゴジュラスギガ、ゴジュラス・ジ・オーガ。
主役に据えてもなんら遜色ない名機たちです。
時代が進むにつれてカッコイイゾイドがどんどん増えています。
だがしかし!
一般兵が乗るようなゾイドはどうか?
イグアン、モルガ、ゴルドスなど、昔のゾイドには名機がたくさんいます。
ウォディックなんて芸術的なデザインだと思います。
ただの魚じゃん!なんて思ってはいけません。
ただの魚に見せかけて、これほどデザイン性の高いロボットが他にあるでしょうか?
ゾイドって素材を活かすのが上手いんですよ。
恐竜や猛獣は元々かっこいいデザインをしています。
闘牛なんかもそうですね。
けどそれをただロボットにしたって意味がありません。
だったら元々の動物の方がカッコイイじゃんってなるからです。
やっぱり素材を活かすデザインが秀逸なんですよ。
そういう力をトミーは持っているんです。
だったらそれをエース級のゾイドや主力級のゾイドばかりに向けるんじゃなくて、モルガやウォディックのような一般兵が乗るゾイドで素晴らしい機体を考案してほしいです。
モルガって今でも人気です。
とても古いゾイドなのに普通にアニメに登場しますからね。
そりゃあ強さだけでいったらかなり下の方です。
けど足軽的な役割としてはこれ以上の機体はありません。
世代が変わっても普通に使い続けられるゾイドこそ真の名機です。
そしてそういったゾイドを生み出すことが一番難しいんだろうと思います。
特別なことよりも、普遍的なことを生み出す方が難しいのと一緒です。
マッドサンダーが一線から引いても問題ありません。
セイスモサウルスが無敵じゃなくなっても問題ありません。
けどモルガに変わる足軽兵が登場してきたら、これはゾイド界の革命ですよ。
よくよく考えればイモムシをロボットにしようって発想がすごいです。
しかもすごく洗練された完成度の高いデザインをしています。
私が億万長者なら一台欲しいくらいです。
ガンダムでもそうだけど、エース級の機体だけでは世界観は成り立ちません。
周りを埋め尽くす一般兵が乗る機体こそが、世界観を根っこで支えているんですよ。
カノントータスとか今でも面白いゾイドだと思いますし、アイアンコングのちっちゃい版みたいなハンマーロックも大好きです。
そういったゾイドがもっともっと増えれば、さらにゾイドの魅力が増すんじゃないでしょうか。

漫画やゲームに出てくるお馬鹿マッチョは本当は強いはず

  • 2018.02.12 Monday
  • 11:21

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

漫画でもゲームでも筋肉バカはどうして噛ませ犬にされてしまうのか?
筋肉モリモリで見るからに力が強そうで、なおかつ頭が悪い。
そういうキャラってほとんど活躍しません。
主要キャラや美形キャラやには良いところなしに負けてしまいます。
私は昔からこの展開があまり好きではありませんでした。
理由は一つ、「勝てるわけねえじゃん!」です。
パワー馬鹿って実は一番怖いですよ。
まず恐怖を感じないし、それでいて凄まじい腕力を振り回すんですから。
学生時代、喧嘩の強い人ってだいたいそうでした。
細身でスピードのある人も強いけど、それ以上に強いのがパワー馬鹿です。
頭の良いキャラに操られるのは仕方ありません。
頭脳戦になれば弱いわけですから。
だけど戦いだと絶対に強いはずなんですよ。
魔法や不思議な力で倒すっていうならまだ分かります。
どんなにムキムキでも雷と落とされたり呪われたりしたら勝てないですから。
けどパワー馬鹿に肉体だけで勝つというのはちょっと無理があるでしょう。
技を駆使すれば勝てるというものでもありません。
現実の格闘技でもそうですが、無敵と呼ばれたチャンピオンでも階級を上げた途端に通用しなくなります。
パワー馬鹿のキャラってだいたいヘビー級の体格をしています。
そんなのやっぱり肉体だけで挑んだって勝てないんですよ。
しかもそいつが持ち上げられない重い物を、細身のキャラが軽々持ち上げたり。
いやいや・・・・おかしいだろといつも思っています。
何度も言うけど、不思議な力や特殊な設定があるならいいんです。
サイコキネシスで持ち上げるとか、種族が人間じゃないとか。
悪魔だとか鬼だとか超人だとかいうのなら、細身でもパワーがあるのは納得できます。
鉄腕アトムは子供の姿をしていますが、100万馬力のロボットという設定なので重い物を持ち上げられるのも納得いきます。
特殊な力も使わない、特殊な種族でもない、なのに大きなパワーを持っていて、巨大な武器を振り回すことも出来る。
それはなぜか?
答えは一つしかありません。
実は武器が軽いから。
背丈を超える巨大な剣や斧も、実は軽石とかプラスチックで出来ているのかもしれません。
そして攻撃する刃の部分だけ鉄とか。
となると誰でも振り回すことが可能です。
身の丈を超える武器を振り回しても、敵が一撃死することは滅多にありません。(レベル差があるなら別ですが)
ということはやっぱりアレは軽いのではないかと思います。
しかし例え軽くても大きな武器を持つことにメリットはあります。
なぜなら敵をビビらすことが出来るからです。
「こいつとんでもねパワーだ」とか、「あんなモンで殴られたら・・・」とか、敵は確実に怯むでしょう。
事実、動物は体を大きく見せることで威嚇します。
猫の場合でも毛を逆立てて大きく見せようとしますから。
クマが喧嘩の時に立ち上がるのも同じです。
自分の方がデカいんだぞ!って威嚇しているわけです。
モンスターもこれと同じように、大きな物にはビビるでしょう。
だから例え軽くても巨大な武器を持つことに意味はあります。
しかしそれはあくまで見せかけだけであって、やっぱりムキムキマッチョのキャラには勝てないんですよ。
軽い武器なんてパシっと受け止められて、ビンタ一発で吹き飛ばされてしまうでしょう。
まさに蝶野ビンタを喰らう山崎邦正みたいに。
例えお馬鹿キャラであっても、ムキムキマッチョなら強いはずなんです。
噛ませ犬になることが多いけど、実は主要キャラを立ててあげる為にわざと負けていたりして。
ていうか最初はそういう意味だったんだと思います。
細い奴がマッチョを倒す。こいつ強い!ってなりますから。
しかしそれが形骸化した今、お馬鹿マッチョ=噛ませ犬って構図もそろそろ失速するかもしれませんね。

VSゾイド もし時代を超えて名機たちが激突したら

  • 2018.02.05 Monday
  • 12:37

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

機械生命体ゾイド。
数多の機体が惑星Ziにて暴れています。
コンテンツによって強さや性能も変わりますが、もしこいつとこいつが戦ったらというのは考えてしまいます。
出来るなら時代を超えた戦いを見てみたいです。
旧ゾイドを代表する機体を書きます。
まずヘリック共和国から。
ゴジュラス。
コマンドウルフ。
ゴルドス。
ウルトラザウルス。
サラマンダー。
マッドサンダー。
オルディオス。
キングゴジュラス。
ゴジュラスギガ。
○○ライガー系。
続いて帝国(ゼネバス+ガイロス)
デスザウラー。
モルガ。
アイアンコング。
レッドホーン。
レドラー。
ウォディック。
ギルベイダー。
ガンギャラド。
ガンスナイパー。
セイスモサウルス。
○○ザウラー系。
ざっと書くとこんな所です。
他にもたくさんいますよ。
ゴドスとかゲルダーとかグスタフとかステルスバイパーとかディメトロドンとか。
こういった中でこいつとこいつが戦ったらどうなるか?を考えてみたいと思います。
ちなみにバイドゾイドは除きます。(個人的にあれをゾイドとは思っていないので。ゾイドはもっとメカっぽくあってほしいからです。)
戦いのコンセプトは時代を超えた決闘です。
まず第一試合。
マッドサンダーVSセイスモサウルス。
巨体とパワーが売りのトリケラトプス型ゾイド、マッドサンダー。
デスザウラーを圧倒した旧タイプと弱体化した新タイプがいます。
最大の武器はドリルのように回転する二本の角、マグネーザーです。
重装甲のデスザウラーを難なく貫き、直撃すればギルベイダーすら貫通できるという代物です。
それにバリアも持っていて、至近距離からのデスザウラーの荷電粒子砲にも耐えることが出来ます。
対してセイスモサウルスは首と尻尾の長い雷竜型の大型ゾイド。
最大の武器は長遠距離からの狙撃が可能な集光荷電粒子砲。
高い防御力を誇るゴジュラスギガも一撃で仕留める威力です。
また全身に砲門を装備していて、小型ゾイドは近づくことすらできません。
それに格闘性能も高く、これまた小型、中型ゾイドでは相手になりません。
じゃあもしこの二体が時代を超えて戦ったらどうなるか?
おそらく弱体化した新しいマッドサンダーでは負けるでしょう。
理由は単純、近づく前に集光荷電粒子砲で撃ち抜かれるからです。
デスザウラーの荷電粒子砲でさえまともに防げなかった新タイプでは、とてもではないけとセイスモの砲撃は防げません。
接近すれば勝機はあるかもしれませんが、なにせ動きが鈍いので難しいでしょう。
では弱体化していない旧タイプのマッドならどうか?
これは10回戦って7回くらいはマッドが勝つんじゃないかと予想します。
まずセイスモの攻撃がマッドのバリアを抜けるかどうかですが、撃ち抜くことじたいは可能だと思います。
ただし短時間でというのは難しいでしょう。
デスザウラーの荷電粒子砲にまったくビクともしなかったあの強固なバリアは、そう簡単に貫通できるとは思えません。
セイスモの砲撃はデスザウラー以上の威力ですが、それでも難しいと予想します。
またマッドはバリア無しでも高い防御力を誇ります。
バリアを撃ち抜いて弱まった砲撃では、致命傷を与えるのは困難なはず。
あとマッドは地中に潜ることが出来ます。
マグネーザーは掘削機としても活躍するので、地中に潜りつつ接近してしまえば、あとはどうにでもなります。
いくらセイスモの格闘能力が高いとはいえ、接近戦に特化したマッド相手では分が悪いでしょう。
それに的が大きく、なおかつ動きもそこま速くないセイスモは、マグネーザーのかっこうの獲物になってしまいます。
ただそれでもセイスモの砲撃は侮れないので、10回くらい戦えばマッドが遅れをとることもあるでしょう。
勝率は7対3くらいでマッドに軍配が上がると思います。
続いてゴジュラスギガVSジェノブレイカー。
共和国を象徴するゴジュラスの名を冠したティラノサウルス型の大型ゾイド、ゴジュラスギガ。
デススティンガーの群れをあっさりと粉砕する格闘能力、デスザウラーの至近距離からの荷電粒子砲に三発まで耐えるバリア。
あと動きも俊敏です。
戦う時は直立し、走る時は本物のティラノのように水平姿勢になります。
格闘ではデスザウラーですら凌駕し、さらに自分の命と引き換えに撃つ超威力のゾイド核砲を備えています。
接近戦では誰も敵わない為、頭を抱えた帝国にセイスモを生みださせたほどの猛者です。
対してジェノブレイカーはオーガノイドを搭載した帝国の傑作機。
ジェノザウラウーを遥かに上回る性能を持ち、こいつが登場した時代では敵う機体はいないほどです。
それゆえに最強の一角を担うゾイドとされています。
ただしコントロールが難しく、また量産には向かないという欠点もあります。
ただしその戦闘能力はすさまじく、格闘、砲撃、殲滅戦など、ありとあらゆる状況に対応できるマルチな機体でもあります。
こいつ一体で共和国軍の10師団を壊滅できるほどなので、同時代に敵うゾイドはいません。(デススティンガーという怪物を除いて)
空手バカならぬ格闘バカのゴジュラスギガ。
超高性能であらゆる状況で力を発揮するジェノブレイカー。
もし戦ったらどうなるか?
私の予想ではギガの圧勝と思います。
理由は簡単で、ジェノブレ最大の武器である荷電粒子砲がギガには通用しないからです。
デスザウラーの至近距離からの荷電粒子砲に三発耐えるバリアを持っていますから、ジェノブレの火力では貫くことは不可能でしょう。
かといって他の武器ではまったく歯が立たず、格闘を挑むなんて論外です。
あのセイスモですら接近されたらお終いなので、格闘でギガに勝てるのは旧マッドかギルベイダーかキングゴジュラスくらいになってしまいます。
新しいゾイドがどんどん登場していますが、未だに旧ゾイドの怪物たちを超える機体は現れていません。
特にキンゴジュとギルベイダーに関しては、今後も超える者は現れないんじゃないかと思います。
そもそもギガってキンゴジュの技術の一部を流用しているそうなので、格闘のみに特化した劣化版のキンゴジュと考えてもいいでしょう。
オーガノイドを搭載するジェノブレは確かに強いです。
しかしギガ相手には相性が悪いように思います。
次はバーサークフューラーVSジェノブレイカー。
帝国機同士の戦いです。
スペック上は後に開発されたフューラーが勝るようですが、ジェノブレにはオーガノイドが搭載されています。
機体性能を完全に引き出し、なおかつエネルギーが尽きるまで暴れ続けるオーガノイドシステムは脅威です。
互いの最大の武器は荷電粒子砲。
この威力は互角かと思います。
ただしフューラーには二本のバスタークローがあり、こいつでバリアを張ったりマグネーザーのようにして攻撃することも可能です。
対してジェノブレには両肩のハサミがありますし、格闘性能は非常に高いです。
俊敏性のフューラー、パワーと防御力のジェノブレ。こういった戦いになるでしょう。
フューラーは完全野生態ベースなので戦闘力は高いです。
しかしそれでもオーガノイドを搭載したジェノブレの前では分が悪いでしょう。
序盤はスピードを活かして有利に戦えるかもしれませんが、後半になるにつれてジェノブレのパワーに押されるのではないかと予想します。
よって僅差ではありますが、ジェノブレが勝利すると思います。
ちなみにこの戦いはバトルストーリーを基準にしています。
ゾイドはコンテンツによって大きく機体性能が変わる為、強さ比べをする時は基準を設ける必要があります。
もしアニメ版の設定を入れてもいいのなら、デススティンガーを吸収したデスザウラウーが最強でしょう。
まともに戦えるのは、同じく最強と名高いキングゴジュラスのみです。
そしてキングゴジュラスとアニメ版のデスザウラーが戦ったら、惑星Ziの崩壊は待ったなしです。
どっちが勝ってもゾイドの世界は終わりを迎えてしまうでしょう。
こういった強さを議論をする際に気をつけないといけないのは、絶対に個人の好みが出てしまうということです。
公平に書いたつもりでも、どこかで「このゾイドに勝ってほしい!」って気持ちは出るものです。
なので真に公平な戦いを望むなら、パソコンにデータを打ち込み、高度な人工知能にシュミレーションをさせるしかないでしょうね。
こういうのは妄想とロマンで楽しむもの。
もし本当に戦ったらどうなるかは誰にも分かりません。

格闘漫画タフシリーズの最新作 「龍を継ぐ者」

  • 2017.12.19 Tuesday
  • 12:21

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

格闘漫画の「タフ」シリーズの新作が出ています。
タイトルは「龍を継ぐ者」
鬼龍の息子である龍星という青年が主人公です。
鬼龍ってあちこに子供を作っているんですよね。
ガルシアもそうだしジェットもそうだし。
だから他にも子供がいたっておかしくないんですが、主人公の周りにはあと二人も鬼龍の子供が。
あのオッサン、どんだけ種をばら撒いてるんだか・・・・。
一巻から五巻までを読みましたが、結論から言うととても面白いです。
龍星は格闘技の天才で、短期間でめちゃくちゃ上達していきます。
ちなみに師匠は静虎です。
鬼龍の息子ということもあって、弟子以上の愛情をもって育てています。
そして今までのシリーズの主人公だった喜一はというと、なぜか闇落ちしています。
完璧といっていいほどダークサイドに染まっています。
しかも鬼龍を倒して、最強を自負しています。
静虎は「鬼龍が負けるはずがない!」と、信じられない様子でした。
だけど前のシリーズで喜一は尊鷹や日下部覚悟に勝っています。
静虎を無傷で倒し、鬼龍をボコった四天王の師匠である覚悟に勝ったんだから、喜一は文句なしの最強です。
バキみたいに、勇次郎がわざと勝ちを譲ったわけではありません。
本気で戦って最強キャラの覚悟に勝ったんです。
だから今さら鬼龍に勝ったとしても、まったく驚きませんでした。
そりゃ喜一の方が強いだろうと。
四脚で最強の玄脚の持ち主でもあるわけで、鬼龍に勝つのは当然として、負けることはないんじゃないかと・・・・。
以前にもこのブログで書きましたが、強いキャラの弱体化は悲しいです。
例えば勇次郎が内蔵をぶちまけて負けたら嫌でしょう。
ワンパンマンのサイタマが雑魚キャラに金玉蹴り上げられて負けたら嫌でしょう。
実際の勝負なんて一瞬の油断で負けたり、格下に番狂わせで負けたりしますが、漫画ではそういう展開を見たくありません。
初期は勇次郎ほどの最強感と存在感があった鬼龍ですが、正直今はもう・・・・。
一番が喜一、二番が覚悟、三番がタイで幽玄四天王、そして鬼龍は尊鷹とタイで七位くらいの強さといったところではないでしょうか。
静虎はその次の八位くらいかなと思います。
タイトルは「龍を継ぐ者」とありますが、喜一はその龍を超えるモンスターです。
龍と虎と鷹が束になっても勝てない存在なんですよ。
なにせ玄脚は他のすべての脚の能力を持っていますし、格闘センスも喜一がピカイチです。
新シリーズの「龍を継ぐ者」はすごく面白いです。
それは間違いありません。
だけど主人公は明らかに喜一の存在感に食われています。
戦いで気になるのも、龍星ではなく喜一と鬼龍、喜一と静虎の方がドキドキ感が強いです。
例えるなら、史上最強の弟子ケンイチで、弟子の戦いより師匠の戦いの方が迫力があるのと同じです。
存在感も圧倒的に師匠が上です。
「龍を継ぐ者」の続きはすごく気になるんですが、おそらく龍星よりも喜一の方に目がいってしまうでしょう。
やっぱり「タフ」シリーズの主人公は喜一ですよ。
「龍を継ぐ者は」すごく面白いけど、その面白さの牽引役は喜一です。
そういえば逆転裁判4で主人公が変わった時、かなり叩かれていました。
あれってゲームのシステムやストーリーが一番の問題ではなく、みんな成歩堂と真宵ちゃんを待っていたからだと思います。
名編集長の鳥嶋和彦さんも仰っていましたが、漫画はキャラが命だと思います。
ゲームだって同じ主人公で続けてきたシリーズはキャラが命でしょう。
新しいキャラを主人公に据える場合、前作の主人公を超えるほどのインパクトを出すか、もしくはまったく新しい世界を描いて、キャラクターは全て入れ替えの方がいいのかもしれませんね。
映画でも小説でもそうだけど、新シリーズを出すってとても難しいんでしょうね。

カッコいい必殺技のモーション

  • 2017.12.10 Sunday
  • 12:13

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

JUGEMテーマ:特撮

必殺技のモーションって大事です。
人気のある特撮やバトル漫画には、カッコいいモーションの必殺技が登場します。
ウルトラマンのスペシウム光線。
腕を十字にクロスさせてビームを撃つ。
今では当たり前のことだけど、これを考えた人は天才だと思います。
コロンブスの卵じゃないけど、それを見せられるまで、あんなモーションは思いつかないでしょう。
ゴジラの熱線もすごいです。
口からビームや炎を吐く怪獣はたくさんいるけど、その予備動作として背ビレが光るのはなんともインパクトがあります。
ハリウッド版ゴジラ2014では、ムートーに倒されたゴジラが立ち上がる時、ゆっくりと背ビレが光っていきます。
その後に熱線を吐くから、余計にインパクトがありました。
漫画だと「ダイの大冒険」に出て来る魔王ハドラー、彼がベギラゴンを使う時の手の形もカッコいいです。
まずは両手を広げ、その間に炎のうねりが発生します。
モーション的には人修羅のマグマアクシスに似ています。
というよりマグマアクシスがハドラーのベギラゴンに似ているんですけどね。
そして握った拳を前に出し、ピタリと合わせてから、指を開くんです。
例えるならプレデターが口を開いた時みたいな形です。
そこからベギラゴンが放たれるわけです。
るろうに剣心の斎藤一が使う「牙突」の構えもいいですね。
一見すると隙だらけだし、どういう攻撃が来るか分かってしまう構えなんですが、カッコいいものはカッコイイんです。
和月先生があんなことになってしまったのは残念ですが、私は作品と作者は分けて考えるタイプなので、るろうに剣心が好きなのは今でも変わりません。
あと王道だけど、かめはめ波もカッコいいんです。
脇に構えた両手から、エネルギー波を撃ち出すってモーションは、後のバトル漫画に大きな影響を与えています。
現在の多くの必殺モーションっていうのは、昔に流行った必殺技の改編が多いと思います。
エフェクトやCGは派手になってるけど、基本は変わらないんですよ。
必殺技においてカッコいいモーションとは、ド派手なエフェクトやCGじゃありません。
腕をクロスさせるとか、背ビレが光るとか、「今から突くぜ!」って宣言するような牙突の構えとか。
カッコいい動きってすごくシンプルなんですよ。
人修羅のマグマアクシスもロマサガ3のタイガーブレイクも、とてもシンプルな演出です。
分かりやすくて迫力がある。それがいいんです。
シンプルイズベスト。
シンプルで力強さを感じさせるモーションがあるからこそ、必殺技は必殺技に成りえるんだと思います。

漫画「ARMS」の強さの順番

  • 2017.11.30 Thursday
  • 15:05

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

何度かこのブログでも書いたことがありますが、皆川亮二宇先生の「ARMS」って漫画が好きなんですよ。
少年漫画バトルアクションの王道をいく内容なんですが、まったくブレないその王道ぶりは、皆川先生の魅力です。
ある意味これほど少年漫画らしい少年漫画はないかしれません。
小難しい展開はなく、とても分かりやすい話と展開も、少年漫画としては最高です。
それになんといってもアクションを描く画力の高さ。
とくに戦闘シーンの演出は最高です。
さて、少年漫画といえば気になるのが、「誰が一番強いのか?」です。
ARMSにはたくさんの超人たちが出てきます。
超能力部隊、強化人間、サイボーグ部隊などなど。
中にはコウ・カルナギのような、元々が化け物のように強い奴もいたり。
ジェームズ・ホワンなんか素の状態でもめちゃくちゃ強いです。
空間転移に遠隔透視に、挙句の果てにはARMS適正因子まで持ってるって・・・ちょっと反則です。
でもそれに勝ってしまう通りすがりの某サラリーマンはもっと最強ですけど。
あとそのサラリーマンの奥さんも。
この二人がARMSを宿していたら、多分一巻もかからないうちに終わっていたでしょう。
ただそうなると序盤からスーパーサイヤ人3になれるほどの強さなので、やってはいけない反則技です。
史上最強の弟子ケンイチに例えるなら、全て長老が戦うみたいな展開になってしまいますから。
色んな部隊やキャラクターがいる中、やはり最強なのはARMSです。
大きく分けると三つのARMSがいます。
主人公たちが宿しているオリジナルARMS。
キースシリーズが宿しているアドバンストARMS。
そして終盤に出てきたモデュレイテッドARMSです。
それぞれのメリットとデメリットとしてはこうです。
オリジナル:他のどのARMSよりも進化の可能性を秘めている。
ARMSの超再生能力を無効化する「ARMS殺し」を持つ為、対ARMSの戦いでは有利。
自我があるので、宿主が瀕死の状態になると勝手に戦ってくれる。
ただし自我があるせいで、宿主の言うことを聞かず、意に反した戦いを強いられることもある。
未知数な部分が多く、完全なコントロールは至難の業。
アドバンスト:オリジナルよりも戦闘に特化した高度なARMSであり、自我がないのでコントロールが容易。
世界中から特殊な遺伝子を持つ人間を集め、その能力を付加しているので、オリジナルにはない強力な攻撃が可能。
再生能力が半端ではなく、ARMS殺しを使わないと仕留めるのは困難。
ただしオリジナルほどの進化の可能性はない。
その為、能力が通用しなくなると途端に劣勢になる。
モデュレイテッド:量産型のARMS。大量生産が可能なので、兵隊の強化に有効。
ただし完全体になると二度と元に戻れなくなる。
オリジナルやアドバンストほど強力な力は備えていない。
ざっと書くとこんな感じです。
まずモデュレイテッドは最強候補からは除外です。
力はオリジナルやアドバンストに及ばず、完全体になると二度と戻れないっていうのも大きな欠点です。
ホワンだけが例外的に強かったですが(このキャラもモデュレイテッド)、あれはホワン自身が元々強力な力を備えていたからです。
もしホワンがオリジナルかアドバンストを宿していたらと思うと・・・・下手すると通りすがりのサラリーマンでさえ負けていた可能性もあると思います。
なら最強はオリジナルかアドバンストということになります。
オリジナルは全部で四体。
まずはジャバウォック。
どのARMSよりも進化の可能性を秘めていて、作中でもとんでもない速さで進化していました。
またすぐに耐性が出来てしまう為、下手な攻撃はジャバウォックを強化させてしまうだけ。
それに両手の爪にはARMS殺しを宿しており、これで引き裂かれると二度と再生しなくなります。
ていうかこの爪、空間の断裂を引き裂くわ、サラリーマンの手でビームサーベルに変わるわで、作中最強の武器なんじゃないかと思うほどです。
そしてもう一つ忘れてはならないのが「反物質砲」です。
核すら凌ぐその威力は、握りこぶし大の砲弾で世界を崩壊させる威力。
作中ではマッドハッターを倒す時に使われました。
全てのARMSの中で、最も危険な奴といえるでしょう。
次はナイトです。
その名の通り、中世の騎士のような出で立ちをしています。
左腕には盾とブレード、右腕には「ミストルティンの槍」を備えています。
ブレードはARMSの中でも最強の硬度を誇るらしいですが、作中ではポキポキ折られていました。
ナイトは盾と鎧に覆われた重武装なのに、その硬度が役に立たないとなると・・・・なかなか不憫です。
ただしミストルティンの槍は強いです。
キースレッドの超振動ですら凌駕するほどの振動を放ち、さらにはARMS殺しまで備えています。
序盤、あれだけ強かったキースレッドをあっさりと葬ってしまいましたからね。
まあそれもそのはず、ナイトの役目はジャバウォックに対するカウンターですから、それだけ強くないといけません。
弱点はあまり動きが速くないことです。
宿主の隼人からも「お前はちょっと鈍いんだよ!」と言われていました。
次はホワイトラビット。
全ARMS中最速です。
本気を出せば軽くマッハを超え、さらにはかまいたちのような衝撃波で、サイボーグ部隊を切り裂いていました。
速さ以外に目立った特徴はないんですが、その強さはかなりのもの。
なぜならこいつもジャバウォックに対するカウンターとして生まれたからです。
速いってのはそれだけで大きなメリットなので、作中ではかなり活躍していました。
もしかしたらホワイトラビットもARMS殺しを持っていた可能性があるかもしれません。
次にクイーンオブハート。
光り輝くエネルギー体のARMSです。
遠隔透視能力を持ち、そして強力なフィールドを形成することでバリアを張れます。
そのバリアは敵の攻撃をそのまま跳ね返すほと強力ですが、それ以外に攻撃手段を持たないARMSです。
しかしクイーンには他のどのARMSにもない最強の技があります。
それは全てのARMSのプログラムを停止させる技。
クイーンは「審判者」という立場なので、宿主の恵が「滅べ」と念じれば、全てのARMSは機能を停止します。
しかしそんなことをすれば仲間のARMSまで巻き込んでしまうので、作中で使われることはありませんでした。
オリジナルは以上の四体です。
次はアドバンスト。こちらは全部で六体います。
まずはハンプティダンプティ。
このARMSはジャミラそっくりの真っ黒な姿をしています。
なぜなら自身を特殊なフィールドで覆っているから。
クイーンのフィールドが敵の攻撃を跳ね返すのに対し、ハンプティダンプティは敵の攻撃を吸収し、無効化してしまいます。
さらに一度受けたARMSの攻撃は、自分も使えるようになるというチート仕様。
最終的にはクイーン、ホワイトラビットを除くすべてのARMSの攻撃が使えるようになっていました。
(グリフォンの攻撃は不明ですが)
次はマッドハッター。
やたらと長い手足をしていて、髑髏のような恐ろしい形相をしています。
このARMSの目的は破壊です。
その長い腕から、荷電粒子砲というビームを放ちます。
数万度にも達する熱と、何キロも先まで届く射程。
その威力はすさまじく、深い地下室から岩盤を貫いて、地表まで届くほどです。
ただし作中ではあまり良い結果は残せずでした。
というのも対戦相手がジャバウォック、それも二回も。
破壊者としてはジャバウォックの方が上位に位置し、さらには相性も悪かったと思います。
ジャバもマッドハッターも熱を用いた攻撃が得意ですが、そのパワーはジャバの方が上です。
自慢のビームも吸収されて、反物質砲として撃ち返されてしまいました。
タイマンよりも、敵の殲滅や都市の破壊に向いているARMSではないかと思います。
いわば戦略兵器のような役割です。
次はマーチヘア。
このARMSは全身が光学兵器と化しており、自在にレーザーを放ったり、ステルスで姿を消すことが可能です。
さらにはナノマシンを散布することで、リアルな幻影を生み出すことも可能。
その際はあらゆる方角から目標に向けてレーザーを放つことが出来ます。
非常に強力なARMSですが、ナイトの蹴り一発で腕を砕かれていたので、装甲が脆いのが弱点です。
次はチェシャキャット。
人型の多いARMSの中、唯一四足歩行の動物型の姿をしています。
能力はとても強力で、空間に干渉することが出来ます。
そのおかげでどこへでもワープできるし、敵の攻撃を回避することも朝飯前です。
さらには空間に裂け目を作って飛ばすことで、どんな物体でも切断可能な攻撃を繰り出します。
大きな尻尾を振れば、360度へ向けて無数の空間の断裂を飛ばすことも可能。
宿主がグリーンではなくホワンだったら、ほぼ無敵と化したARMSではないかと思うほど強いです。
次はグリフォン。
両腕にブレードを持ち、超振動によってどんなに硬い物でも切断してしまいます。
ていうかグリフォンそのものが超振動兵器であり、例え両腕のブレードを失っても、全身から超音波攻撃を出すことが出来ます。
再生能力は極めて高く、人間状態のままでも、銃で頭を撃たれても瞬く間に再生してしまうほどです。
次はドーマウス。
宿主が完全にARMSに適応できなかった為に欠陥品とされていました。
しかしその戦闘力はなかなかのものです。
両腕から無数の針を飛ばし、刺さった後に爆発します。
おそらくですが、その気になれば全身から針を飛ばすことも出来るでしょう。
ドーマウスの能力を取りこんだハンプティダンプティは、隠れる敵に対してそうしていました。
威力こそは他のARMSの攻撃に劣るかもしれませんが、広範囲への攻撃という意味ならば、一番効率的かもしれません。
キースホワイトからも「欠陥品にしては実戦的な力だ」と言われていました。
以上がアドバンストARMSです。
この中で最強のARMSは誰か?
対ARMSという意味なら、私はクイーンだと思います。
宿主が「滅べ」と念じれば、全てのARMSが消滅するわけですから。
巨大ジャバウォックだろうがハンプティダンプティだろうが、クイーンの審判の前には無力です。
ただし仲間さえも殺してしまう技なので、実用性はとても低く、先に描いたように、宿主の恵は使用しませんでした。
(正確には判断への重圧が大きすぎて、気を失ってしまいました)
なのでどんな敵にも遅れを取らないという意味ならば、ジャバウォックかハンプティダンプティになるでしょう。
ではどちらが強いかとなると、私はジャバだと思います。
戦いの度に進化を続け、さらには反物質砲という核以上の攻撃が可能。
そして空間の断裂や念動力さえも切り裂き、ARMS殺しまで宿した爪。
この力の前ではハンプティダンプティも分が悪いと思います。
なんでも吸収するブラックホールのようなフィールドも、ドーマウスの自爆によってダメージを受けていました。
ということは、あのフィールドには限界があるということです。
ドーマウスの自爆でダメージを受けるなら、とてもじゃないけど反物質砲を無効化できるとは思えません。
ていうか本気になったジャバの爪なら、フィールドごとハンプティダンプティを切り裂いてしまいそうです。
なので一位はジャバウォック。
二位がハンプティダンプティ。
三位はクイーンオブハートかなと思います。
念じればすべてのARMS(自分も含めて)を抹殺可能というのは、やはり強力です。
ただしARMS以外には効かない技なので三位としました。
四位はチェシャキャット。
宿主がグリーン坊やなので、甘さに付け込まれてホワンに負けていましたが、それはグリーンの未熟さえ故。
もしグリーンが歴戦の戦士だったら?宿主がホワンだったら?
ジャバウォックやハンプティダンプティ以外には負けないでしょう。
五位はナイト。
他のARMSに比べてやや不遇な能力ですが、最終的にはビームの槍に進化しました。
グルグル回せばビームシールドみたいになるし、振り回して突進するだけで敵をなぎ倒せます。
そして何よりARMS殺しを持っているので、対ARMSにおいては強いです。
六位はホワイトラビット。
速さ以外に取り柄がありませんが、その速さが半端ではありません。
音速で動き回って戦えるって、かなり強いですよ。
隼人かあのサラリーマンみたいに「水の心」が使えないと、動きを捉えることすら困難です。
それに作中での戦いを見る限り、意外と頑丈なのではないかと思います。
いくら海中とはいえ中性子爆弾の爆発を受けて生きていたし、最終戦ではモデュレイテッドの自爆を受けても致命傷にはなっていませんでした。
スピードを生かして体当たりが武器なので、ナイトの次に頑丈だったりするかもしれません。
となるとやはり強いです。
攻撃は当たらないだろうし、かわせないほどのスピードで突っ込んでくるわけだし。
例えるなら戦車の強度を持った戦闘機が、白兵戦を行うようなものです。
七位はタイでマッドハッターとマーチヘア。
もし両者が戦えば、最初はマーチヘアが圧倒するでしょう。
ナノマシンの散布で幻影を作り、あらゆる方向からレーザーを照射すれば、マッドハッターにかわす術はありません。
空間転移も使えない、ARMS殺しも持っていないのであれば、かわすこともナノマシンの散布を無効化することも不可能ですから。
ただしマッドハッターは追い込まれた時が怖いです。
熱を蓄え、全身が白熱化するほどの高温になります。
こうなればマーチヘアの散布したナノマシンは蒸発するだろうし、近づくことすらできなくなります。
ジャバウォック以上に高温になったマッドハッターに、どこまでレーザーが有効かも疑問です。
それにマーチヘアは防御力が低く、一発でも荷電粒子砲を喰らえばアウト、ていうか掠っただけでもヤバいでしょう。
最終的にはマッドハッターが勝利すると思いますが、自分もメルトダウンを起こして蒸発するだろうから、相討ちになるかと思います。
九位はドーマウス。
地味な印象のあるARMSですが、全身から針を飛ばす「魔弾タスラム」は強いです。
完全体のARMSに致命傷を与えられるかどうかは分かりませんが、連続で食らわせればどうにかなるかも。
ただしドーマウス自身が取り立てて頑丈でもなければ動きが速いわけでもなく、パワーがあるようにも見えません。
敵兵を一掃するとか、隠れた相手をあぶりだすには持ってこいの能力だけど、対ARMSとなるとやや弱いかなと思います。
十位はグリフォン。
デザインだけなら全ARMSの中で一、二を争うほどカッコいいです。
だけど強さとなると・・・・・。
確かに超振動は強い武器だけど、終盤では超振動を使うサイボーグも出てきました。
マーチヘアと同じくレーザーを使う敵も出てきましたが、マーチヘアは幻影+ステルス+多角的なレーザー攻撃が可能なので、サイボーグでは敵いません。
しかしグリフォンは・・・果たして超振動を使うサイボーグ部隊、ネクストに勝る部分があるかと聞かれると・・・・難しいです。
おそらくですけど、ネクストの前ではグリフォンはやられてしまうんじゃないかと思います。
いくらグリフォンに凄まじい再生能力があっても、ネクストから総がかりで攻撃を受けたら、きっと再生が間に合わないでしょう。
超振動を打ち返しても、互いに相殺するだけ。
その隙にネクストの隊長であるヒューイが撃ったレーザーでやられるか、ネクストの完璧なコンビネーションの前に成す術がないか。
残念だけど、グリフォンはARMSの中ではかなり不遇だと思います。
・・・・ちなみにラストの方では、バンダースナッチというジャバウォックの亜種が出てきます。
真っ白なジャバウォックの姿で、冷却系の攻撃を得意としています。
いちおうラスボスの位置づけなんですが、どうもこいつからは強さを感じなかったというか・・・・。
ジャバウォックもそうダメージを受けずに勝っていたようにも思うし。
なのでランキングからは除外しました。
バンダースナッチを語るなら、ジャバウォックがいるからいいかなと。
王道中の王道の少年漫画ARMS。
いい意味で中二病をくすぐる漫画で、今でも大好きです。
どのARMSが最強かは予想するしかありませんが、それを考えるのも楽しみの一つです。
いったい誰が最強なのか?
少年向けのバトルアクションではかなり大事な要素です。
今でも胸を熱くさせてくれるARMSは、きっとこれからも好きなんだろうなと思います。

 

昔の漫画やアニメの印象的なフレーズ

  • 2017.11.29 Wednesday
  • 10:49

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

昔の漫画家やアニメの言語センスってすごいと思います。
テクマクマヤコンテクマクマヤコン。
アッコちゃんが鏡で変身する時の呪文ですが、これっ何語でもありません。
なのになぜか鏡で変身するのにピッタリはイメージです。
元に戻る時のラミパスラミパアスルルルルルもいいですね。
変身より解除に向いていそうなイメージです。
語感が気持ちをアップさせるよりも、クールダウンさせるような響きですから。
ちなみにこの呪文は赤塚不二夫が考えたものではなく、アニメの第一話の脚本家が考案した物のようです。
ケンシロウの「アタタタタタタタ!」と同じく、元々は原作に存在しなかったそうですよ。
後に漫画へと逆輸入されたそうです。
サリーちゃんのマハリクマハリタ、ヤンバラヤンヤンヤンという響きも好きです。
魔法使いっぽい、でもおどろおどろしくない、可愛い響きです。
そしてこちらも原作には登場しなかった言葉だそう。
アニメで使われた言葉なんだそうです。
そして考案したのはあの小林亜星さんです。
亜星さんはサリーちゃんのテーマ曲も創られたそうで、その際に浮かんで来たのが「マハリクマハリタ」なんだそうです。
一度聞いたら忘れられないほどインパクトのある呪文。
おそらく今後、これを超える響きの呪文は現れないでしょう。
あと呪文じゃないですけど、天才バカボンの「これでいいのだ!」も耳に残るフレーズです。
上に挙げたものは、どれも類を見ないほどのインパクトがあります。
そういえば手塚治虫は、漫画についてこんな言葉を残しています。
「絵を描いているというより、特殊な文字で物語を書いている気がする。」
これはつまり、漫画は文学の亜種ということになるのかもしれません。
リアルタッチの劇画は別として、デフォルメの強い絵は、確かに記号にも見えます。
山なりに湾曲した口は不機嫌を表し、ピンと跳ね返った髪の毛の一部はアホ毛と呼ばれ、間抜けなキャラクターを表すのに最適です。
こういったシンプルながらも効果絶大な表現方法は、手塚治虫以前には見られなかったそうです。
そういえばのらくろって、いっつも同じような表情をしていますよね。
そここに「人のパーツのデフォルメ」という特殊な記号を組み合わせると、人だろうが動物だろうが、表情が豊かになるから面白いです。
そう考えると、昔の作家というのは、文学者じゃなくても、優れた言語感覚を持ち合わせていたのかもしれません。
一度聞いたら絶対に忘れないであろうフレーズ。
漫画を一変させた、特殊な文字ともいえるデフォルメの強い絵。
漫画の何もかもが文学から成り立っているとは言いませんが、どこかでその流れを汲み、文学の亜種となっている部分はあるように思います。
漫画やアニメというのは、絵と等しいほどに言葉のセンスが必要な表現媒体なんだと分かります。
抜群の言語センスを持った偉大なクリエイターには、ただ脱帽するばかりです。

 

萌え絵に対する正当な批判と間違った批判

  • 2017.11.18 Saturday
  • 14:20

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

JUGEMテーマ:社会の出来事

絵と一口に言っても、実に様々なものがあります。
水墨画や浮世絵や、西洋なら写実画や印象派や抽象画など。
そして描き手によっても絵は大きく変わります。
多くの人に支持される人もいれば、二ッチだけどコアなファンを持つ人も。
漫画で例えるなら、ドラゴンボールのように多くの人から好かれる絵と、カイジのように好き嫌いがハッキリ分かれる絵があるってことです。
どっちが正解って意味じゃありません。
絵柄や作者のクセによって、受け取る側の反応も変わってくるという意味です。
鳥山明先生は抜群に絵が上手いけど、福本先生の絵の方がインパクトはあります。
一度見たら目に焼き付く絵です。
だからこそ好き嫌いが分かれるんでしょう。
だからやっぱり正解はないんです。どんな絵だって一長一短なんですから。
クセの強い絵ほど、世間からの反応は二分されるものです。
けどクセがそう強くもないのに、どうしてか反応が二分される絵があります。
それは「萌え絵」です。
カイジやバキのようなクセの強さはないはずなのに、好き嫌いが分かれる絵です。
それはどうしてか?
キモいから?オタク臭いから?卑猥なセクシャルを感じるから?
この秘密を解く鍵は、絵そのものではなくて、絵の向こう側にあるような気がします。
当然のことながら、絵は人間が描いています。
高度な人工知能をもってしても、未だ人間のような絵を描くレベルには至っていません。
(いつかAIが描いた絵を見てみたいですが)
絵を見るということは、それを描いたであろう人間を見るということでもあります。
つまり平面の中には現れていない、絵の向こう側を透かしてみるようなものです。
どんな絵であれ、作者の価値観や趣向や性癖や思考や経験が反映されます。
そういったものを統合して個性と呼ぶんですから。
クセの強い絵に対して好き嫌いが分かれるのは、その絵を通して作者を見ているからでもあります。
クセの強い人は面白い人でもあるけど、近寄りがたい人でもあります。
意識しているにせよ、無意識にせよ、絵を見る側の人間は、やはり絵を透かして作者の顔を見ますから。
セクシャリティーが強い絵の場合でも同様です。
例えば峰不二子。
あのぴっちりライダースーツは、胸やお尻や太ももといった、セクシャリティーの強いラインを強調しています。
キャッツアイも同様ですね。
ではそういう絵に対して、萌え絵ほどの拒否反応を起こす人が少ないのはなぜか?
答えは一つで、「分かりやすいから」です。
セクシャルな部分を隠さず、むしろ強調することによって、堂々と見せています。
すると見る側の人間は「ああ、こいつはこういうキャラなんだな」と判別がしやすいわけです。
分かりやすいってことは、作者の意図を汲みやすいってことでもあります。
絵を透かした向こうにいる作者は、峰不二子もキャッツアイも、セクシャリティーの強いキャラとして描こうとしているんだなと、受け手に伝わりやすいわけです。
うる星やつらのラムちゃんも同じですね。
胸もお尻も太ももも強調してて、なおかつ虎模様のビキニで色気を惹きたてています。
峰不二子にしろキャッツアイにしろラムちゃんにしろ、こういった分かりやすいセクシャリティーは「セクシー」と解釈されます。
セクシーは下品とは一線を画すもので、受け手に卑猥なものとしては映りません。
しかしセクシャルな部分に卑猥さが加わった時、それはセクシーから下品に変わってしまいます。
ではどういったものが下品と映るのか?
それは「隠れたセクシャル」です。
堂々と見せるわけでもなく、かといって普通の絵とはどこかが違う・・・・・。
どうしてもこうも不快感を感じてしまうのか・・・・。
『・・・胸、お尻、脇、太もも・・・・。普通っぽい絵のはずなのに、なぜかここだけリアルに描かれている。
それにチークしたみたいに頬が染まっているのはなぜ?
ただ立っている、座っているだけで、どうして頬が赤くなってるのか?
普通の恰好をしているはずなのに、絵の端々から感じるセクシャルな部分はいったいなんなんだろう?
峰不二子ともキャッツアイとも違う・・・・。
セーラームーンのように可愛さを魅せたいというわけでもなさそうだ・・・・。』
普通を装いながら、実はセクシャルな要素が隠されている。
その絵の奥にいる作者を想像すると、普通を装いながら、実は性的な好奇心が強い人間なのではと見られてしまいます。
・・・ここで言えるのは、萌え絵そのものがセクシャリティなものではないということです。
そもそも萌えという概念は、昔からあるものです。
萌えとは可愛い物を愛でること。
成長した桜には美しさを感じますが、土から芽を出したばかりの植物には、可愛らしさを感じます。
大昔から萌えという概念は日本人にはあったわけです。
ただしそこにセクシャルな要素が加わると、アンバランスなものになってしまうということです。
例えば絵本の世界に登場するキャラクターたち。
白雪姫や赤ずきんちゃん。
そういった可愛らしいキャラクターが、作中でパンチラしていたり、胸元を強調していたらどうなるでしょうか?
いや、まだこれだと分かりやすいですね。
パンチラもなし、特に巨乳でもなし。
なのに服からのぞく脇を妙にリアルに描いているとか、パンチラこそしないものの、やたらと太ももを肉感的に描いているとか。
それも屈んだ状態を後ろから見上げるように描き、さも「落とした物を拾っているだけですよ」という仕草の中に、セクシャルな要素が含まれていたら?
パンチラしないギリギリのアングルで、太ももを肉感的に見せて、セクシャリティーを煽る。
およそセクシーとは程遠いキャラクターが、日常起こりうる普通の仕草を装って、アングルや体のラインの工夫により、実は性的なイメージを連想させるものだったら?
この絵を見た人は、絵の向こうにいる作者に対して不快感を抱いたとしても、まったくおかしくありません。
なぜなら巧妙に隠されたエロ、またはあえてパンチラや胸チラを避けながらも、エロを見せようとするその姿勢に、特殊な性癖を感じてしまうからです。
例えば年中下ネタを言うオヤジは嫌われますが、それ以上に嫌われるのは、紳士を装いながらも、所々にエロを見せるオヤジの方がよほど嫌われるのと一緒です。
この人はエロいんだと分かりやすい人なら、こちらも相手に対しての態度を決めることが出来ます。
しかし紳士を装いながらもエロを隠している相手には、どのように距離を取っていいのか判断がつかず、それゆえの不快感や不安が出てくるはずでしょう。
萌え=エロではありません。
しかし世の中には色んな人がいるから、萌え=エロを好む人がいても、おかしくはありません。
ただしそういったアンバランスな組み合わせは、万人受けするものではないということです。
深夜アニメがどうして深夜に放送されるのか?
その理由を考えれば明らかでしょう。
最近では企業や自治体でも「萌え+エロ」を組み合わせたキャラクターを取り入れています。
まだ企業はいいとしても、問題は自治体や公的機関がそれをやることです。
以前、友達と旅行に行った時、サービスエリアに寄りました。
ああいう場所では特産品や観光名所などが載ったパンフレットが置かれています。
そのパンフレットに萌え絵が描かれていました。
まあいいです、世の流行りなんだから、人集めにそういったものを取り入れたいという気持ちは分かります。
けどね、成人しているのかしていないのか分からない容姿の女性キャラが、パンチラしている絵はマズいでしょう。
萌え風のイラストで、ゴルフをしている絵でした。
スウィングの動きでさも自然にスカートが捲れ上がりましたみたいな体でパンチラしているんですが、こんな絵をサービスエリアのパンフレットに載せるのはいかがなものか。
これだけあちこちでこういった絵が広まれば、さすがに多くの人が気づきます。
これは普通を装ったエロなんだと。
エロそのものはアウトだけど、普通を装うことでOKにしているんだと。
自治体や公的機関がこれをやるのはもう・・・・。
その狙いはエロでもって人目を引くという、風俗産業そのものです。
だったら夜という時間に、ちゃんと警察に許可をとってやればいいじゃないですか。
自治体や国がやるってことは、漫画やアニメでやるのとはわけが違うんですから。
明るい時間、老若男女が集まる公の場所で見せる絵とは思えません。
大事なのは線引きです。
青少年育成条例を作った石原基都知事も言っていましたが、なにも漫画やアニメからエロを排除しろと言っているわけではないんです。
ただそういったものを、不特定多数の目につく所から遠ざけただけだと。
私だって好きな漫画やアニメはあって、エロ要素があるものだってありますよ。
でもやっぱりそういうものは、世間様の中を大手を振りながら歩くものじゃないんです。
どうして萌え絵を嫌う人がいるのか?
大してクセも強くない絵なのに、なぜ強い拒否反応を起こす人がいるのか?
理由は萌え絵そのものではなく、絵の向こうにいる作者の二ッチな性癖や、マイナー性癖が見え隠れしてしまうからだと思います。
そういった性癖でも、まだハッキリ見える描き方ならいいんです。そうじゃないから不信感や不快感を抱く人がいるということです。
だから「萌え+エロ」の組み合わせに不快感を示す人がいるのは、当然のことであると思います。
ただし・・・ただしですよ!
子供が見るであろう時間帯を避け、ちゃんと深夜に放送しているアニメにまでイチャモンをつける人は論外だと思います。
「間違って子供が見たらどうする!」なんて親もいるようですが、深夜まで子供がテレビを見るかもしれない状態にしている親の方にこそ問題があります。
もし間違って見てしまったなら、それを注意するのも親の役目でしょう。
アニメを見てしまったことにではなく、深夜にテレビを見ていることに対して。
私が言いたいのはただ一つ。
一線を画すってことだけです。
元々はアングラだったオタク文化。
いつの間にか地表に溢れ、それに対して戸惑いを隠せずに「いい加減にしろ!」といった意見は、とても正当なものだと思います。
しかし自らアングラな世界に足を突っ込み、土足でズカズカと乗り込んで文句をつけるような輩は、間違った批判をしています。
世の中綺麗なものばかりじゃないんですよ。
今現在商業誌で活躍し、多くの人を楽しませている漫画家さんや、アニメーターさんだって、元はエロ出身という人もいます。
別にそこまで思いを馳せて見ろなんて、思い上がったことを言うつもりはありません。
ただアングラな世界があるからこそ、その対比として万人が楽しめるエンタメを作れる構造があるということです。
どんな世界にも二ッチなことや、マイナーなことはあるでしょう。
大衆に支持される王道は、そういった細かい支流によって支えられているのも事実なので、完全に潰してしまっては、後々困ることになるんです。
大きな物だけが全てじゃなく、オタクやマニアだからこそ支えられるものがあって、それを潰さないでほしいんです。
萌え絵に対する批判は、正当なものとそうでないものがあります。
「萌え+エロ」は二ッチな創作物です。
大通りを歩けば非難されても仕方ないし、どうしても歩きたいなら非難覚悟でやるべきです。
だけど大通りを避けた場所で行動するならば、避難を受けるいわれはありません。
萌え絵に対する批判は一様には出来ないと思います。

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