マニアックな異種対決

  • 2016.02.05 Friday
  • 12:20
JUGEMテーマ:日常
見てみたい異種対決。
トラ対ライオン、ゴジラ対ガメラ、ウルトラマン対仮面ライダー。
他にもマイクタイソン対千代の富士とか、ガンダム対ゾイドとか。
どれも興味を惹かれる対決だけど、こういう異種格闘技戦で幽霊が出て来ることって少ないですよね?
この神様とこの神様ならどっちが強いとか、この妖怪とこの悪魔ならどっちが強いとかなら分かるけど、この幽霊とこのゾンビどっちが強いってあまり想像しません。
ということで、ちょっと想像してみたいと思います。
まず第一のカード。
貞子対キョンシー。
画面から這い出る貞子。それをじっと見つめるキョンシー。
貞子はキョンシーに襲いかかるが、キョンシーは動かない。
頭にお札が貼られているから。
貞子はそのお札をぺリっと剥がす。
するとキョンシー、前に突き出した両手で貞子を弾き飛ばす。
貞子、呪いを放って応戦。
でもキョンシーはすでに死んでいるので効かない。
キョンシーは接近して肉弾戦に持ち込む。
貞子、その攻撃を怪力で受け止める。
しかしキョンシーは武術も使える。巧みな技で貞子の怪力をいなし、ジャンピング回転頭突きで画面の向こうへ吹き飛ばす。
貞子、腹を押さえてもんどりうつ。キョンシーは追撃を仕掛けようとするも、テレビの中に入れないので何も出来ない。
貞子、「クソが!」と吐き捨てて井戸に戻る。
結果、ドロー。
第二のカード。
ハンニバル・レクター対ターミネーター。
レクター博士、檻の中からターミネーターを精神分析。
でもロボットなので「鉄クズは去れ」と一喝。
ターミネーター「お前を排除する」と力任せに檻を破壊。
レクター博士、余裕の笑みでターミネーターに質問の嵐。
どこで作られた?何の目的で動いている?君を構成する材質は?その服はどこで手に入れた?ロボットといえども、人の姿なら香水くらい付けたらどうだ?
ターミネーター、次々に繰り出される質問にちょっとだけ思考が鈍る。でもすぐに仕事に取り掛かり、レクター博士を抹殺。
次の瞬間、人工知能に異変が起きる。
レクター博士の質問は、ターミネーターの人工知能を混乱させるように、巧妙に誘導するものだった。
ターミネーター、そのまま溶鉱炉まで突っ走って落下。
結果、ドロー。
最後の試合、第三のカード。
ムエカッチュアの巨星、ジャガッタ・シャーマン対牙狼伝に出てきた古流武術の先輩 。
通りかかった夜叉猿にボコられる。
結果、ドロー。
どれもあまり良い結果になりそうにありませんね。
やっぱり戦いというのは、戦うべき相手とやるのが一番です。
マニアックな異種格闘技戦は興味深いけど、グダグダの泥仕合になるか、凄惨な戦いになるかのどちらかだと思います。

誰もいないはずの廃トンネル 肩を叩かれて絶叫した・・・

  • 2014.10.18 Saturday
  • 20:35
JUGEMテーマ:妄想話
私の家から十キロほど離れた所に、封鎖された古いトンネルがあります。
老朽化に伴い、少し離れた場所に新しいトンネルが出来たから、今は誰も通っていません。
旧トンネルは道路の見通しが悪く、しかも曲がりくねっています。
そのせいでよく事故が起きていて、しかも中はすごく暗いのです。
私も車でしかこのトンネルを通ったことがなく、歩いて通るのは絶対に嫌でした。
それくらいにいわくつきで不気味なトンネルでした。
新しいトンネルはとても広く、中も明るいです。
それに道幅も広くなったおかげで、事故は随分と減りました。
しかしめでたしめでたしとはいきません。
昔のトンネルはまだ残っていて、しかも誰も通らないものだから以前より不気味なんです。
そうなれば血気盛んな若者が、こんなトンネルを放っておくわけがありません。
これは知り合いの体験談なのですが、夏に友達数人とそのトンネルに行ったそうなのです。
まあよくある肝試しというやつねですね。
人数は四人、全員男です。
一人が車を出し、夜の街をこえてそのトンネルまで向かいました。
最初は盛り上がっていた若者たちですが、いざトンネルの前まで来ると、その不気味さに息を飲んだそうです・・・。
入口は老朽化の為にひび割れ、しかも電気が通っていないから中は真っ暗・・・・。
しかもこのトンネルは山の麓にあるので、ビッシリとツタが巻き付いています。
若者たちは息を飲み、誰が最初に行くかを決めました。
そしてしばらく話し合った挙句、空手有段者のSが行くことになりました。
Sはとてもいい体格をしていて、小柄ながら筋肉モリモリです。
しかも腕っぷしも強くて、度胸だってあります。
しかしそんなSですら、このトンネルを通るのは怖かったと後に語っています・・・・。
さて、Sはトンネルの中に向かいます。電灯の代わりにケータイで辺りを照らし、慎重に進んで行きました。
残った仲間は外で見守っています。そして時折声を掛けました。
「なんかあるか?」
「いや・・・暗いだけや。」
「あんま無理すんなよ!危なかったら戻って来てもええぞ!」
「いや、大丈夫や!もうちょっと行ってみるわ!」
本当はすぐにでも引き返したかったSですが、仲間の手前そうはいきませんでした。
みんなから度胸のある奴だと思われているので、その期待に応えたかったのです。
Sは恐怖心を抑えながら、さらに奥まで進んで行きました。
このトンネルはそう長くはありません。Sはすぐ出口に辿り着き、無事に通り抜けられたことにホッとしました。
そしてケータイで仲間に電話を掛けたのです。
「おい、向こうまで出たぞ。次は誰が行くん?」
そう尋ねると、仲間はこう答えました。
「いや、もう終わりにしようと思って・・・・、」
「は?」
「悪いけど戻って来てくれへん?誰も行きたくないねん・・・・。」
「マジで言うてんの?」
「ごめんやけど無理やわ。ここはちょっと怖すぎるやろ・・・・。」
「・・・・分かった。ほな戻るから待っといてくれや。」
Sは電話を切り、暗いトンネルを睨みました。腑抜けな友達に腹を立てますが、文句を言ったって始まりません。
来た道を引き返し、再び暗いトンネルの中へと足を踏み入れます。
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
Sは冷静でした。確かにトンネルは怖いけど、しかし先ほど無事に通り抜けたばかりです。
だから何の危険もないし、誰もいないことは分かっていました。
しかし・・・・Sは無事には出られませんでした。
出口に向かって歩いていると、後ろからポンと肩を叩かれたのです。
この時のSは、一瞬心臓が止まるかと思ったと語っています。
人間というのは恐怖を感じると固まってしまいます。
Sは恐ろしさのあまり身動きが出来ず、首だけ動かして肩を見つめました。するとそこにはハッキリと人の手が置かれていたのです。
「わあああああああああ!!!」
Sは叫び、全力で駆け出しました。そしてトンネルを抜けると、そんなSを見た仲間まで「うお!」と驚きました。
仲間は一目散に逃げ出し、Sを置いたまま車に乗り込みました。
「ちょお待てや!俺も乗せて!」
Sも慌てて車に乗り、そのままトンネルを後にしたのです。
若者たちはしばらく走った後、近所のファミレスに向かいました。
そして店に入るなり、いったい何があったのかとSに尋ねたのです。
「いきなり肩を叩かれたんや!人の手も見えた!」
そう言いながら叩かれた肩を見ると、そこにはクッキリと人の手形が残っていたのです。
「・・・・・・・・・ッ!」
その場にいた全員が凍り付き、恐怖のあまりに黙り込んでいました・・・・。
その日からしばらく、Sは体調が悪かったと語っています。
そして叩かれた肩が妙に重く感じて、仕事も休まざるを得なかったと・・・・・。
それから二週間ほどして手形は消え、肩の重みもなくなったと言っていました。
「もう絶対にあの場所には行かへん・・・・。」
普段強気なSも、この時ばかりは弱気な顔でそう言っていました。
そのトンネルは今でも存在し、不気味な穴を覗かせています。
あの時Sの肩を叩いたのは誰だったのか?今でも謎のままです。
きっと・・・・今年の夏もあのトンネルに行った者がいることでしょう。
そしてまた来年も、再来年も・・・・・・。
・・・・・以上、稲川淳二大好きな私の作り話でした。
信じるかどうかはあなた次第です・・・・・作り話だけど。
あ!ちなみにそのトンネルは本当にありますからね。夜に行くとすごく不気味で、お金をもらったって通る気にはなれません。
ていうか昼間でも不気味ですから・・・・・。
ちょっと季節外れの怪談だけど、信じるかどうかはあなた次第です・・・トンネル以外は作り話だけど。

鬼と悪魔 似て非なる両者の役割

  • 2014.10.17 Friday
  • 17:33
JUGEMテーマ:妄想話
地獄に行くと何がいるのか?
閻魔様?大魔王?それとも見るのも恐ろしい化け物?
様々な神話、または創作物において、地獄を牛耳る存在は変わって来るでしょう。
ギリシャ神話においては、地獄に相当する冥界という場所を治めているのは、閻魔でも魔王でもなく神様です。
地獄の主は所によって変わりますが、その下で働く者は一貫しています。
それは鬼と悪魔です。
鬼と悪魔・・・・。どちらも人々が恐れる恐ろしい化け物ですが、この両者はちょっと性質が違います。
まず鬼というのは、地獄で罪人を苦しめる獄卒です。
最近では鬼灯の冷徹という漫画で、日本の地獄にも詳しい人がいるかもしれません。
鬼は様々なものがいますが、少なくとも地獄にいる鬼たちは閻魔に従事する獄卒です。
罪を犯した罪人を苦しめ、生前の行いを償わさせせる。そしてもう二度とを悪いことをしないように、徹底的に更生させるのです。
これに対して西洋の悪魔というのは、人々を惑わせる悪者です。
悪魔の誘惑に引っかかったが最後、後は地獄に落ちる運命が待っています。
悪魔は魔王に従う悪しき存在ですが、その役割は鬼とは違います。
西洋の地獄とは神様に逆らった堕天使が住まう場所なのです。
だから地獄に巣食う悪魔たちは、神様に愛された人間を恨んでいます。
そして人間を誘惑し、契約を交わし、力を与える代わりにその魂を頂くのです。
悪魔はただ人を苦しめるのが目的であり、地獄から逃がす気もありません。
これはきっと、日本と西洋における宗教観の違いだと思います。
日本の仏教は輪廻転生を信じていますから、死した魂もいつかは現世へ戻ります。
だから悪いことをした人間は、生まれ変わる前に更生させておかないと困りますよね。
でも西洋のキリスト今日には輪廻転生の概念はありません。
死んだらそこでお終い。善人は天国へ行けるけど、悪人は地獄で永遠に苦しむのです。
ならば更生などさせる必要はありませんから、ただ苦しめるだけでいいというわけです。
鬼と悪魔の違いは、根本的に悪であるか、そうでないかの違いです。
鬼とは必ずしも悪い存在とは言い切れません。
鬼の中には鬼神と呼ばれる神様もいて、その名の通りに鬼のように怖くて強い神様のことです。
でも神様は神様ですから、決して人間の敵というわけではないんです。
対して悪魔は根っからの悪者ですから、人間に対しての同情や憐れみなんてこれっぽっちも持ち合わせていません。
ただただ人間が困ることをする。それこそが悪魔です。
人間の世界でも、他人に対して厳しい人は「鬼上司」とか「鬼教官」などと呼ばれますよね。
でも上司も教官も、悪者ってわけじゃないです。
それに対して凶悪な殺人犯に対しては、「あいつは悪魔だ」とか「人間の心を持たない悪魔」などと言われたりします。
鬼というのは、とにかく怖くて厳しい存在。悪魔というのは、冷徹で残忍な存在。きっと無意識にそう思っているんじゃないでしょうか?
鬼と悪魔は似て非なる者。
じゃあもし地獄でK−1ワールドMAXが開催されたら、どっちが勝つんでしょうね?
鬼はきっと筋肉ムキムキのハードパンチャーだと思います。
それに対して悪魔の方は、細身でリーチの長い、あの手この手を使ってくるテクニシャンでしょう。
リングの上で両者は睨み合い、レフェリーの閻魔大王がルールを説明します。
使っていいのはパンチとキック、それに膝蹴り。鬼は金棒禁止、悪魔は呪い禁止です。
ジャッジは公平をきす為に妖怪が一人、浮遊霊が一人、後は宇宙人が一人です。
ちなみに宇宙人の傍には、もしもの時の為にモルダーとスカリーが控えています。
ルールの説明も終わり、いよいよゴングです。
まず開始早々、鬼の剛腕フックが悪魔の顎を打ち抜きます。悪魔はもんどりうってコーナーまで吹き飛ばされ、そのままダウン。
閻魔大王はすぐにカウントを取ろうとしますが、興奮した鬼が倒れた悪魔に殴りかかります。
閻魔大王はすぐに止めに入り、鬼に減点1を言い渡します。
しかし悪魔も負けていません。ダウンしている隙に、禁止されているはずの呪いを唱えたのです。
すると鬼はお腹を押さえて苦しみ出し、今朝食べたトンカツのせいでヤバイことになります。
鬼はグルグル鳴る腹を押さえながら、「あいつ呪い使ってんぞ!」と抗議します。
閻魔大王は悪魔をボディチェックしますが、不審な点は見当たりません。
そして両者を立たせ、「ファイッ!」と試合を再開しました。
悪魔はほくそえみ、得意のローキックでネチネチと攻め立ててきます。そして鋭いボディブローを放ってきました。
さあ、こうなると鬼は大変です。もしこんな場所で今朝食べたトンカツを放出してしまったら、もう二度と仕事場に行けません。
だから腹筋とお尻、両方に力を入れていないといけないのです。
悪魔はここぞとばかりに攻め立てますが、とうとう鬼は切れてしまいました。
悪魔のパンチをかわしながら身体を8の字にゆすり、必殺技のデンプシーロールを放ったのです。
鬼のパンチが嵐のように降り注ぎ、悪魔はもはやダウン寸前です。
これで勝負は決まる!・・・・誰もがそう思った時、予期せぬ出来事が起こりました。
なんとパンチを打つことに集中するあまり、鬼はお尻に力を入れるのを忘れてしまったのです。
ここから先はもう大変!試合会場は異様な悪臭につつまれ、観客は我先にと逃げ出します。
ジャッジの浮遊霊はそのまま昇天し、宇宙人はモルダーとスカリーに連れられてエリア51に帰りました。
もちろん試合は中止、試合はノーコンテストです。
鬼と悪魔の対決、決着ならず!
世紀の対決は予想もしない展開で終わり、残されたのは異臭のする試合会場だけ。
洋の東西を超えた対決・・・・実現しない方がよさそうです。

天使にラブソングを  主演 スティーブン・セガール

  • 2014.10.11 Saturday
  • 16:26
クラブでシンガーを務める女は、ひょんなことからマフィアに追われることになった。
警察は彼女を保護し、マフィアから遠ざける為に修道院に預けた。
まったく神の教えに縁のないシンガーは、修道院という環境に戸惑いを覚える。
そしてまた修道女たちも、外の世界からやって来たシンガーに興味津々だった。
最初はトラブルばかり起こしていたシンガーだったが、やがて修道女たちと心を通わせるようになる。
そして聖歌のコンクールに向けて、皆と一緒に練習に励むのだった。
誰もが一丸となって聖歌の練習に取り組み、シンガーと修道女の間に固い友情が芽生えていく。
シンガーは修道女も悪くないと思い、不器用ながらも神の道を歩み始めていた。
だがしかし・・・・それは政府の用意した罠だった!
実はそのシンガーはある王族の生き残りで、彼女を抹殺する為に政府がマフィアを動かしていたのだ。
平和な修道院に銃を持ったマフィアが押し掛け、皆を人質に取って立てこもる。
誰もが絶体絶命のピンチに立たされ、シンガーは自分の身を差し出して修道女たちを守ろうとした。
マフィアの銃口がシンガーの頭に突き付けられる。シンガーは死を覚悟し、修道女たち泣きながら目を逸らした。
・・・・もう終わりだ、彼女は死ぬ・・・・。誰もがそう思った時、あの最強のコックが現れた!
そのコックは素手でアフリカゾウを倒し、片手でティラノサウルスの尻尾を握り潰し、挙句にはパンチで原子力潜水艦を沈める無敵のコックだった!
そのコックの名はセガール!かつてアメリカ軍最強と呼ばれた海兵隊だった。
セガールは得意の合気道で銃弾を掴み取り、片手を振っただけでマフィアを月まで投げ飛ばした。
政府はセガールを抹殺する為、最近開発したばかりの人型決戦兵器を送り込んできた。
街を火の海に変える決戦兵器、それを合気道で投げ飛ばすセガール、ロスの街は壊滅し、人々は恐怖に戦いた。
しかし人型決戦兵器は倒れない。驚異的なパワーでセガールを圧倒し始めたのだ。
追い詰められるセガール!壊れゆくロスの街・・・・・もうここには希望はないのか・・・。
しかしその時、シンガーと修道女たちが聖歌を歌い始めた。
それはまるで天使のような歌声で、壊れたロスの街に響き渡っていった。
その聖歌を聴いた時、人型決戦兵器は動きを止めた。
初めて触れる人間の暖かい歌声に、脳に仕組まれたICチップが戦いを拒否したのだ。
『オレ・・・モウ・・・・タタカイタクナイ・・・・・。』
人型決戦兵器は政府の命令を拒否し、人間と共に生きることを決意する。
そしてセガールとタッグを組み、政府の黒幕であるモロロン・サンチン長官に戦いを挑むのだった。
セガールの武術が敵を切り裂き、人の心を持った決戦兵器が空母を投げ飛ばす!
そして愛に満ちた聖歌隊の歌声が人々の心に希望を与えていく、この夏話題の問題作!
壮大なスケールで描かれた人々の絆、今世紀最高のSFアクションスペクタクルバイオレンスラブコメディ!
『天使にラブソングを 〜決戦兵器は愛を知る〜』
主演 スティーブン・セガール  監督 クエンティン・タランティーノ
いよいよ日本に上陸!この瞬間を・・・・・見逃すな!

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