ナックルを返さずにパンチを打つ!不合理なようで合理的な江戸時代のパンチ

  • 2018.09.12 Wednesday
  • 14:42

JUGEMテーマ:格闘技全般

もし現代で喧嘩が起きたらどう殴るか?
おそらくボクシングのようにナックルを返して殴るでしょう。
ナックルを返すっていうのは、殴る瞬間に手首をひねるってことです。
そうすると手の甲が上になります。
指の付け根のゴツゴツした部分が相手に当たるわけなのでかなり痛いです。
でも江戸時代の喧嘩はそうではなかったようです。
昔の絵には拳を返さずに殴るような描写があるそうです。
構えもボクシングのような感じじゃなくて、手の甲が相手の方に向く感じです。
しかも拳をかなり高い位置に構えます。
現代だと顔を守るように構えるけど、昔は顔より高い位置に拳を構えていたみたいです。
そしてそのまま殴る!
ナックルを返さずにカナヅチのように打ち下ろしたんじゃないかと言われています。
正直言ってこの殴り方じゃ威力は出ません。
なぜならほとんど腕の力だけで殴ることになるからです。
しかもナックルを返さないから、当たった瞬間に力を込めることも出来ません。
ものすごく不合理です。
でもこれ、わざと不合理にしていたんじゃないかと思います。
例えば世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲは、仲間同士で本気の喧嘩をすることは少ないそうです。
なぜなら本気で戦うとどちらかが大怪我をしたり命を落としたりするからです。
でも喧嘩をまったくしないわけじゃありません。
ならどうするか?
レスリングをするんだそうです。
普段は四足歩行だけど、この時だけは後ろの二本足で立ち上がります。
そしてお互いにとっ組み合うんです。
要するに力比べをしているわけです。
そしてレスリングに負けた方が引き下がります。
こういう喧嘩ならお互いに傷つくことはありません。
爪が鋭いので引っかき傷くらいは出来るかもしれませんが、硬い鱗で覆われているので大怪我はしないでしょう。
本気で相手を傷つけずに勝敗を決める。
なぜなら同族同士で殺し合っても意味がないからです。
江戸時代の喧嘩ってこれと同じだったのかもしれません。
空手やボクシングのような殴り方だと本気で傷つけてしまいます。
それこそたった一発のパンチで死ぬことだってあるんです。
それを避けるためにあえて不合理なパンチの打ち方をしたんじゃないかと思います。
殴るのは殴るけど、本気で痛めつけるほどじゃない。
そして勢いに負けた方が大人しく引き下がると。
そもそも江戸時代は刃物の携帯が許可されていたはずです。
刀は無理だけど、短刀なら誰でも持ってよかったそうですから。
マジでやり合うなら短刀を抜くでしょう。
でもそこから先は殺し合い。喧嘩じゃありません。
お互いが本気で傷つかない喧嘩で治めるには、傷つけない程度のパンチで戦う。
そう考えると、この不合理なパンチも合理的に思えてきます。
時に戦いは避けられないもの。
けど本気で傷つけ合うのはよくありません。
だったら本気で傷つかない方法で戦う。
スポーツの原点がまさにこれです。
オリンピックって元々は代理戦争なんですよ。
今のオリンピックは違うけど、古代のオリンピックは死者や流血のない戦争なんです。
平和な方がいいに決まってるけど、争いはゼロにはならない。
江戸時代の人たちがコモドオオトカゲのレスリング的な意味で不合理な殴り方をしていたなら、それはとても合理的なパンチの打ち方だと思います。

素手の暴漢が相手なら護身術は役に立つのか?

  • 2018.08.19 Sunday
  • 13:07

JUGEMテーマ:格闘技全般

ちょっと前に護身術対刃物の記事を書きました。
私なりの結論は、いかに護身術を身につけても刃物には勝てないです。
では素手対素手ならどうか?
護身術を習っている人が、素手の暴漢に襲われたら撃退できるのか?
護身術で定番なのは金的蹴りです。
それに目突きもありますし、喉を狙う場合もあるようです。
要するに急所を攻撃しろってことです。
他に多いのは手首を捻る関節技です。
胸ぐらを掴まれたらとか、ネクタイを引っ張られたらとか、腕を掴まれたらとか。
クイっと手首を捻る技って実際にかかります。
少林寺拳法や合気道の先生に掛けてもらったことがあるので体験済みです。
あれって本当に抵抗できないんですよ。
無理してると手首とか肘が折れるから、自分から回るしかなくなるんです。
そうして転んだところを取り押さえられてしまいます。
ただ道場の演舞では掛かっても、実際の試合で使う人は見たことがありません。
手首を捻って投げたり押さえ込んだりするのを「立ち関節」というんですが、これってすごく難しいからです。
テレビでもたくさん格闘技の試合をやっていますが、一度でも目撃した人はいるでしょうか?
基本的に相手を投げたり押さえ込んだりする場合は、自分も体ごとぶつかっていきます。
レスリングのタックルですね。
あとは柔道の投げ技も決まることがあります。
柔術のように足に絡みついて倒す戦法も有効です。
しかし手首を捻って投げるシーンはまず見かけません。
互いにプロだから決まりにくいのでしょうか?
では相手が素人ならどうか?
動画サイトにはよくストリートファイトの映像が上がっていますが、ああいった戦いでも立ち関節はまず見かけません。
警察や警備員が暴漢を取り押さえる場合でも、パンチやキックでKOしてからやっています。
あとは体当たりで転ばせたり、レスリングや柔道の技で倒したり。
また急所を狙う攻撃もほとんど見かけません。
金的、目、喉は一撃でも入れば倒せる弱点ですが、そう易々と決まるものではないからです。
急所って本能的に防御するから、正確に当てるのは難しいのです。
例えば目の前に手を持ってこられただけで瞼を閉じるでしょう。防衛本能です。
ボクシング、空手、柔道の選手は間違いなく強いです。
ボクサーに喧嘩を売れば殴り倒されるし、空手家に喧嘩を売れば蹴り飛ばされるし、柔道家に喧嘩を売れば投げ飛ばされます。
他にもプロレス、総合、それになぜか弱いという印象が根付いているテコンドーも実際はものすごく強いです。
韓国では軍隊格闘技に採用されているほどですから。
ちなみに軍用のは実践タイプのITF、オリンピック競技にもなっている蹴り技主体のはWTFという団体です。
スポーツ要素の強いWTFのテコンドーもかなり強く、素人ではまず歯が立たないでしょう。
けど護身術となると・・・その強さは疑問です。
なぜなら強くなるにはハードなトレーニングをこなさないといけないからです。
徹底的に肉体を鍛え、さらに組手やスパーリングのような実戦練習を重ね、試合に出るなどして初めて強くなれます。
相手がこう来たらこう返す!みたいなお約束は実際の戦いでは通用しません。
ボクサーが喧嘩を売ってきたらこうすればいい!みたいな理屈もあるけど、喧嘩だったらボクサーもパンチ以外の攻撃を使います。
膝蹴りしたり頭突きをしたり。
柔道家だって殴ってくるし、テコンドーの選手だって普通にパンチを打ってくるでしょう。
自分にとって都合の良い状況を想定したって、実際の戦いではなんの役にも立たないものです。
かのマイクタイソン曰く「誰でも作戦を持っているものさ、パンチを食らうまでの話だが。そのあとはネズミのように怯えるのさ」
都合の良い戦いは自分の頭の中だけで可能であり、実際の戦いは痛みや恐怖が満載だから、妄想は役に立たないよって意味なんだと思います。
護身術は素手の暴漢が相手だからって勝てるとは限りません。
何もしないより習った方が良いという人もいるだろうけど、生兵法は怪我の元とも言います。
中途半端に強くなることを目指すくらいなら、争いに巻き込まれないように注意する方が大事でしょう。
護身術は意味がないとは言いませんが、習えば強くなるというものでもないと思います。

刃物相手に護身術は役に立つのか?

  • 2018.08.07 Tuesday
  • 11:39

JUGEMテーマ:格闘技全般

相手がこうナイフで襲ってきたら手首をこう捻る!
もしくは靴先で柄の部分を蹴り飛ばす!
世に溢れる様々な護身術では、相手が刃物を持っていても、こうすれば助かるみたいなことが言われています。
色々ある割にけっこう似たようなのが多いんですが、果たして本当に役に立つのか?
ユーチューブのとある動画で、それを実験したものがあります。
オモチャのナイフで斬りかかってくる相手を倒せるか?というものです。
まず最初はよくある護身術のパターンを披露します。
相手の手首を捻り、ナイフを落とさせます。
そして格闘技の技で制圧!
でもこれはファンタジーバージョンと銘打ってあります。
要するに台本ってことです。
相手も本気で襲いかかっていなくて、わざと護身術にかかっているわけです。
そしてその次にリアルバージョンを見せます。
最初と同じようにオモチャのナイフで斬りかかってくるわけですが・・・・もうメッタ刺しです。
ファンタジーバージョンのように、相手は自分の思い通りになんて動いてくれません。
動きも速いし連続で攻撃してくるしで、護身術を使う方は成す術なくやられていました。
オモチャのナイフだから遊びですんでいましたが、もしこれが本物だったと思うと・・・見たくないですね。
人の体って、一箇所を斬られたり刺されたりしただけでも、ものすごくショックを受けるんだそうです。
そうすると体が硬直して、思い通りに動かなくなるそうですよ。
心は戦う気満々でも、肉体が拒絶するということなのでしょう。
それにナイフで斬られれば出血は免れません。
戦いが長引けばどんどん血を失い、勝つどころか命に関わります。
バキの作者の板垣先生が、色んな武術家にインタビューした本があります。
空手や拳法のレジェンド級の達人に話を聞くんですが、誰もがこう言っていました。
素手で刃物に挑むのは無謀だと。
もし私ならなんでもいいから物を持ちますねと。
女物のバッグでもいいから、素手で挑むよりはマシだと。
武術の師範たちも素手じゃ刃物に勝つのは相当難しいと認めていました。
かのブルースリーも、素手で武器に挑むのは良くないと言っていたそうです。
もし相手がナイフを持っているのなら、私は拳銃を持つことを選ぶと言ったそうです。
それに格闘家の山本キッドさんも、喧嘩だったら武器を持ちたいと答えていました。
物騒に聞こえるけど、でも喧嘩って相手が何をしてくるか分かりません。
複数で襲ってくるかもしれないし、ナイフや鉄パイプを持っているかもしれないし。あるいはその両方ということもあるでしょう。
そういう戦いだと、いくら格闘技をやっていようが、素手で挑むのは無謀ってことなんだと思います。
武術の師範もブルースリーもキッドさんも、素手対素手ならまず負けないくらいに強いでしょう。
だけど自分自身が真剣に格闘技をやっているからこそ、素手の限界を知っているんだと思います。
ほんとに強いってことですよね。
相手が刃物を出したなら、逃げるか謝るかして、とにかく命を守るのが先です。
護身術で戦うのは、他に方法がなくて、このままだと殺されるって時に限るでしょう。
何もしないよりはマシですから。
人間が本当の強さを発揮するのは武器を持ってこそ。
他のどんな動物よりも道具の扱いに長けているし、投擲能力にも長けているからです。
弓矢にしろ投げ槍にしろ銃にしろ、射撃が出来るのも人間だけです。
かのマサイ族も槍投げの達人だからこそ猛獣にも負けないわけです。
遠くまで正確に投げられるし、貫通力を高める為に回転まで掛けるそうですよ。
いくら護身術を習おうが、相手が武器を持ってるなら逃げるに限りますね。

シンプルだけどもっとも奥深い武器 棒

  • 2018.07.26 Thursday
  • 14:07

JUGEMテーマ:格闘技全般

数多ある武器の中、もっともシンプルといえば棒じゃないでしょうか。
刃物でも鈍器でもなく、ヌンチャクや鎖鎌のように特殊な武器でもありません。
ただの棒です。
しかし多くの武術で棒は取り入れられています。
棒術という独立した武術もあります。
警察は警棒を持ち、警備員は長い棒を持っていることがあります。
どうしてただの棒なのにここまで重要視されるのか?
どうして多くの武術や組織で取り入れられているのか?
それはシンプルゆえの使いやすさかもしれません。
杖術には「突かば槍、払えば薙刀、持たば太刀」という言葉があります。
杖とは棒のこと(実際には杖術で使う杖の方が短いそうです)

そしてこのシンプルは武器はどんな武器にも成りうるという意味なのでしょう。
刃物や鈍器は用途が決まっています。
刀は斬る為、槍は突く為、薙刀は薙ぐ為です。
もちろん色々な使い方ができますが、第一の目的な決まっています。
だけど棒はそうじゃありません。
こういうのがメインですよって決まっていないんですよね。
だからどんな使い方をしようとも自由。
それに刃物は扱いが危険ですが、棒はそうではありません。
刀や槍だとどう手加減しても傷を負わせてしまいます。
ていうかクリーンヒットしたら死ぬでしょう。
だけど棒の場合は加減がしやすく、軽い傷で取り押さえることも出来れば、命を絶つことも可能です。
それに間違って自分を傷つけることもありません。
また相手に奪われてしまった場合のリスクも低いです。
刀や槍は敵に奪われると自分が殺されるかもしれません。
だけど棒の場合、敵が棒術に長けていなければ致命傷を負わされる可能性は低いでしょう。
刀はかすっただけでも大怪我だけど、棒ならそうはなりませんから。
棒は一番手に入りやすく、扱えるようになれば汎用性も高く、加減も出来れば敵に奪われた際のリスクも少ない。
ある意味一番優れた武器かもしれません。
時代劇を見ていても、奉行所が敵の屋敷に踏み込む時は棒を持っている人が大勢います。
また奉行所の見張りをしている人も棒を持っています。
現代でも警官が長い棒を持って警備に当たっていることがあります。
それくらいに棒って優れた武器だし、棒術って用途の広い武術なんですね。
刀や槍のように、一つのことに特化していないからこそ親しまれる物なんだと思います。
ただ戦国時代の戦では槍の方がいいでしょうね。
現代でも銃剣といって、銃の先に刃物を取り付けた武器があります。
戦場のように命の奪い合いをする場所なら刃物の方が断然強いと思います。
けど日常でそんな事態になることはほとんどありません。
殺し合いでもない限りは、棒の汎用性の高さが一番なのでしょう。
シンプルだけどもっとも奥深い武器なのかもしれませんね。

喧嘩自慢の素人VS格闘家

  • 2018.07.25 Wednesday
  • 16:53

JUGEMテーマ:格闘技全般

格闘技のプロは普通の人よりも強いはずです。
喧嘩自慢の素人がリングの上でボクサーにボコボコにされるパターンは珍しくありません。
けどそれはあくまで格闘技という競技の中での話。
ルール無用のストリートファイトならどうなのか?
漫画バキの中で、御老公がこんなことを言っていました。
「盛り場の喧嘩でプロが素人に不覚を取るのはよくある話」
脱獄した死刑囚にバキが負けたあとのワンシーンです。
格闘技の試合はルールに守られているから、ルール無用の戦いになると不覚を取ることがある。
これは試合性の弊害であると言っていました。
じゃあ現実の世界ではどうなのか?
実は格闘家がやられたパターンはあります。
某総合格闘家が素人のパンチで骨折するという事件がありました。
相手は土建業の人なので力はかなり強いでしょう。
けど格闘技は素人なので、普通なら格闘家が負けるはずがありません。
じゃあどうして負けたのかというと、格闘家の方が抵抗しなかったからです。
素人相手に手を出したら大怪我をさせてしまいます。
だからあえて抵抗しなかったそうです。
暴行した相手は捕まりました。
そしてその格闘家は顔面を骨折。
この場合、怪我を負った格闘家の負けとも言えますが、それは手を出さなかったからです。
もし反撃していればあっさりと勝ったでしょう。
ちなみに格闘家の方も手を出したパターンがあります。
これは昔に読んだ元警察官の本に書いてありました。
著者の同僚に腕っ節の強い刑事がいたそうで、サウナかどこかでプロのキックボクサーと喧嘩になったそうです。
ちなみにその刑事さんも武道を嗜んでいますが、プロではありません。
キックボクサーと刑事の戦い。
決着はどうなったかというと、刑事の圧勝だったそうです。
顔面に思いっきりパンチをめり込ませ、キックボクサーの方は一撃でダウンです。
ただしこの刑事さんは相当な腕っ節の強さで、絡んできたチンピラを一瞬で二人も倒してしまったほどだそうです。
この刑事さんはただプロの資格を持っていないだけで、実力的にはプロに匹敵する武道家だったのでしょう。
完全な素人ではありません。
そもそも刑事だから荒事には慣れているでしょうし。
一つ目は格闘家が手を出さなかったパターン。
二つ目は相手がプロではないというだけで、プロを圧倒する実力者だったパターン。
じゃあ完全な素人がプロを打ち負かしたっていうのは・・・・聞いたことがないです。
調べていけば多少は見つかりましたが、どれも信ぴょう性に欠けるものです。
そもそも名前の通っているプロなら喧嘩なんてしないでしょう。
あの魔裟斗さんも素人に喧嘩を売られた際、絶対に手を出さなかったそうです。
理由は殴れば相手が死んでしまうからです。
それくらいに一流のプロのパンチやキックは威力があるんですよ。
逆の話ならよくあります。
これは有名ですが、ガッツ石松さんは一人で15人を相手にして勝利したそうです。
まとめて全員相手にするのは無理なので、狭い場所へ逃げていき、追いついてきた相手を一人ずつ倒していったそうです。
合計で8人ノックアウトしたのだとか。
そこまでやられたら残った人も戦意喪失してしまうでしょう。
もう一つあります。
とある空手家がチンピラ相手に戦った話が。
先にちょっかいを出してきたのはチンピラ。
しかも鉄アレイで殴りかかってきたそうです。
怒った空手家は反撃、あっさりと二人を倒してしまいました。
そのうちの一人は内蔵が破裂していたとか・・・・。
こんなのどう考えても空手家の正当防衛なのに、民事裁判では負けてしまったそうです。
おい裁判官!格闘家は鉄アレイで殴られても黙ってなきゃいけないのか!
こんなひどい判決はありません。
けど相手も内蔵破裂して大きな手術を受けたそうですから、こういう判決になってしまったそうです。
世知辛い話です。
やはり格闘家の攻撃力はパンパじゃありません。
もし素人が勝つパターンがあるとしたら、格闘家の方がよっぽど油断していたか、ものすごい体格差があるとかそういう時くらいでしょう。
鍛えた格闘家相手に素人では分が悪すぎます。
いくら喧嘩がルール無用とはいえ、それは格闘家も同じこと。
ルールがない戦いでは素人の方が危険に晒されるでしょう。
止めてくれるレフェリーもいなければ、守ってくれるルールもないんですから。
ガッツさんもパンチだけで8人を倒したわけではなく、蹴りも使ったそうです。
喧嘩で素人が勝てるなんて漫画の世界くらい。
基本的に格闘家に勝つのは無理だと思います。

格闘技は誰かと戦ってみるまで本当の強さは分からない

  • 2018.07.17 Tuesday
  • 17:03

JUGEMテーマ:格闘技全般

伝統空手の動画が好きでちょくちょく見てるんですが、この前ちょっとだけアレ?って思うことがありました。
伝統派の異なる流派の先生同士が手合わせをするというものです。
もちろんどちらも達人だし、すごい技を持っています。
そして本気じゃなくてマススパー的な組手をしようということになりました。
お互いに素手なので本気で顔面を殴ることはしません。
蹴りもライトコンタクトな感じです。
その二人の戦いを見て思ったんですが、お互いにすごく遠慮している感じでした。
もちろんマススパーなので本気は出しませんが、そういう意味とは違って、互いに先生だから気を遣っているのかなと思ってしまったんです。
マススパーとはいえあまりに手数が少なかったからです。
ボクシングやキックのマススパーだとけっこうガンガン攻めます。
もちろん当てないようにやるんですが、勢い余って当たることはしょっちゅうです。
そして一発当たったからっていちいち止めたりはしません。
まあそういうこともあるよねって感じで普通に続けます。
だけど先生同士の戦いを見ていると、とても手数が少なく、しかもバチンって顔面に入った時点でちょっと止まっている感じでした。
すいませんとか大丈夫ですかみたいな感じで。
もちろん素手だから心配するのは当然です。
怪我したらマススパーじゃないですから。
だけどやっぱりすごく遠慮していたというか・・・・。
こんなこと書いたら空手をやっている人にすごく怒られるでしょう。
お前が何知ってんだ!って。
私は空手に関して素人ですから。
けどそういうお叱りを覚悟の上で言わせて下さい。
ずっと二人のマススパーを見ていて思ったのが、スパーリングとか組手に慣れていないのかなということです。
片方の先生は明らかに腰が引けていて、もう片方の先生も動きがとても固いというか。
型を披露する時や技を披露する時はすごい動きをするんです。
でもいざ戦いになると・・・・・。
空手にはたくさん流派があって、よく言われるのが伝統派とフルコンタクトとどっちが強いか?ってやつです。
でも私は思うんですが、伝統派がどうとかフルコンがどうとか以前に、実際に痛みを伴う実戦練習をしていなければ絶対に強くならないということです。
私は空手は素人ですが、ボクシングはちょこっとだけ経験があります。
シャドーボクシングの上手い人、ミット打ちの上手い人、サンドバッグで轟音を響かせる人。
そういう人はよくいます。
だけどそれ=強いにはなりません。
実際に顔やボディを殴り合うスパーリングをこなさないと強くならないからです。
もっと言うならここで格闘技に向いているかどうかが分かるんですよ。
痛みや恐怖に負けるならそれ以上は続けない方がいいです。
上達するどころかただ怖さが増して、心も体も傷ついていくだけですから。
かのマイクタイソンも言っていますが、筋トレだけじゃ強くなんかならなくて、殴られる痛みを経験してこそ強くなるんだそうです。
この部分だけは技術や体力だけでどうこう出来ません。
精神的な問題なんですよね、あと慣れです。
下手なシャドーをする人でも、闘争心いっぱいで根性のある人は強いです。
きっと空手も同じだろうと思います。
型を競う競技なら実戦は必要ないけど、戦って勝つ強さを求めるなら実戦練習は必要不可欠なんじゃないでしょうか。
少林寺拳法や合気道を弱いと言う人がたまにいますが、それは実戦練習をしない道場の話であって、組手やスパーリングをしている道場は強いですよ。
あくまで素人の意見なので、あの二人の先生の本当の実力は分かりません。
めちゃくちゃ強いのかもしれないし、そうでないのかもしれないし。
だけどどの格闘技においても、実戦練習をしない限り強くなりません。
強さとは痛みに慣れること。そして恐怖に負けないこと。
本当に強いかどうかは誰かと戦ってみるまで分かりませんね。

人を倒す拳

  • 2018.07.16 Monday
  • 14:18

JUGEMテーマ:格闘技全般

格闘技の経験者が素人に負けることってたまにあります。
ボクシングでも素人がプロを追い詰めたりってごく稀にあります。
私がボクシングジムに通っていた頃、実際にそういう出来事がありました。
八回戦のプロがスパーリング経験がほとんどない練習生に負けたんです。
技術では圧倒的にプロが勝っていたし、体力面もプロが上です。
だけど練習生が勝ちました。
理由は凄まじいほどの猛攻を仕掛けたからです。
喧嘩のようにむちゃくちゃに殴ったわけじゃありませんよ。
ちゃんとボクシングの戦い方をしていました。
ただ打たれても打たれても後ろへ下がらないし、一切攻撃の手を緩めなかったんです。
一発一発を渾身の力で打ちまくっていました。
そんな戦い方だとすぐにスタミナが切れるんですが、そうなる前に決着がついたんです。
八回戦のプロは猛攻に耐えきれずにダウン。
どうにか立ち上がって巻き返そうとするも、相手はここぞとばかりに攻めてきてまたダウン。
トレーナーさんがスパーを止めました。
そのプロの方はとても悔しがっていました。
油断したと言っていたけど後の祭りです。
これが本当の試合ならどうすんだ!ってトレーナーさんから怒られていました。
逆にその練習生はものすごく褒められていました。
なにがなんでも倒してやるって気持ちがすごかったからです。
人を倒すには技術とか腕力だけじゃなくて、絶対に倒すって気持ちがこもっていないといダメなんですね。
たまに元世界チャンピオンのボクサーがテレビに出たりしています。
そして口を揃えて「殺す気じゃないと勝てない」といいます。
以前に竹原さんがある番組で、村田亮太選手の試合についてコメントしていました。
疑惑の判定で負けてしまったあの試合です。
その時、竹原さんはこう言っていました。
僕らの時代は殺す気でやっていたと。
言葉が悪いけど、リングの上は戦争みたいなものだとも。
いくら技術や腕力があったって、それくらいの気持ちがないと勝てないよってことなんでしょう。
練習生が八回戦のプロに勝つなんて普通はありえないんですが、あの時は気持ちだけは練習生の方が勝っていたんでしょう。
もしかしたら殺すくらいの気持ちで殴っていたのかもしれません。
そうするといくら八回戦のプロでも、油断していると負けてしまうんでしょうね。
人を倒す拳っていうのは、なによりも殺気が必要なんだと思いました。
格闘技って人間同士で壊し合いをする世界です。
そんな世界で勝ち続けようと思ったら、ただ強くなりたいとか夢を叶えたいってだけじゃ弱いんでしょうね。
殺してでも勝つ!
そうなる前にもちろんレフェリーやセコンドが止めますが、それはあくまで周りの仕事。
竹原さんの言った通り、選手は殺し合うつもりで戦っているんだと思います。
人を倒す拳、普通の人には打てそうにありませんね。

正々堂々と戦うからカッコイイ

  • 2018.07.01 Sunday
  • 14:34

JUGEMテーマ:格闘技全般

西部劇のガンマンの決闘、カッコイイです。
よく日本の格闘漫画で昔の闘いは殺し合いだったとか、命のやり取りだったとか、古武術系の達人が言ったりします。
今のスポーツ格闘技と違って、剣豪の時代は命懸けでうんぬんと・・・・。
でもそれって日本だけじゃなくてアメリカでも同じなんですよね。
西部劇の闘いって素手か銃のどちらかです。
酒場での闘いは素手でのどつき合いです。
あれがカッコイイんですよ。
正々堂々としてるっていうか、小細工無しなのが好きです。
銃での決闘も最高です。
互いに離れたところに立って、一対一で向き合って、どちらがより早く撃ち抜くかって勝負です。
撃つまではすごい緊張感があります。
そしていざどちらかが抜くと勝負は一瞬です。
これもまた小細工なし。
正々堂々としています。
だけどマニアックな格闘技の漫画だと、武術の達人は意外とせこい手を使ったりします。
油断を誘って技を掛けたりとか、いきなり襲いかかったりとか。
そういうのを見た時、これって武術が関係あるのかなと疑問に思ってしまいます。
どんな手を使っても勝っていいのなら、そもそも武術じゃなくていいじゃんって。
背後から銃で撃ち抜くとか、毒を盛るとか、いくらでもやりようがあります。
奇襲奇策で勝つなら武術をやるメリットなんてないのに。
汚い手も平気で使うし、騙し討ちや不意打ちも平気で使うなら、そんな武術はちっともカッコイイとは思えません。
しかも負けた相手に対して説教まですることすらあります。
「これはスポーツじゃないんだぜ」みたいな。
確かに殺し合いとスポーツは違います。
でも殺しの技術=武術とは限らないので、やっぱり武術の達人が卑怯なことをする理由が分かりません。(護身の場合なら別だけど)
もちろん漫画の話なので難癖を付けるのは野暮ですが。
だけどいかに卑怯な手を平気で使うかを誇るようなキャラクターからは強さを感じません。
それって手の内バレたら終わりじゃんって思うし、なんでもまかり通るならその達人だってとうに殺されてるだろうし。
実際の達人やガンマンがどうであったのかは分かりません。
けど少なくともそういうキャラクターにはヒーローであってほしいと思います。
元々が凶悪犯だとか極悪人っていうキャラクターなら違和感はありません。
ああ、コイツはヒール役なんだなと分かりやすくていいですから。
西部劇でも敵役は汚い手を使ったりします。
けど銃の達人は堂々と戦うものです。
弱いから卑怯な手を使うんであって、本当に強いなら堂々としているでしょう。
命のやり取りだからって、卑劣な手を使わない西部劇のガンマンは最高にカッコイイです。

格闘技の防御

  • 2018.06.14 Thursday
  • 16:29

JUGEMテーマ:格闘技全般

空手では受け技を多く使いますが、ボクシングでは避けることを重視します。
自分が受けきれる攻撃なら、ブロックした方が安全です。
攻撃をかわすってけっこう難しいからです。
がっちりガードしておけば、それだけで容易に攻撃を喰らわなくなるもの。
だけどあまりにパワーのある相手だと、ブロックの効果は薄くなります。
ハードパンチャーはわざとガードさせる為にパンチを打つことすらありますから。
かのマイクタイソンのガードの上からでもパンチを叩きつけています。
自分のパワーなら相手のブロックを崩せることを知っているからです。
タイソンのパンチをまともに受けた相手は、ブロックどころか体勢さえ崩れてしまいます。
そうやって隙が出来たところにパンチを打ち込み、KOを量産しました。
こういう相手には避けるの方が効果的でしょう。
どんなにパワーのある攻撃でも、当たりさえしなければノーダメージですから。
長丁場のボクシングでは、最初はブロックで防ぐことが出来ても、ラウンドを重ねるごとにダメージが蓄積していきます。
もし避け続けることが出来たなら、最終ラウンドに突入しても一切のダメージがありません。
ありませんが、それってまず無理です。
さっきも書いたけど避けるって難しいからです。
攻撃を見てかわすのって不可能に近いので、予測を立てて回避するしかありません。
上手くいけばいいけど、失敗したら大ダメージです。
ダメージの蓄積はあるけど、防げる確立が高いのがブロッキングです。
特に空手では受け技が充実しているので、達人レベルともなれば攻撃は通らないでしょう。
ていうかあれって痛いんですよね。
鍛えられた空手家の腕でバシっと払われると、それだけで戦意喪失するほどです。
悪いと骨折までいくこともあるそうですから。
ボクシングは空手のような受け技はないけど、ダッキングやウィービング、ヘッドスリップなど、避ける技術がたくさんあります。
ギリギリで避けることが出来れば、そのまま反撃してカウンターを取ることも可能です。
攻撃はブロックするのがいいのか?
それとも避けるのがいいのか?
理想を言えば避け続けられるのが一番ですが、現実的にはまず無理なので、やはりブロックする方がいいのかもしれません。
空手家の受け技なら防御しながらダメージを与えることも出来ますからね。
プロボクサーはひょいひょいパンチをかわすけど、普通はあそこまで出来ません。
最初の頃はとにかくガードを上げろと教えられるので、防御の基本はブロックなのかもしれませんね。

一撃必倒の拳

  • 2018.05.20 Sunday
  • 11:20

JUGEMテーマ:格闘技全般

餓狼伝という格闘小説があります。
バキの板垣先生作画で漫画にもなっています。
この板垣先生作画の漫画版では日本拳法の使い手(原作では伝統空手)が出てくるんですが、彼は一撃必倒を理念にしています。
パッと見は金髪の厳つい兄ちゃんなんですが、中身は根っからの武道家。
ですから近代格闘技のようなコンビネーションブローは使わず、一発で倒すことに重きを置いているんです。
「動く時は倒す時」
その言葉通り、一発がとても重いです。
拳を回転させず、縦にしたまま打つ日本拳法の直突きが得意です。
重量級の選手でも一撃でノックアウトする威力です。
初戦は元ボクサーの空手家。
しかし一撃でこれを沈めました。
次はレスリング選手との対決。
相手はとにかくパワーがあり、そしてタフです。
しかしこの時もコンビネーションブローは使いませんでした。
前蹴りで動きを止めてから直突きを打ったんですが、逆にカウンターをもらってしまいます。
一気にピンチに追い込まれるんですが、それでも最後は直突きの一撃でKOしました。
三戦目では古武術の使い手と戦います。
下馬評はほぼ10対0で自分が有利だったんですが、その慢心からか相手の企みに自ら乗ってしまい、膝を折られて負けました。
もしも慢心がなかったとしたら、ほぼ確実に勝っていたでしょう。
コンビネーションを重視する現代の格闘技では、一撃必倒を理念に置いて戦う人は少ないでしょう。
一発で無理なら二発三発と叩き込む。
それもなるべく速く。まるでマシンガンのように。
一撃の重さよりも手数が重視されるということです。
大砲が廃れて機関砲が主流ということですね。
たくさん打った方がヒットする確率が上がるし、その分ダメージを与えられます。
もし判定になっても、積極的に攻めたと評価されて勝てるかもしれないですしね。
けど格闘技好きとしてはやはり一撃必殺は見たいです。
もちろん華麗なコンビネーションもカッコイイですが、一撃KOのインパクトに勝るものはないですから。
「動く時は倒す時」
実際はとてつもなく難しいけど、もし実行できる選手がいたら人気爆発でしょうね。
ワンパンチで全てを終わらせる。
これほどカッコイイ格闘家はいませんよ。

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