道なき道

  • 2020.08.05 Wednesday
  • 12:00

JUGEMテーマ:

憧れて 憧れ続けて

 

永遠に立てない舞台を遠目に見る

 

そこに立つ資格はなんだろう

 

才能は 必要な能力は

 

どこにも道しるべはなく

 

舞台で輝く人たちの結果だけを見ている

 

今日も遠巻きに 眩い憧れを目に映す

夜の夜明け

  • 2020.08.04 Tuesday
  • 11:47

JUGEMテーマ:

夜が夜に見えなくなった

 

光はなくても

 

自由と希望と解放に満ち

 

足元が暗くても

 

星月が程よく空を照らしてくれる

 

日暮れこそ夜明け

 

真っ暗な一日の半分に感謝する

怒ったハチ

  • 2020.08.03 Monday
  • 11:48

JUGEMテーマ:

長く伸びた草地の上

 

二匹の大きなベッコウハチが踊っている

 

興味を引かれて近づくと

 

怒ったのか猛突進してきて

 

しばらく追いかけられる

 

離れた場所から眺めていると

 

楽しそうに 嬉しそうに踊り続けている

 

虫も人と同じく

 

水を差されることは腹立たしいようで

 

邪魔して悪かったと

 

頭を下げて場を後にする

手招き

  • 2020.07.31 Friday
  • 13:43

JUGEMテーマ:

暗い波音の向こう

 

灯台の光がやたらと目立つ

 

あの光を見ている人は他にもいるだろうか

 

とうに日は暮れた

 

セミの声も トンビの声も聴こえない

 

夜に瞬く小さな光は

 

どこかへ誘う妖しい手招きに見えた

少しの後悔

  • 2020.07.30 Thursday
  • 13:39

JUGEMテーマ:

安いお菓子を買う

 

見たこともない新製品で

 

サクサクした食感と

 

中身のチョコレートクリームが美味しい

 

膝の上に食べかすが散らばる

 

口の中には甘味が残り

 

手には空になった袋だけ

 

もう一つ欲しくなる

 

店から出る時 一つどころか三つ握っていた

 

食べ終え 腹の肉を掴み

 

少し後悔する

妄惑

  • 2020.07.29 Wednesday
  • 13:35

JUGEMテーマ:

人のいない場所から物音がする

 

誰もいないはずなのに話し声がする

 

窓に映る何かの影

 

階段を上ってくる正体不明の足音

 

恐怖に固まり 恐怖に負けて確認しにいく

 

誰もいない やはり人などいない

 

安心した瞬間 鏡に映った自分と目が合う

 

まったく違う方向から誰かの気配を感じる

 

しかし誰もいない

 

振り向かない もう気にしない

 

誰もいないのだ

 

ここにいるのは自分だけ

 

部屋の明かりを点ける

 

水を飲み 顔を洗う

 

全ての怪奇現象が治まる

空白

  • 2020.07.28 Tuesday
  • 14:30

JUGEMテーマ:

駅の喧騒は遠い昔のようで

 

まばらに人がいるカフェテラス

 

カラスが何かをつついている広場

 

誰も乗っていないバスが

 

空白の多くなった街を駆けていく

些細

  • 2020.07.27 Monday
  • 13:39

JUGEMテーマ:

爬虫類が目を覚ます

 

鳥が泳ぎ ビルの隙間にミジンコが飛んでいる

 

わけが分からない

 

だから気づく これは夢だと

 

現実に全てこれほど混沌なら

 

人は小さなことで悩んだりしないだろう

 

理路整然とし過ぎると

 

完璧を求めすぎると

 

些細なことさえ大事に映る

 

死神がやってくる時間

  • 2020.07.26 Sunday
  • 13:26

JUGEMテーマ:

明け方と夕方

 

死神がもっとも近くにやって来る時間帯

 

下手にジタバタしていると

 

鎌を掲げて真っ先に飛んでくる

 

僕は知っている

 

心が弱っている時

 

生きる力を無くしている時

 

夜から朝へ 朝から夜へ

 

切り替わるほんの僅かな隙間

 

あの世とこの世が繋がることを

 

だから死神がやってくる

 

ジタバタしちゃいけない

 

目立っちゃいけない

 

苦しくなる時間ほど

 

息を殺して気配を絶つ

 

そうすることで

 

死神の目を欺ける

 

明日へ生き延びられる

ローカル線

  • 2020.07.24 Friday
  • 16:57

JUGEMテーマ:

ローカル線から見える田園

 

誰かが屈んで作業をしている

 

街が近づき 曇天下のビルが重々しい

 

アナウンスが流れる 腰を上げる

 

短い距離でも旅をした気分になる

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