マーシャル・アクター 第十四話 偽りの女神

  • 2014.01.13 Monday
  • 19:07

〜『偽りの女神』〜

「なんという代物だ・・・・・・。」
フレイが呆れた顔で呟いた。
「マリオンの野望を止めることは出来なかったか・・・すまないレイン・・・。」
子供のように駄々をこねて泣く女神に、ククリが憐れみの言葉を発した。
ジョシュは二人の前に立ち、槍を構えて女神を見上げた。
「何言ってんですか。まだマリオンの野望は叶ったわけじゃないですよ。」
強大な力を発して泣き叫ぶ女神を、ジョシュは幼い頃のレインに重ねて見ていた。
「あいつはまだ生きてる。こうやって駄々っ子みたいに泣くのはあいつの癖だ。
そういう時は、いつだって俺が泣きやむまで慰めてやったんだ。
だから今度だって、絶対にあいつを泣きやませてみせますよ。」
ジョシュの言葉に強い意思と覚悟を感じ、フレイは嬉しそうに笑った。
「俺達が寝ている間にえらく成長したな。もう小僧などとは呼べんか。」
「そりゃあそうですよ。マーシャル・スーツの力があったとはいえあのマリオンを一人で打ち破ったんですからね。もう立派な一人前の戦士ですよ。」
ククリも感心した顔でジョシュを褒めた。
「いや、俺だけじゃないっすよ。レイドがいてくれたおかげです。な?」
《正直勝算は低かったが、ジョシュが予想外の奮闘を見せた。
この勝利は彼の力が大きい。私はサポートをしただけだ。》
レイドの言葉にジョシュは苦笑いをして頭を掻いた。
「それってけなしてんのか褒めてんのか分かんねえな。」
《どちらでもない。事実を言っただけだ。》
レイドの言葉にフレイとククリは笑った。
「まだ小僧の呼び名を卒業するのはお預けかもしれんな。」
「ええ、子供っぽいところは変わってませんからね。」
ジョシュはバツがわるそうに二人に振り返った。
「どうせ人格を宿すなら、もっと可愛い女の子にしてくれりゃよかったのに・・・。
こいつは頼りになるけど、ど〜も味気ないんだよなあ。」
《私は闘う為の人格だ。余計な感情はむしろ障害になると判断する。》
「だあ〜か〜らあ〜。そういうのが味気ないって言ってんの。ったくもう。」
二人のやり取りを聞いていたククリが大笑いした。
「いやいや、君達はいいコンビだよ。やはりレイドの人格を宿らせたのは正解だったようだね。」
「なんすかククリさんまで・・・。」
《さすがは私をプログラムをした魔導士。実に的確な意見だ。》
やいのやいのと冗談を言い合う三人を面白そうに眺めるフレイだった、真剣な顔に戻って女神を見上げ、重い口調で言った。
「さて、冗談はそのくらいにしておこうか。
とりあえずはこの化け物をどうやって仕留めるかだな。」
フレイは腰の剣を抜いて女神に向けた。
「待って下さいよ師匠。あの中にはレインがいるんです。何とか助け出さないと!」
するとフレイは顔を怒らせて怒鳴り声を上げた。
「馬鹿者ッ!あんなものが地上に出たらどうなると思う?
その強大な力を以って破壊の限りを尽くすのは目に見えておるわッ!
お前の妹には可哀想だが、なんとしてもあれはここで仕留めねばならん。
でなければ本当にマリオンの望む世界になってしまうッ!」
ジョシュは食ってかかるようにフレイの前に身を乗り出した。
「だからってなんの助けも無しにレインごと倒すなんて俺には出来ませんッ!
見て下さい!あいつは今、俺に助けて欲しくて泣いてるんですよ。」
「やかましいッ!やはり貴様はまだまだ小僧だ!」
必死に訴えるジョシュを、フレイは鬼の形相で睨みつけた。
「いいかッ!我らがここにいるのはマリオンの野望を打ち砕く為だ!
お前のそのマーシャルなんとかというのも、その為にあるものだろうがッ!
お前一人の個人的な感情で世界を滅亡させるわけにはいかんのだ。わきまえい!」
「嫌だッ!いくら師匠でもこれだけは聞き入れられねえ!俺は絶対あいつを助ける!」
「この大馬鹿者が・・・。」
ジョシュの言葉にフレイの顔はますます険しさを増していった。
そしてジョシュに剣を向けて言い放った。
「言葉で分からぬのなら身体で分からせるまでよ!」
ジョシュも槍も向けて応戦の構えをとる。
「やってみせて下さいよ。このマーシャル・スーツを相手に出来るもんならね。」
「ガキが・・・ッ。調子に乗りおのって・・・。」
飛びかかろうとするフレイを、ククリが身体を張って止めた。
「待って下さい!今は身内で争っている場合じゃないでしょう!」
「放せククリ!こういう場面で甘ったれた感情に負ければどういう結果を引き起こすか、そこの馬鹿に教え込まねばならんのだッ!」
睨みつけるフレイに、ジョシュは槍を向けたまま笑った。
「へッ!ご大層なこと言いやがって!人一人助けられないで世界が救えるかよ!
俺は愛する者を見捨ててまで世界を救いたいとは思わねえな!」
「なんだと・・・。」
ジョシュの言葉がフレイの怒りに火に油を注いだ。
肩を震わせながらフレイはククリを押しのけて詰め寄る。
そしてジョシュの首元に剣を当て、静かだが重い口調で言った。
「いいか小僧。ここへ来るまでにどれだけの犠牲があったと思っている?
俺の弟子は全員殺された。ククリの弟子も殺された。
もっと遡れば、お前の父親やククリの家族もその犠牲者と言えるだろう。」
「・・・・・・・。」
フレイの目は一点の濁りもなく澄んでいた。
そしてその瞳は力強く、ジョシュに反論させることを許さなかった。
「それだけじゃない。マリオンが、グリムが、そして奴らに与する者達がいったいどれだけの罪無き命を奪ってきたか・・・。」
フレイの目尻はわずかに濡れていた。
たジョシュは構えていた槍をそっと下ろす。
目尻を濡らすものを悟られまいと、フレイは俯いて呟いた。
「もう・・・終わらせねばならんのだ・・・。
これ以上、何の罪も無い者を死なせることは・・・あってはならんのだ・・・。」
「剣聖・・・。」
後ろで見ていたククリが懐から白布を取り出し、そっとフレイの目の前に持って行った。
「少し血で汚れていますが・・・。」
フレイは手を持ち上げて断り、指でグッと目を拭った。
そしてジョシュに背を向けて泣きじゃくる女神を見つめた。
「感情的になってすまんな・・・。
だが、俺達の背中には無念の内に消えていった多くの魂が圧し掛かっているのだ。
我が弟子の最愛の妹を犠牲にするのは許されぬことだ・・・。
しかしやらねばならん・・・。
この戦いの後、お互い生き残り、俺を憎むのなら・・・その時は俺を殺してもかまわん。」
ジョシュは毒気を抜かれたように突っ立っていた。
フレイの背中が泣いているのを感じ、言いたい言葉がうまく出て来なかった。
師の背中から顔を逸らし、呻くような呟きが出てくる。
「卑怯っすよ・・・そんな言い方・・・卑怯っすよ・・・。」
もはやフレイは言葉を返すつもりはなく、ただ背中を向けて立っていた。
ククリはそんな二人を羨ましく見つめていた。レインを失えば全ての弟子がいなくなってしまうククリにとって、この二人の師弟愛は嫉妬すら覚えるものだった。
しかし感傷に浸っている場合でないことに気付き、二人の間に割って入った。
「剣聖、ジョシュ君。二人の気持ちはどちらも間違ってはいないよ。
大勢に向けられる平等な愛情も、個人に向けられる強い愛情も、どちらも愛であることに変わりはないさ。
だから、ここは僕に任せてもらえないだろうか?」
フレイはまた指で目尻を拭い、普段の顔に戻ってククリを見据えた。
「どうせお前のことだ。何か小細工でも思いついたのだろう?」
皮肉な口調だったが、その目は笑っていた。
「ククリさん・・・。」
ジョシュも青く光る目をククリに向けた。
「師匠の言うことは正しいけど・・・でも俺はやっぱりレインを助けたいです。
何か方法があるなら教えて下さい。その為なら俺、自分の命と引き換えでも・・・。」
「まあまあ、落ち着いて。」
身を乗り出すジョシュの肩に手を当てて、ククリは微笑んだ。
「そういうこと言っちゃダメだってここへ来た時に言ったでしょう。
本当にレインを助けたいなら、君は絶対に生きていなくちゃ、ね?」
諭すように言うククリに、ジョシュは大人しく頷いて顔を俯かせた。
杖の上に両手を置き、ククリは未だに泣きやむ気配のない女神をじっと眺めた。
一旦剣を収めたフレイが、その横に立って同じよに女神に目をやった。
「もったいぶってないでさっさとその小細工を言え。」
ジョシュもククリの横に立ち、いつもの口調で尋ねる。
「そうっすよ。これ以上あいつに泣かれたら耳鳴りがとれなくなっちまう。
いったい何を思いついたのか教えて下さいよ。」
ククリは二人を交互に見てニヤっと笑い、それぞれの肩に手を置いた。
「二人とも、女性経験は豊富かな?」
一瞬何を言っているのか分からず、ジョシュとフレイは顔を見合わせた。
三人の間に沈黙が下りたが、すぐにフレイが口を開いた。
「やはりろくな策ではなさそうだな。」
フレイの冷めた目に、ククリは心外だという風に肩を竦めてみせた。
「そうっすよ。なんでレインを助けるのに女性経験なんか聞くんですか?」
ジョシュの慌てぶりにすぐさま経験が浅いことを見抜いたククリだったが、あえて口には出さずに二人に耳を貸すように言った。
「・・・・・・・・。」
ククリの作戦を聞いた二人の顔は険しいものになっていた。
「やはりろくな策ではないな・・・。」
鼻から大きく息を吐き、呆れた顔でフレイが言い放つ。
「ちょっとククリさん、真剣にやって下さいよ。
これにレインと世界の運命がかかってるですよ。」
二人に責められるも、ククリは余裕の笑みで指を振った。
「物理的な力でもダメ、魔法的な力でもダメ、オーラでも科学でもレインを女神の中から引き離すことは出来ない。なら残る方法はただ一つ。
心理的な方法を用いて、レインが自主的に女神の中から出てくるように仕向けなければならない。」
「また小難しいことを・・・。そんなに上手くいくものか。」
呆れて背中を向けるフレイを無視し、ククリは続きを話した。
「いいかいジョシュ君。レインはマリオンの力で女神像に取り込まれたわけじゃないんだ。
マリオンはあくまできっかけを作ったに過ぎず、レインは自分の意思で女神の中に閉じこもっているんだよ。これは魔導士の勘と、女心を知る男の勘だね。」
誇らしげに語るククリに、ジョシュは「はあ・・・」と呟いて首を傾げた。
「魔導士の勘はともかく、女心を知る男の勘ってのは頼りないなあ・・・。
それにククリさんが言ったことは俺も薄々感じてましたよ。
あいつは何か嫌なことがあるのと、自分の殻に閉じこもる癖がありますからね。」
ククリはパチンと指を鳴らし、杖をジョシュの顔に向けた。
「さすが双子、その通りなんだよ。
いいかい?この作戦の肝心なところは決してレインを怒らしてはならないということだ。あの子の魔導士としての才能はマリオンをも上回るからね。
そんな力を解放して完全に女神と同化した日には・・・。」
「・・・この世の終わりというわけだな・・・。」
背中を向けていたフレイが振り返って言った。
「そうです。だからそうなる前になんとかレインを取り戻さないといけないんです。
そしてもししれが無理な場合は・・・・・レインが女神と同化する前にとどめを刺す。」
「・・・・・・・・。」
沈黙するジョシュの肩に手を置き、ククリは表情を引き締めて言った。
「ジョシュ君・・・。レインを助けたい気持ちは僕も一緒だ。
だから何としてもあの子を女神から取り戻す。
けど、もし無理な時は剣聖の言う通りにしなければどれほど多くの被害が出るか・・・。納得出来ないのは分かるけど・・・その時は受け入れてほしい・・・。」
真っすぐに見つめるククリから顔を逸らし、ジョシュは槍を構えてフレイの横に並んだ。
「失敗した時のことなんて考えたくないですよ。ていうか絶対に助けてみせますから。」
ククリは俯いて苦笑いし、二人の肩に手をかけた。
「さて、それじゃ作戦の役割分担を決めようか。」
ククリは指を三本立て、そのうちの一本を折りながら言った
「まずは女神に力を供給しているあれだ。」
根源の世界と繋がる魔法陣と、そこから女神へと伸びるパイプを指差した。
「あれをどうにかしない限り、あの女神は永遠に力を得ることになる。
そうなればレインを助けるとかいう以前に、あの女神を倒すことが出来ない。」
「そんなものはあのパイプを切断すれば済むことではないのか?」
フレイの言葉に、ククリは強く首を振った。
「そんなことをしたら切断したパイプから無限にエネルギーが溢れてきますよ。
それもコントロール不可能なほど強力なエネルギーです。
そんなことになったら女神が破壊の限りを尽くすのと変わりません。
だから根源の世界と繋がるあの魔法陣をどうにかしないと・・・。」
その言葉を聞くと、ジョシュとフレイは腕を組んで顔を逸らした。
「そういう小難しいことは好かん。ククリ、お前がやれ。」
「そうっすね。やっぱここは本職の魔導士の出番ですよ。」
息の合った二人の言葉に、お手上げのジェスチャーをして苦笑いするククリ。
呆れたような、そして可笑しそうな顔で肩を竦めた。
「まったく・・・よく息の合う師弟ですね。最高のコンビじゃないですか?」
「ぬかせ。誰がこんな小僧と。」
「まったくですよ。
師匠の剣技は尊敬してるけど、人間性を一緒にされるのは勘弁ですね。」
二人は顔を見合わせて睨み合い、武器を構えた。
「小僧、貴様やはり調子に乗っているようだな。ここいらで喝を入れておく必要がある。」
「いいっすよ。さっきの続きをやりましょうか?でも泣いても許してあげませんよ。」
「なにおう・・・。」
身を乗り出すフレイを「まあまあ」と諫め、ククリは肩を竦めて苦笑いをみせる。
「師弟漫才はそのくらいにして。続きを説明しますよ。」
「ふんッ!」と悪態をつき、二人は機嫌が悪そうに背を向け合った。
「では二つ目、女神と闘って注意を引きつける役です。」
二本目の指を折って説明するククリに、フレイがニヤリと笑った。
「よし、それは俺に任せろ。」
そう言って剣に手をかけて女神を見上げた。
「即答ですね。けど相手は神ですよ。
いくら剣聖といえど一人では分が悪いでしょう。
あまり無茶をなさらないように。」
「ふんッ!何を言っておるか。
ここであれを止められなければ、この世界に未来などないだろうが。
無茶もクソもあるものか。」
「・・・確かに。」
ククリは三本目の指を折って、最後の役割をジョシュに説明した。
「さっきも耳打ちした通り、これがこの作戦の鍵だ。
まあこれは女心をよく知る僕が適任なんだけど、双子のジョシュ君なら何の問題も無いだろうね。」
格好をつけて腰に手を当てるククリに、フレイは柄の先で背中を小突いた。
「お前が得意なのは女の尻を追いかけることで、女を振り向かせるのは苦手であろうが。
だいたい小僧以外ではあの娘を説得するのは無理がある。」
ククリは苦笑いをしながら頭を掻いた。
「ははは・・・まあそうなんですけどね・・・。」
コホンと咳払いをしてジョシュに振り向き、真面目な顔で杖を向けた。
「いいかい。レインは今、心を閉ざしている。
その理由ははっきりしているんだけど、ジョシュ君なら分かるよね?」
「・・・はい・・・。」
ここへきて初めてフレイが優しい顔を見せた。
「あの娘が小僧に惚れているのは一目瞭然だ。
本人は気づかれていないと思っているだろうが、近くにいる者なら誰でも分かる。
もちろんお前もな。」
フレイの言葉に、ジョシュは女神を見上げて頷いた。
「はい・・・。でも今までどうしてたらいいのか分からなくて・・・。
俺は俺なりに伝えたいことがあるんですけど、中々タイミングが無かったというか。
それにいざ面と向かうとどう話していいのか分からないし・・・。」
ジョシュは辛そうに俯いた。
フレイは腰に手を当てて泣きじゃくる女神を見つめる。
「兄に惚れるということはさぞ辛かろうな。
あの器量と気風の良さがあれば他にいくらでも男など出来るだろうに。
何を思ってこんなボンクラに惚れたのか・・・憐れなものよ。」
暗にジョシュを責める言葉を投げかけるフレイ。
ジョシュはその言葉の意味を悟り、自分が不甲斐無いせいでレインを苦しませていることを痛感した。
ぽんと肩に手をかけてくるククリを振り返り、情けなさそうに顔を伏せた。
「ジョシュ君もレインもまだまだ若いからね。
自分の気持ちをはっきり言葉に出来ないこともあるさ。
こういうのは誰だって通る道だよ。
けどね、ここまで来たならしっかりレインと向き合わないと。
どういう答えを出すにせよ、君は君の言葉で、自分の気持ちをレインに伝えないといけないよ。例え不格好でも不器用でもいいから。」
二人の優しさに涙を流しそうになりながら、ジョシュは小さく頷いた。
「分かりました。これ以上あいつの気持ちから目を逸らすわけにはいかないですもんね。
ここは兄貴らしく、バシっと腹割って話してきますよ!」
ククリは満足そうに笑い、拳をジョシュの胸に当てた。
「それこそがあの子を偽りの女神から救い出す唯一の方法さ。
大丈夫、ちゃんと君の気持ちが伝われば必ずレインは心を開いてくれるよ。」
「はい!」
肩をぐるんと回し、闘いのオーラを纏わせながらフレイは女神の方に歩いて行く。
「ここまで来て世界の命運を握るのが弟子の色恋沙汰とは・・・。
馬鹿らしいというか何というか、歴史には残せんな。」
ククリはそんなフレイを見て声を殺して笑った。
「素直じゃないよね。あの人こういう家族愛だの兄弟愛だのに弱いから。
あれ、少し泣いてるよきっと。」
「聞こえとるぞー。」
振り返らずに怒りの声を発するフレイ。ククリは慌てて弁明した。
「ははは・・・冗談ですよ冗談・・・。」
冷や汗を拭ってククリはジョシュに向き直った。
「いいかい。レインに語りかけるには君の魂だけを女神の中に入れなきゃならない。
けど君の話じゃレインの中にはマリオンの魂もいるそうじゃないか。
当然邪魔されるだろうけど、女神の中じゃマリオンも思うように力を使えないはずだ。
なんとかマリオンの妨害をかいくぐってレインの精神まで辿り着くんだ、いいね?」
「はい!あんな奴に負けませんよ。
邪魔して来やがったらもう一回ぶっ飛ばしてやります!。」
ククリは笑って頷き、杖をかざして離魂の術を使った。
ジョシュの身体が光り、マーシャル・スーツから魂が抜けていく。
「それじゃあ頼んだよ!」
ククリはジョシュの魂を女神の中へと飛ばした。
青く光る魂が女神の胸の中へと入って行く。
「師匠に偉そうなことを言ったのだ。必ず妹を助け出して来いよ。」
女神は身をよじり、一際大きな泣き声を響かせた。

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