透明水彩はコミック風の絵に向かない?透明水彩とコピックの比較

  • 2015.01.07 Wednesday
  • 11:28
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私は趣味でよく絵を描きます。
描くのが遅いから、あまりブログに載せる機会はありません。
そして描くのはほとんどがコミック風の絵です。
下絵を描いたら、もちろん色を塗ります。
メインで使うのは透明水彩。たま〜にコピックという感じです。
しかし同じように絵をやっている知り合いに、コミック風の絵には透明水彩は向かないと言われました。
どうせ絵具を使うなら、アクリル絵の具の方がいいと勧められました。
確かにアクリル絵具の方が、色はしっかりと出ます。
重ね塗りだってしやすいから、きっと良い絵になるでしょう。
しかし私はどうしても透明水彩が好きなので、この絵具で描き続けています。
そして私自身、確かにコミック風の絵を塗るには、ちょっと色のインパクトは弱いような気がします。
私は重ね塗りが基本なので、あまりぼかしたり滲ませたりはしません。
けど透明水彩というのは、本来はたっぷり水を使って、ぼかしたり滲ませたりというのが基本です。
だからコミック風の絵の様に、しっかりと色を塗って、その上にまた色を重ねるという使い方は、あまり向いてないなあと思う時もあります。
しっかりと色を塗ったはいいものの、後から見ると、やっぱり薄いんですよ。
だからさらに色を重ねるんですが、ここで大きな問題が。
透明水彩は、色を重ね過ぎると汚くなってしまうんです。
透き通るような透明感が売りなのに、それが無くなって色が濁ってくるんです。
混色するのだって、三種類以上も色を混ぜると、やはり透明度は落ちます。
透明水彩は、混ぜずに使うのが一番綺麗なんです。
だからやっぱりコミック風の絵には向かないのかと思ったりもします。
対してコピックという画材は、コミックの絵を塗る為に開発されたものです。
だからコミック風の絵には向いています。
一つ一つの色がしっかり出るし、重ね塗りもへっちゃらです。というより、重ねて塗るのが基本になります。
コピックの場合は、単色で使うと逆に薄っぺらい絵になりがちなんです。
だから幾つもの色を重ねることで、立体感や重厚感が増して、より綺麗に見えます。
それに細かい部分を塗るのにも向いているから、やっぱりコミック風の絵の場合は強いです。
参考までに、それぞれの画材で描いた絵を載せます。


こちらが透明水彩。






そしてこちらがコピックです。



色の出方がまったく違うのが分かるはずです。
確かにコピックの方が、色はバッチリ出ています。それにコミック風の絵とよく合います。
こうして考えると、やはり透明水彩は、コミック風の絵の場合は不利なような気もします。
でもきちんと塗れば、しっかりと色は出るんですよ。
何より広い範囲を塗るのには向いているし、それにとにかくスピーディーに塗ることが出来ます。
コピックはとても便利だけど、意外と繊細な塗り方が要求されるんです。
適当にワシワシと塗ったら、途端にムラが出来てしまうからです。
でも透明水彩の場合は、色が乾く前なら、ワシャワシャと素早く塗っても、あまりムラは目立ちません。
だから早く塗りたい私のような人間には、やっぱり向いているんです。
絵には色々な画材があって、それぞれに特徴があります。また一長一短もあります。
けれどどの画材を選ぶかは、結局本人が決めるしかありません。
コミック風の絵に向いているとは言えないかもしれないけど、私はこれからも透明水彩を使い続けるでしょう。
そしてもちろんコピックや色鉛筆も愛用していきます。色んな画材を使えるのが、絵の楽しみですからね。

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