世界の元素 四つの精霊

  • 2015.09.25 Friday
  • 09:37
JUGEMテーマ:神話・伝承全般
四つの精霊。
それぞれ火、水、土、風を司る、この世の元を構成する精霊がいます。
火はサラマンダー、水はウンディーネ、土はノーム、風はシルフです。
どの精霊もゲームや漫画で登場する事があるので、有名かもしれません。
精霊とは万物に宿る魂のような存在であると共に、世界を構成する大元の元素でもあります。
例えば日本の場合だと、精霊信仰というのはありません。
でもその代わりに八百万の神々といった概念があり、それは他文化における精霊とよく似た役割です。
火の神様なら火の精霊、水の神様なら水の精霊といった具合に、表現する言葉は違えど、役割は似通っていることが多いのです。
それに一神教のキリスト教においても、神様は一人ですが、多くの天使や精霊が存在しています。
力のある天使になると、多神教でも上位の神に匹敵するような存在になります。
だから名前に精霊が付いているかいないのかの違いだけで、多神教の神々も天使も、役割は似ているんです。
精霊信仰というのは、要するに自然信仰のことです。
目に見える自然、身に感じやすい自然といえば、やはり火、水、土、風になるでしょう。
その他にも植物や動物がいますが、これらは具体的過ぎるのでしょう。
精霊信仰の対象となるのは、もっと抽象的な存在です。
だから火や水、それに土や風こそが、世界を構成している元素と位置付けられたのでしょう。
科学が発展した今では、上記のどれもが元素ではないことが分かっています。
火は物質ではないし、風も物質ではありません。このどちらもただの現象です。
それに水と土は元素から構成されているものの、元素が集まって出来ているので、元素と呼ぶことは出来ません。
原始の世界では神様がいて、時代が下って哲学者のタレスが万物の根本を考えだし、科学が進んで元素が見つかりました。
そしてその元素さえも、素粒子というとても小さな粒から構成されているので、元素が世界の元ではありません。
でもこの地球に住んでいる限り、火、水、土、風が世界の要素といっても過言ではない気がします。
人は今でも農業を営み、水と土から恩恵を受けています。
それに風は種子を運び、緑を根付かせてくれるし、火はあらゆるエネルギーの源になります。
電気を作るのだって、火力がメインですからね。
だから私たちの生活を支えると言う意味では、この四つが世界の要素といっても正解だと思います。
それは地球の自然も同じです。この四つの要素こそが、命を育んでいるのですから。
現実には存在しないとしても、そこに精霊を描いてみる。
そうすれば、昔の人たちの目に、この世界がどう映っていたのか感じることが出来るかもしれません。

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