パクリとオマージュの違い

  • 2016.01.27 Wednesday
  • 14:38
JUGEMテーマ:アート・デザイン
他人の作品の引用はどこまで許されるものなのか?
音楽にしろ絵にしろ、「これあの人に似てるなあ」というのがたまにあります。
私の好きなB'zだって、そっくりそのまま別のミュージシャンのフレーズを引用している曲があります。
B'zが売れるキッカケになったバッドコミュニケーションだって、レッドツェッペリンの曲と非常によく似ていますからね。
ただしそれをパクリと捉えるか、それとも遊び心のオマージュと捉えるかは、聴き手による部分が大きいと思います。
それに法的な問題で言えば、引用元の作者が訴訟を起こすかどうかも重要です。
たまにニュースで流れていたりしますよね、「○○が○○の曲を盗用」とか。
元の作者が「これは私の作品の盗作だ!」と訴訟を起こせば、いくらオマージュだと言っても聞いてもらえません。
どんな作品であれ著作権に守られているわけだから、引用元の作者が寛大な心を見せてくれるか、それとも怒りを覚えるかで、オマージュか盗用かは決まります。
仮に引用元の作者が許したとしても、世間が「これパクリだ!」と騒げば、やはりその作品は回収せざるをえないでしょう。
ちなみにB'zは誰からも訴訟を起こされていないし、世間からのバッシングもニュースで取り上げられるほどのものではありません。
引用元の作者の容認と、世間の容認。
この二つがあれば、盗用ではなくオマージュとして扱ってもらえるようです。
もちろんB'zをパクリだと怒る人もいるし、その感情が間違っているとは思いません。
私だって好きな音楽がたくさんあって、もしそれが無断で引用され、自分の曲のように言う人がいれば、きっと腹が立つからです。
ただし世間の容認とは、あくまで「数」です。
反対派よりも許容派の方が多いのであれば、それは世間から容認してもらえたということになります。
もちろん引用元の作者が許容してくれればの話ですが。
漫画の場合でも、他の作品からの引用はありますね。
孤高の漫画家である漫画太郎先生は、堂々と他の作品のオマージュを創ります。
中には引用元の作者から怒られた例もあるようだけど、ほとんどの場合は許容してもらっているようです。
それに世間も漫画太郎先生のオマージュには理解があると思います。
だって・・・・先生の漫画はとにかく面白いから。たった一コマで笑わせるほどの破壊力があるから。
中途半端なことはせず、「これやっていいのか・・・?」と読んでいる方が躊躇いを覚えることすらあります。
これってある意味凄まじい覚悟です。
そして漫画自体が面白いから、世間の許容が得られるのでしょう。
だけど漫画太郎先生以外の漫画家が、他の漫画家の作品を引用したらどうなるか?
きっと叩かれてしまうでしょうね。
漫画太郎先生だから許してもらえる。
彼にはそれだけの覚悟と実力があるからで、何よりも多くの人に愛されているからだと思います。
先ほども書いた通り、世間が許容してくれるのであれば、それはパクリにはなりません。
もちろん引用元の作者の寛容があればこそですが、でもやはり多くの人に愛され、理解されていないと、他作品からの引用はリスクが高いようです。
面白ければ何でもいいというわけじゃないけど、でも面白かったりカッコ良かったりすれば、世間の理解も得られるでしょう。
パクリとオマージュの違い。それは本人の覚悟と実力による所が大きいかもしれません。
オマージュとして認められるなら、他作品の引用は許されるということなのでしょうね。

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