不思議探偵誌〜探偵の熱い夏〜 第十一話 霊能力探偵、現る!

  • 2016.07.17 Sunday
  • 14:06

JUGEMテーマ:自作小説

八月が終わり、今日から九月。
月を跨いだからといって、特に何かが変わるわけでもない。
相変わらず暑さは厳しいし、セミの声はうるさい。
依頼は大したのは来ないし、あまりに暑くてエロ本を読む気力さえ失せる。
しかし九月になったことで、一つだけ変化が訪れる。
留学に行っていた由香里君が、今日帰って来るのだ。
だから俺は空港まで彼女を迎えに来ていた。
しかし中には入れない。
なぜなら犬がいるからだ。
「別にお前は来なくてもよかったのに。」
我が事務所の新しいエージェント、犬。
こいつが事務所へ来て、今日で三日になる。
柴と何とかレトリバーが混ざったような雑種だが、頭はそこそこいい。
お座りもお手もするし、伏せもお回りもする。
それに頼んでもないのにチンチンまでやってみせた。
賢いことは間違いない。しかしそれでも問題はあった。
俺がエロ本を読んでいると、必ずと言っていいほど隣に来るのだ。
真剣な目で見つめ、早く捲れとばかりに引っ掻いてくる。
こいつは犬のはずだが、どうして人間のエロ本に興味があるのか・・・・・?
まったくもって意味不明な犬だが、まあそれはいい。
一番の問題は、俺がどこへ行く時にもついて来るということだ。
本屋だろうがコンビニだろうが、それに便所だろうが空港だろうが、いくら怒ってもついて来る。
今もハッハッハと舌を出しながら、俺の隣に座っていた。
このクソ暑いのに、どうしてわざわざついて来るのか?
おかげで空港内に入れないではないか。
「ほんとにお前はストーカー気質だな。犬の世界に警察があったら捕まってるぞ。」
「ウォン!」
「尻尾を振るな、褒めてるんじゃない。」
犬はあっけらかんとした顔で、せっせと尻尾を振っている。
俺は肩を竦め、空港から吐き出されてくる人たちを眺めた。
時刻は午前10時半。もうすぐ由香里君が出て来るはずだ。
「一ケ月ぶりだな。少しカッコつけて出迎えてやるか。」
いつもはズボンの外に出ているシャツをインする。
ボタンも一番上まで留め、ボサボサの髪も力任せに撫でつける。
そして役者のように顔を作り、出てきたら「やあ」とニヒルな笑顔を見せるつもりだった。
だったが・・・・由香里君は現れない。
「変だな・・・・10時半には着くって言ってたのに。」
腕時計を見ると、11時を過ぎている。
いったいどうしたのかと思っていると、ポケットのスマホが鳴った。
「由香里君からだ。」
「もしもし?」と出ると、『ああ、久能さん』と返ってきた。
『すいません、帰るのが遅れそうです。』
「遅れる?何かあったのかい?」
『こっちの天候が悪くて、便が遅れそうなんですよ。』
「ああ、そうだったのか。大丈夫なのか?」
『けっこう荒れてるみたいです。帰国するのは明日になりそうで。』
「そうか。いや、それならいいんだ。全然由香里君が出て来ないから、どうしたのかなと思ってね。」
そう言うと、『もしかして迎えに来てくれてたんですか?』と驚いた。
「ああ、今空港の前にいるよ。」
『そうだったんだ・・・・。ごめんなさい、だったらもっと早く連絡してればよかったですね。』
「いやいや、いいんだよ。天候が悪くちゃ仕方ない。明日また来るさ。」
そう答えると『久能さん・・・』と小さな声が返ってきた。
「どうした?」
『ふふふ。』
「何がおかしいんだい?」
『いえ、別に。』
「なんだよ?誰かにお尻でも触られてるのか?」
『違います!』
「冗談さ。」
『その・・・ちょっと嬉しいなと思って。』
「ん?」
『だってわざわざ迎えに来てくれるなんて。』
「そりゃ君はウチの助手だもの。迎えにくらい行くさ。」
『ふふふ、わざとカッコつけた口調になってますよ。』
「これが本当の俺さ。もし明日も帰れなかったら、オーストラリアまで迎えに行こうか?」
キザったらしく冗談を言うと、少し間があった。
「由香里君?」
『・・・・・・・・。』
「どうした?」
『いえ、別に・・・・・、』
「どうした?そんな風に口ごもるなんて、君らしくないぞ。
やっぱり誰かにお尻を触られてるんじゃ・・・・・、」
『だから違います!』
「冗談、本気で怒らないでくれ。」
電話を離し、キーンとする耳を押さえた。
「まあとにかく・・・明日また来るよ。」
怒っているであろう由香里君の顔を思い浮かべ、肩を竦める。
すると『ねえ久能さん』と呟いた。
『もし明日も帰らなかったどうします?』
「ん?」
『明日も明後日も、その次の日も私が帰らなかった・・・・その時はどうしますか?』
唐突なことを尋ねられて、「そうだなあ・・・」と考える。
「その時は迎えに行くさ。」
『ホントですか?』
「だって君がいないと事務所が回らないもの。俺はサボってばっかだし。」
『それ所長のセリフじゃないですよ。』
「でも事実さ。君がいなけりゃ回らない。だから迎えに行くさ。」
『・・・じゃあ、もし私がいなくても回るなら、その時はどうします?』
「どうしますって・・・・、」
『久能さんだけで上手くいくなら、私はいらないってことですよね?』
「いや、実際困るわけで・・・・、」
『もしもの話です。もしそうだったら・・・・迎えに来てくれないってことですか?』
由香里君の声のトーンが、いつもとは違う。
普段はもっとハキハキ喋るのに、今は言いにくいことを口ごもっているような感じだ。
俺は「どうした?」と尋ねる。
「そっちで何かあったか?」
『いえ、そういうわけじゃないんです。留学は楽しかったし、来てよかったなって思ってます。』
「ならどうして・・・・、」
『別に・・・・何となくです。』
「そうか、何となくか。」
俺は頷き、笑いながら答えた。
「行くさ。」
『え?』
「もちろん迎えに行くよ。もし俺だけで上手くいくとしても、やっぱり由香里君にはいてほしい。
じゃないとしっくり来なくてさ。」
『久能さん・・・・。』
「たった一ケ月なのに、君がいるのといないのとじゃ大違いだ。
事務所にいても喋る相手がいないし、エロ本を読んでても誰も怒ってくれない。」
『やっぱりそういうものを読んでたんですね。』
由香里君の声に怒りが宿る。きっと電話の向こうで目を吊り上げているだろう。
俺は「誰もツッコんでくれないってのは、寂しいもんさ」と答えた。
「だから明日帰って来なかったら、君のいるオーストラリアまで迎えに行くよ。」
そう答えると、またしばらく間があった。
「由香里君?」
『・・・・・・・・。』
「どうした?」
『帰ります。』
「ん?」
『明日には絶対に帰りますから、待ってて下さいね。』
由香里君の声に元気が戻る。
俺は「待ってる」と頷いた。
『じゃあ・・・・また明日。』
「ああ。」
電話を切り、「どうしたんだろう?」と首を傾げた。
「なんかいつもと違う感じだったな。やっぱり向こうで何かあったんじゃ・・・・・。」
少し心配になり、明日帰って来たら聞いてみることにした。
「さあ犬、今日は帰るぞ。」
紐を引っ張り、空港を後にする。
すると突然犬が「ウォン!」と吠えた。
「どうした?」
「ウォンウォン!」
犬は鼻に皺を寄せながら、けたたましく吠える。
そしてグイグイと引っ張った。
「コラ!なんで空港に戻る?」
犬は空港へ走る。
そして中央口の前にある植え込みまで来ると、俺を見上げて「ワフ!」と鳴いた。
「なんだ?人が集まってる。」
植え込みの傍に、大勢の人が集まっている。
一体何があったのだろうと思っていると、犬はさらに引っ張った。
人混みを掻き分け、中心にまで俺を連れて行く。
「おい!さっきからどうしたんだ?」
紐を引っ張り、犬を引き寄せる。
するとその時、異様な光景が目に入った。
「な、なんだ・・・・・?」
人混みの中心で、歳老いた男が倒れているのだ。
ぐったりと仰向けになっていて、どうやら気を失っているようだ。
「これは・・・・、」
倒れた男は苦しそうな顔をしていた。
胸に手を当て、グッと指を食い込ませている。
「まさか・・・・心臓発作か!?」
俺は男に駆け寄り、「大丈夫か!?」と呼びかけた。
「しっかりしろ!」
肩を叩き、顔色を窺う。
「・・・・こりゃまずい、息をしてないぞ。」
俺はネクタイを緩めながら「すぐに心肺蘇生をしないと」と老人の胸に手を当てた。
そしてグッグと心臓マッサージをしながら、「誰か救急車を!」と叫んだ。
するとその時、一人の男が俺の前に立った。
「どいて下さい。」
俺を押しのけ、倒れた老人の胸に手を当てる。
《なんだコイツは?もしかして医者か?》
男は高そうなスーツを着ている。
髪はオールバックに撫でつけ、細身の眼鏡を掛けている。
歳は俺より少し上くらいの、40前後といったところだろうか。
少し頬がこけているが、その顔には深い知性を感じた。
「あの・・・・アンタは・・・・、」
「し!黙って。」
男は老人の胸に手を当て、何かの音を聴こうとしているようだった。
《もしかして心音を確認してるのか?ならやはり医者か?》
じっと目を閉じ、静かに耳を澄ます男。
すると突然カッと目を開き、「出て行けえ〜いいいいい!」と叫んだ。
「な、なんだ・・・・・、」
あまりの大声に、俺は少しばかり身を引いた。
「これはお前の身体ではない!今すぐ立ち去れい!」
男は鬼のような形相で叫ぶ。
俺もギャラリーも呆気に取られた。
「もう一度言う!これはお前の身体ではない!早々に立ち去れい!」
男は真剣な顔で、そして真剣な声で叫ぶ。
俺は思った。
《コイツ・・・・アホなのか?》
立ち去れと言っても、老人の傍にいるのはこの男だけだ。
それに・・・これはお前の身体ではないって、いったい誰に向かって言ってるんだ?
「あの・・・・アンタさっきから何を言ってるんだ?この暑さで頭でもやられて・・・・、」
そう言いかけた時、男は懐からお札を取り出した。
「もし立ち去らないと言うのなら、力づくで追い出すことになるぞ?」
お札を構え、倒れた老人を睨む。
するとその時、老人はビクンと反り返った。
「うお!」
俺は慌てて飛び退く。
老人は何度もビクン!と仰け反り、口を開けて「ああああああああああああ!」と悲鳴を上げた。
《おいおい・・・・いったいなんなんだこりゃあ?》
老人は叫び続けていたが、やがて大人しくなる。
そしてそのすぐ後に、口から黒い煙のようなものを吐き出した。
それは宙へ霧散して、ゆっくりと消えていった。
俺は眉を寄せながら呆気に取られる。
「なんだ一体・・・・?」
するとギャラリーの中から「目を覚ましたぞ!」と声がした。
「なに?」
老人に目を向けると、ゆっくりと身を起こそうとしていた。
そして辺りを見渡し、「儂はいったい・・・」と不思議そうな顔をした。
「なんでこんな場所で倒れとるんだ?確か飛行機から降りた所までは覚えてるんだが・・・・。」
老人は首を傾げ、見知らぬ場所で迷子になった子供のような顔をした。
するとお札を持った男が、「もう大丈夫です」と頷いた。
「悪いモノは追い払いました。」
「は?あんた誰?」
「私ですか?通りすがりの通行人です。」
「そりゃ通行人なら通りすがりだろ・・・・。」
「あなた・・・とても性質の悪いモノに憑りつかれていましたよ。
もしかして旅行先で悪さをしませんでしたか?」
「悪さだって?そんなことしとらん。」
「では入ってはいけない場所に入ったとか、死者に対して不敬を働くようなことは?」
男は鋭い目で尋ねる。
すると老人は狼狽え、「実は・・・・、」と口を開いた。
「海外にいる息子夫婦に会いに行っとったんだが、その息子にこう言われたんだ。
お父さん、家の傍にある池にだけは絶対に近づかないで。
あそこは昔に人体実験が行われていた場所で、幽霊の目撃例が多いんだ。
下手に近づくと不幸が起こると言うから、くれぐれも近寄らないように・・・と。」
「それで・・・・あなたはそこに近づいてしまったと?」
「そんな事を言われたら、かえって興味が湧いてな。
でも行ってみれば何の変哲もないただの池だった。
なんだか拍子抜けしちまって、『幽霊め!いるなら出て来い!』と石を投げ込んだ。」
老人は親に怒られる子供のようにシュンとする。
「それから体調がおかしくなってな。
本当なら後三日は息子夫婦の所にいるつもりだったんだが、向こうで病気にでもなったら敵わん。
だからこうして戻って来たんだが・・・・、」
そう言って目を閉じ、「やっぱりあの池に近づいたのがマズかったのか?」と尋ねた。
男はクイっと眼鏡を直しながら、「おそらくそれが原因でしょう」と答えた。
「入ってはいけない場所や、行ってはいけない場所というのはあります。
面白半分にそういう場所へ行くと、後で痛い目を見ることになる。」
そう言って「私がいなければ、あなたは死んでいましたよ」と睨んだ。
「し・・・・死ぬだって!?」
「悪霊があなたを乗っ取ろうとしていたんです。
あのまま放っておけば、あなたの魂は追い出され、そのまま死んでいたでしょう。」
「そ、そんな・・・・、」
「次からは気をつける事です。」
そう言ってまた眼鏡を直す男。
老人は青い顔で震え、「ナンマイダ、ナンマイダア〜!」と手を合わせていた。
「・・・・・・・・・・。」
俺は呆気に取られたまま固まっていた。
悪霊?憑りつく?
いったい何を言っているんだ?
怪訝な目で男を睨んでいると、「あなた・・・」と近づいてきた。
「普通の人間ではありませんね?」
「はい?」
「特殊な力を感じます。」
俺は目を見開き、口を開けて驚いた。
《どうして分かる!?俺に超能力があることが!》
そう思っていると、男は小さく笑った。
「あなたは特殊な力の持ち主だ。そして・・・・この私も。」
「私もって・・・・まさかあんたも超能力者か!?」
「いえ、私は超能力なんて凄い力は持っていません。」
「ならいったい・・・・、」
ゴクリと息を飲みながら尋ねる。
すると男は不敵に笑った。
「霊能力者です。」
「れ、霊能力・・・・・・?」
「死者の声が聴こえるんですよ。」
「まさか、そんな・・・・、」
「それに姿も見えます。」
「姿も・・・・・。」
「そして悪い霊を追い払うこともね。」
そう言ってビシッとお札を構えた。
「幸いさっきの悪霊は大人しく出て行ってくれました。
しかしもしあのまま出て行かなかったら・・・・・、」
「行かなかったら・・・・・?」
「力づくで追い払ったでしょう。」
「・・・・・・・・・。」
「その顔、信じていませんね?」
「ええっと・・・・まあそりゃ。」
「信じる信じないはあなたの勝手です。しかしこれは事実なんですよ。」
男は眼鏡を直しながら、くるりと背を向けた。
「あなた・・・・名前は?」
「俺か?俺は久能司という。探偵をやっている。」
「探偵?」
男は振り向き、「それは奇遇ですね」と笑った。
「実は私も探偵なんですよ。」
「何!あんたもか?」
「イギリスに事務所を構えていましてね。
近々日本でも事務所を出そうと思い、下見に来たわけですよ。」
男はそう言って眼鏡を直す。
別にズレてもいないのに治すのは、ただのクセか?それともカッコをつけてるのか?
おそらく後者だろうと思うが、あえてツッコまずにおいた。
「久能さん。」
男は俺に近づき、「私と勝負をしませんか?」と言った。
「勝負だと?」
「あなたは超能力探偵、そして私は霊能力探偵。
それぞれ特殊な力を持った探偵です。
しかし一つの国に、二つも特殊な探偵は必要ない。
私がこの国へ来たからには、あなたには退いてもらいたいのです。」
「何を勝手なことを。」
俺は男に詰め寄り、「この国で探偵をやりたきゃやればいいだろう」と言った。
「わざわざ勝負なんて受ける義理はない。」
そう言って踵を返し、その場から立ち去ろうとした。
するとその時、犬が「ウォン!」と吠えた。
そして俺を男の方へ引っ張る。
「おいコラ!そんな奴相手にするな。さっさと帰るぞ。」
「ウォン!」
犬は牙を剥いて唸る。
男は眼鏡を直しながら「ふ!」と笑った。
「どうやら飼い主より、犬の方が度胸があるようだ。」
「なんだと!?」
「その犬もまた、普通ではないようです。」
「・・・・はい?」
「私たちと同じだと言っているんですよ。」
男は背中を向け、ゆっくりと去って行く。
「久能さん、逃げることは許しませんよ。あなたは私と戦うのです。それも今から。」
「い・・・・今から!?」
「実は今日、ある依頼を受けていましてね。それも兼ねて日本へやって来たのですよ。」
男はポケットから名刺を取り出す。
それを俺の方へ投げると、なぜか犬がキャッチした。
「それは私からの挑戦状です。」
「いや、挑戦状って言われても、ただの名刺じゃないか。」
「ホームページのアドレスが載っています。そこへアクセスして下さい。
その時が勝負の始まりだ。」
「いや、だから勝負なんて・・・・、」
「もし逃げた場合は・・・・・あなたを呪い殺します。」
「の・・・・呪い殺す・・・・・?」
「私にはそういう力もあるんですよ。ですからくれぐれも逃げようなどと思わないことです。」
クイッと眼鏡を直し、「ではまた」と去って行く。
「なんなんだアイツは・・・・。」
男は悠々とした足取りで去って行く。
その背中は自信に溢れていて、微塵も自分が負けるなどと思っていないようだった。
「いったい何者なんだアイツは?」
去りゆく背中を睨んでいると、犬が「ウォン!」と吠えた。
「奴の名刺か。どれ・・・・・、」
名刺には名前と電話番号、それにホームページのアドレスが載っていた。
「リチャード・田中・ジョンソン・前田・アラン。・・・・どういう名前だよ。」
長ったらしいその名前からは、いったいどこの国の人間なのか分からなかった。
顔立ちは日本人っぽいが、日系外国人ということもある。
「・・・・逃げたら呪い殺すか。まさかな・・・・。」
ふっと笑い飛ばすが、もし本当だったら・・・・。
「とりあえず事務所に帰るか。後のことは・・・・その時考えよう。」
紐を引き、犬と共に空港を後にする。
由香里君のお迎えに来ただけなのに、なんだかとんでもない事になってしまった。
いつもの事と言えばいつもの事だが、しかしあの男・・・・かなり危険な臭いがする。
「・・・・まあいいさ。そこまで言うなら受けてやろうじゃないか。
こんなモンはパッパと終わらせて、また明日由香里君を迎えに来ないとな。」
名刺をいじりながら、由香里君が帰って来るであろう空を見上げた。

 

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