虫の進化

  • 2016.09.06 Tuesday
  • 09:24

JUGEMテーマ:生き物

虫の進化の系統図を見たんですが、ちょっと面白いことを知りました。
虫の中で最も種類と数が多いのが昆虫なんですが、こやつらはカニやエビと近い位置にいるということです。
例えば家の中には蚊、ゴキブリなどが出ますが、ムカデやクモだって出ますよね。
蚊、ゴキブリは昆虫ですが、ムカデは多足類、クモは鋏角類と呼ばれるグループです。
そして昆虫と鋏角類ってけっこう離れていて、それよりもカニやエビなどの甲殻類の方が、昆虫に近い位置にいます。
ゴキブリとクモって、遠い遠い親戚みたいなものってことです。
ゴキブリとクモって、進化の過程では早い段階で枝分かれしています。
ちなみにムカデやヤスデなどの多脚類も、クモやサソリよりも昆虫に近い位置にいます。
昆虫って宇宙から来たって説がありますが、ちゃんと地球の生き物から進化しているようです。
ただし種類も数も膨大で、地球上の生物の七割を占めるほどだとか。
ほんとに多いですね。
これだけいれば色んな形の奴がいるから、そりゃあ宇宙から来たって言われても信じてしまうかも。
だってカブトムシとチョウなんてまったく別の生き物ですよ。
どう見たって似ても似つきません。
だけど同じ昆虫というグループなんですよ。
カブトムシは甲虫類、チョウは鱗翅目といって、昆虫グループの中での違いはあります。
でも大きなカテゴリーだと同じになってしまうようです。
しかもカブトムシを含む甲虫類は、原ゴキブリ目といって、ゴキブリに近い位置にいるんです。
進化の系統でいったら、カマキリなんかゴキブリのすぐ隣の位置にいるんですよ。
生き物って、ほんと見た目じゃ分かりません。
昆虫がクモよりもカニやエビに近いとか、恐竜が鳥になったとか。
カピバラなんか象の親戚らしいですからね。
そういえば親戚のお姉ちゃんが、昔はシャコが好きだったのに、「虫みたい」と誰かに言われて、それから食えなくなっていました。
カニやエビ、シャコなどの甲殻類が昆虫に近い場所にいるといっても、昆虫ではありません。
甲殻類というまったく別の生き物なんですよ。
でも「虫みたい」と言われたら、そりゃあ食欲は引きますよね。
だけど虫を食べる文化は昔からあって、未来では昆虫食が増えるという見方もあるそうです。
昆虫は栄養が豊富だから、見た目さえ気にしなければいい食材になるでしょうね。
私は無理ですけど・・・・・。
昆虫は好きだけど、食べるとなれば別です。
出来れば昆虫を食べないですむ未来であってほしいです。

 

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