過去の自分を殺して上に行く

  • 2016.09.12 Monday
  • 11:16

JUGEMテーマ:アート・デザイン

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

遊戯王の高橋和希先生の絵が好きで、画集も持っています。
その高橋和希先生がインスタグラムに絵をアップされています。
もうめちゃくちゃ上手いです!
単行本も持っているんですが、初期とはずいぶん絵柄が変わっています。
どんな漫画家さんでも絵柄は変わっていくものだと思いますが、連載を終えてなお画力が上がる漫画家さんって少ないです。
きっとずっと描いてらっしゃるんでしょうね。
ジョジョの絵も描いてらっしゃいましたが、やっぱり上手いです。
高橋先生の絵は特徴的なので、見た人の記憶に残ります。
上手いだけじゃ記憶に残らないし、特徴的というだけでは物足りません。
画力と個性。
両方ある人が本当に上手い漫画家さんだと思います。
高橋先生はどっちも持ってらっしゃるから、これからインスタグラムにアップされるイラストを楽しみにしています。
画力と絵柄って密接な関係にあると思います。
下手な頃は「こう描きたい!」と思っても、腕がついていきません。
選択肢がないんですよね。
だからその時の自分に描ける絵が表に出てきます。
だけど上達すれば、選択肢が増えてきます。
リアル志向にしたり、デフォルメを強くしてみたり。
絵柄だってコッテリさせるのか?それともアッサリさせるのか?
漫画やイラストの内容によって変更することが出来るでしょう。
高橋先生の今の絵は、明らかにイラスト向きの絵だと思います。
ご自身でそれを意識して描かれているんでしょう。
だけど漫画を描くとなれば、当然漫画の絵に変わるでしょう。
私は今の高橋先生の絵も好きですが、昔の絵も好きです。
初期のブルーアイズのカードデザインなんてめちゃくちゃカッコいいですよ。
レッドアイズもいいですね。
それにブラックマジシャンに関しては、昔の方が好きです。
遊戯王で数少ない紅、ブラックマジシャンガールも昔の方が好きだったり。
もちろん今の絵も好きですよ。
でも漫画の頃のマジシャン子弟の方が好きでした。
だけど上手いのは断然今の絵だと思います。
だからこれは私の好みでしかありません。
上達すると絵柄が変わるから、昔を懐かしんでも仕方ないでしょう。
上手くなるというのは、どこかで昔の自分を捨てるってことなのかもしれません。
漫画家でもミュージシャンでも「昔のような作品は作れない」なんて言葉をたまに聞きます。
それは上手くなったがゆえに、失われたものがあるってことなのでしょう。
「昔のように出来ない」ってことは「昔の自分は死んだ」ってことなのかもしれません。
壊さないと新しいものが作れないように、過去の自分を殺さないと新しい自分は生まれないのかも。
物事の上達は、過去からの積み重ねではなく、過去を捨て去ってこそ成しえるもの。
上達を目指して努力するのは、今いる自分を殺そうとしている証なのかもしれません。
同じ場所に留まるのがいいのか?
今の自分を殺してでも上に行くのがいいのか?
どっちがいいのか分かりませんが、受け手としては新鮮なものの方がありがたいです。
いくら高橋先生の昔の絵柄が好きだと言っても、やはり新しい絵に対する興味が勝ります。
少なくとも読者の目線としては、作家が過去の自分を殺すのは悪いことではないと思います。

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

GA

にほんブログ村

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM