スズメバチの襲撃を受けたアシナガバチの巣

  • 2017.09.15 Friday
  • 13:58

JUGEMテーマ:生き物

軒下にアシナガバチの巣があるんですが、今日見てみると異変がありました。
巣が半分ほど壊され、ハチたちの元気がありません。
まるで何かに怯えたようにじっとしていました。
おそらくですが、スズメバチの襲撃を受けたんだと思います。
実は最近、ヒメスズメバチがよく飛んでいたんです。
暑いので窓を開けていたら、今までに五回くらい入ってきました。
このスズメバチってオオスズメバチの次に大きいんですよ。
パッと見はほぼオオスズメバチと変わりません。
でもよくよく見ると違いがあって、お尻の模様が違うんです。
オオスズメバチは黒と黄色の縞々。
だけどヒメスズメバチはお尻の先が黒くなっています。
それにオオスズメバチに比べると若干細いかなと。
だけど大きなハチなので、羽音がすごいんですよ。
ブウオオオオ!って重低音で、ハチが苦手な人だと逃げ出すでしょう。
私の部屋に入ってきた時もすぐに気づきました。
あの羽音、けっこう恐怖なんですよ。
このヒメスズメバチってやつは、アシナガバチをよく襲います。
ていうか主食にしています。
なので軒下のアシナガバチは襲撃を受けてしまったんでしょう。
ハチの幼虫や蛹はタンパク質の宝庫です。
専門に狙うハチクマという鳥もいるほどです。
ヒメスズメバチはアシナガバチの巣を襲撃し、根こそぎ幼虫や蛹を奪っていった模様。
巣はその時に破壊されたのでしょう。
残された大人のハチたちは、恐怖と脱力感で、放心しているように見えました。
みんな一か所に固まって、全然動かないんですよ。
いつもならその辺を飛び回っているんですけどね。
一生懸命巣を作り、一生懸命子育てをしてきたのに、一度の襲撃で全部失ってしまったわけです。
そりゃあ放心状態にもなりますよね。
しかし強奪していったヒメスズメバチも、けっこうカツカツの生活をしているんですよ。
このスズメバチ、他のスズメバチ類より数が少ないんです。
というのも、主食となるアシナガバチがいる間しか、餌を調達できないからです。
だから数そのものが少なくて、大きな犠牲が出ると巣が全滅してしまう可能性もあります。
そのせいであまり好戦的な性格ではなく、毒も他のスズメバチ類より弱いそうです。
だけど巣を守る際には激しく威嚇してくるので、近づくのは危険です。
もしもオオスズメバチから襲撃を受けたら、ヒメスズメバチはあっという間にやられてしまうでしょうね。
だけど最強のハチであるオオスズメバチにも敵はいます。
実は寄生虫にやられることがあるんですよ。ネジレバネって虫なんですが、他の虫に寄生してしまうんです。
いかに喧嘩の強いオオスズメバチといえど、寄生虫には勝てないようです。
自然界ってよく出来ていて、食う食われるの関係で成り立っています。
文字にすると簡単だけど、そのサイクルはすごく複雑です。
巣を襲撃されたアシナガバチは可哀想だけど、自然の摂理なので仕方ないのでしょう。
アシナガバチだって他の虫を食べますからね。
自然界の出来事に、可哀想だとか腹が立つだとか感情を動かされることはあります。
だけど人間の手の離れた世界の出来事なので、手を出すわけにはいきません。(人間に危害を加えるなら別ですが)
小さな虫の世界でも、食物連鎖は起きています。
目を向ければそこらじゅうで・・・・。
その辺を飛んでいるハチも、人間と変わらず必死に生きているんですね。

 

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