意識の外から飛んで来るピーター・アーツのハイキック

  • 2018.01.12 Friday
  • 10:30

JUGEMテーマ:格闘技全般

K1人気の立役者、その一人がピーター・アーツです。
アンディ・フグ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルドなど、人気選手がたくさんいました。
フグは不屈の魂を持つ鉄人と呼ばれ、ホーストは正確無比なコンビネーションを武器とする精密機械と呼ばれました。
ベルナルドはK1屈指のハードパンチャーで、剛腕でKOの山を築きました。
そしてピーター・アーツはというと、なんといってもハイキックです。
アーツ=ハイキック、ハイキック=アーツといっても過言じゃないほどです。
とにかくすさまじいキックなんですよ。
足先が掠っただけでも倒すほどの威力です。
ていうかキックそのものの威力が半端じゃありません。
まともに入ればガードしても体勢が崩れるほどです。
それにパンチも強いんですよ。膝も強力ですし。
でもやっぱり一番はハイキックです。
威力はもちろんだけど、当てるのが本当に上手いです。
なんであんなに綺麗に決まるんだろうって惚れ惚れするほどです。
普通ハイキックってそこまで決まらないんですよ。
特にトップレベルの選手になると、ディフェンスが上手いから大技は喰らいません。
なのにあのキックで次々に強敵をなぎ倒していきました。
解説の方が言っていましたが、アーツのキックは初動ではどこに来るか分からないんだそうです。
ロー、ミドル、ハイ。
蹴る高さによって足の動きも変わるのが普通なんですが、アーツはそうではありません。
蹴り始めのモーションは全て同じなんです。
そして膝から先が動いた時、ローだと思っていたキックがハイだったり、ハイだと思うとローだったり。
気づいた時にはもう遅く、ガードが間に合わずに喰らってしまいます。
ていうか気づかずに喰らってしまう方が多いです。
「ローがくる!ミドルがくる!」と思い込んで、ハイキックを意識しないからです。
意識できない攻撃は見えていないのと同じで、アーツのキックは幻の右ストレートならぬ幻のハイキックです。
すごい威力に加えて見えないキック。
対戦相手からしたらすごい恐怖でしょうね。
K1黎明期のファイターたちは、新たな格闘技のブームの立役者です。
フグもホーストもベルナルドもみんなカッコよかったです。
特にアーツの人気は凄いものでした。
とあるラーメンのCMではコミカルな役を演じたり。
強さと愛嬌の両方あって、格闘技を見ない人でも名前は知っていたほどです。
それってつまり、スター性を備えていたってことです。
あの時代、そんな選手たちがしのぎを削っていました。
格闘技に魅入られた熱い時代でした。

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