危険と思われない外来種の方が猛威をふるっている

  • 2018.01.16 Tuesday
  • 11:55

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最近全然ヒアリの話題を聞きませんね。
一時はすごく話題になっていたのに。
実はそこまでの毒は持っていないとか、在来種のアリとの生存競争があるからそこまで数を増やせないとか、安心できる理屈は色々あります。
セアカゴケグモも当時は話題になりました。
お年寄りや幼児が噛まれると、命に関わる毒があるそうです。
他にもアライグマやワニガメやアリゲーターガーなど、話題になった外来種は事欠きません。
でも今はどこ吹く風です。
そして気づいた頃には定着して、在来種を脅かす存在になっていたりします。
ていうか一番怖い外来種は話題に上りにくい奴らです。
アメリカザリガニも実は外来種で、在来種であるニホンザリガニは絶滅の危機にあります。
タンポポもそうです。
普段目にするのはセイヨウタンポポです。
ハチもセイヨウミツバチがほとんどです。
人間に無害なもの、もしくは有益は外来種は話題に上がりにくいんです。
私はこれが一番怖いと思っています。
これは高校時代に先生から聞いた話ですが、麻薬を密売していた人が捕まった時、警察にこう問われたそうです。
「どうやって手に入れた?」
「海外から。」
「検査があるのにどうやって日本に?」
「毒蛇をカモフラージュにして。」
この麻薬犯、海外の毒蛇も一緒に密輸入していたのです。
毒蛇がウジャウジャいるなら、検査官も気持ち悪がって念入りに調べないだろうと踏んで・・・・。
しかもその蛇は山に捨てたといいます。
この時、麻薬よりも毒蛇を持ち込んだ方が話題になったそうです。
日本の毒蛇よりもずっと強い毒を持っているわけですから、当然みんな怖がります。
ただ海外の蛇は冬を越せないだろうということで、翌年にはみんな安心したそうですよ。
先生の話は本当か嘘か?
どっちか分かりませんが、これって人間に害を成す生き物は話題に上がりやすいってことです。
だけど人間に対する害って、毒蛇のように直接的なものだけじゃありません。
ブラックバスやブルーギルは在来種の魚をバクバク食べてしまいます。
すると生態系は壊れて、間接的に人間にも影響が出てきます。
湖などで漁をしている人は、この外来種のせいで困っているそうですよ。
そのせいでシジミが不足になれば、消費者にも影響が出てきます。
外来種の脅威って目に見えやすいものだけじゃありません。
猛毒を持った生き物が入ってくれば駆除しようとするけど、パッと見は害のなさそうな生き物に関しては放置します。
ヌートリアなんて今ではそこらじゅうの川にいますよ。
奴らはけっこう凶暴で、人に向かってくることもあるんです。
アライグマもその凶暴性が話題になりました。
可愛いからとか、害が無さそうだからとか、食用にする為とか、その為に輸入した外来種の方が、はるかに猛威を振るっているんです。
まるで遅効性の毒がじわじわと回ってくるように、異変に気づいた時には手遅れです。
数を増やし、完全に定着してしまった生き物は、そう簡単に駆除することはできません。
大丈夫だろうって油断してしまう外来種の方が、よほど恐ろしいってことでしょうね。

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