絵を描く時の顔と体のバランス

  • 2018.01.30 Tuesday
  • 14:18

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人を描くときに難しいのが顔と体のバランスです。
最初の頃、だいたい顔が大きくなってしまいます。
そして足は短くなりがちです。
子供の描く絵がまさにそうです。
たまに顔から手足が生えていますからね。
あれって子供にはああ見えてるってことなんだそうですよ。
体ってあんまり目に入っていないんです。
人間=顔なんですよ。
けどそれは大人も同じ。
元々絵が上手い人は別にして、だいたいの人は顔を大きく描いてしまうものなんですよ。
体を小さくしているじゃありません。
顔が大きくなってしまうんです。
これって大人も人間=顔と認識してるってことです。
力士やボディビルダーみたいに特徴的な体をしているならともかく、そうじゃないなら人の体ってあんまり意識して見ません。
だから絵を始めた最初の頃って、どうしても顔と体のバランスが崩れがちです。
特にコミック風の絵の場合だと、顔のバランスって難しいです。
実際の人間の比率で描いてしまうと、逆に顔が小さく見えてしまいます。
それに肩幅もデカくなるんですよ。
写実画ならいいけど、コミック風の絵だとリアルな体形を描くと肩幅のすごいマッチョマンみたいになってしまうんです。
逆に足は長く描かないといけません。
これまたリアルに描くとものすごい短足に見えるんです。
漫画やアニメのキャラってやたらと足が長いけど、ああしないと短足みたいになってしまうからです。
実際の人間と漫画やアニメの人間では、バランスよく見える比率が違うんですね。
美人やイケメンキャラの場合は、スーパーモデル並みに体形を良くしないと見栄えがしないんです。
だから胴体もちょっと短めくらいでいいんですよ。
これまたリアルに描いてしまうと、かなりの胴長になってしまいます。
またクビレも必要です。
コルセットでも着けてるんじゃないかってくらいにクビレさせないと、寸胴っぽく見えるんですよ。
これは女キャラだけでなく男キャラも同じです。
真っ直ぐの胴体はけっこう不格好に見えるものなんです。
こうして考えてみると、漫画やアニメの絵は絶対にデフォルメが必要ということが分かります。
顔はともかくとして、体もそのまんま描いたら魅力的じゃなくなるんです。
もちろんこれは美人やイケメンキャラの場合の話であって、あえて短足や寸胴を描きたいならリアルな比率でも問題ありません。
絵って所詮は平面に描かれた記号のようなものです。
特に漫画やアニメはそうです。
手塚治虫も言っていました。
「漫画って特殊な記号を使って文字を書いている気がする」
てことは大いにデフォルメすればいいってことでもあります。
絵は現実の人間のインパクトには敵いません。
だから大袈裟に描く必要があるんです。
漫画を実写にした時って、なんだか嘘臭い演出や物語になってしまいますよね。
あれも同じことです。
絵で表現するならあれくらい大袈裟がいいんだと思います。
実写でやると不自然になってしまうのは、絵におけるリアリティと写実におけるリアリティが違うからです。
映画だと自然な演技が好まれるのに対し、舞台だとやや大げさに演技しないと伝わりにくいのと似ているかもしれません。
漫画やアニメの絵を描く際、顔は小さめにして足を長めにとると、それなりにバランス良く見えるものだと思います。

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