ロックの行く末

  • 2018.04.30 Monday
  • 13:04

JUGEMテーマ:音楽

若い人でロックを聴く人が減っているそうです。
かくいう私も昔ほどは聴かなくなってしまいました。
今メインに聴いているのはインストゥルメンタルかカントリーミュージックかクラシックです。
それも集中してガッツリ聴くんじゃなくて、作業をしている時のBGMとして流しています。
あとは寝る時ですね。
心地の良い音楽はリラックスできますから。
特にハープの音にハマっています。
ハープって自然の音と相性が良いそうで、鳥の鳴き声と合わせたBGMは驚くほどリラックス効果がありました。
最初は民族音楽から始まって、次にクラシックが主流になって、ロックが出てポップスが出て。
もちろん他にも色んな音楽がありますが、大きな流れとしてはこういう感じではないでしょうか。
今はロックそのものが昔に比べて下火になり、ハードロックやヘビメタがミュージックシーンのトップを占めることはありません。
こういったロックを心地いいと思うのか、それともうるさいと思うのか?
これって個人の好き嫌いやその時の感情だけでなく、時代というのもあると思います。
景気が良くて盛り上がっている時代だと、尖ったギターの派手な音楽が好まれますが、今はそうではないようです。
何かの記事で呼んだんですが、エレキギターを買いに楽器屋さんを訪れるのは、人生の折り返し地点を過ぎた人が多いそうです。
かつて自分が青春時代に聴いた音楽って、ずっと胸に残るものですからね。
レコードは若い人にも人気があるそうです。
CDさえ少なくなり、配信がメインになった今の時代、レコードはかえって新鮮なのでしょう。
しかしそう長続きするとは思っていません。
古いものを新しく感じるのはよくあることで、でもそれはかつて辿った過去の道なので、そのまま持ってきても新たな時代を拓くものには成りえないでしょう。
果たしてロックはどこへ行ってしまうのか?
ロックだってもちろん芸術でありますが、商業という面がそれ以上に強いジャンルだと思います。
カントリーミュージックはお金になりにくいけど、そもそもが商業ベースではないので、時代の波にブレることなく残っていくでしょう。
クラシックも同じでしょうね。
頼まれて作曲したり、パーティーで演奏したりと、現代のロックと同じように商業という面もちゃんと持っています。
けどその度合いは低いので、やはり時代の波に飲まれることなく残るでしょう。
ではロックはというと・・・・正直なところ、ちょっと難しいのではないかと思います。
もちろん全てが消えることはありません。
時代や国境を越えて支持される名曲はありますから、そういう曲は残るでしょう。
しかしロックというジャンル自体があまりに商業と結びつきすぎているので、変わっていく時代と共に大きく衰退していくのだと思います。
その昔、カメラ産業で一番儲かるのはフィルムでした。
理由は消耗品だから。
カメラは一台買えば長く使えるけど、フィルムは使い切りですから次々に売れていくわけです。
けどデジカメの時代になってそれは失われました。
そして家庭用プリンターの需要が高まり、プリンター用インクという消耗品が儲かるようになりました。
しかし現在では写真にする機会そのもが減ってしまいました。
わざわざ印刷しなくてもネットに上げて共有できる時代です。
ほとんどお金が掛かりません。
一番儲かる商品って消耗品であり、その消耗品を使わないシステムが登場すると、あっという間に淘汰されるのも消耗品の運命です。
商売して儲けるなら消耗品を売るのが一番です。
これってつまり、最も儲かっている商品は消耗品になってしまうという意味でもあります。
強く商業と結びつくと、儲かる反面いつ消えてもおかしくない存在になってしまい、ロックはまさにそういう道を辿っているのだと思います。
ロックというジャンルが他の音楽に劣っているわけではありません。
芸術として見れば素晴らしいジャンルなんだけど、やっぱりお金を絡めすぎたせいでこうなっているのでしょう。
でなければこれほど世界に広まることもなかったし、大衆に支持されることもなかったはずです。
また音楽事業は利権にまみれているとも聞きます。
反骨精神から自由を目指したのがロックですが、大人たちがいかに儲けるかってシステムの中で育ってきた音楽であるということも事実です。
時代が変わり、儲からないとなれば、お金が集まらなくなるのは必然なので、ロックが衰退するのも仕方ないのかもしれません。
けど逆にこれでいいのかもと思っています。
そもそも芸術が儲かるって現象自体がおかしいんですよ。
本来はお金とは切り離されているべきなのに。
かつてほどの人気を失いつつあるということは、商業という呪縛から解放されつつあることを意味します。
芸術をやる上で何よりも大事な自由が戻ってきます。
その時、再びロックの中から名曲が生まれるかもしれませんね。

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