メカゴジラの系譜

  • 2018.05.21 Monday
  • 13:31

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ゴジラシリーズ最大の敵といえば二つ。
キングギドラとメカゴジラです。
メカゴジラはゴジラを模して造られた特殊なメカで、圧倒的な強さによって何度もゴジラを窮地に追い詰めました。
メカゴジラには系譜があって、大きく三つに分かれます。
昭和メカゴジラ、平成メカゴジラ、そして機龍です。
昭和メカゴジラは宇宙人が生み出した巨大ロボ。
最初はゴジラそっくりの皮をまとって、偽ゴジラとして現れました。
しかし熱線を受けて皮が剥がれ、その正体を現します。
こいつはとにかく全身が武器の塊で、バリアまで備えている恐ろしい奴です。
外観はブリキっぽさを感じるいかにもメカって感じのデザイン。
もっとも好きなメカゴジラとして挙げる人も多いです。
一度目の襲来ではゴジラに敗れ、二度目で雪辱を果たそうとするものの、これまた負けてしまいました。
どちらも良い線まで追い詰めていたんですが、この時代のゴジラは地球を守るヒーローのような役割だったので、敗北させるわけにはいかなかったのでしょう。
昭和ゴジラシリーズの中ではキングギドラに匹敵するほどの猛者です。
次は平成メカゴジラ。
VSシリーズの四作目に登場しました。
こいつは23世紀の未来の技術を使って造られました。
前々作で未来人の造ったメカキングギドラというのが出てきたんですが、ゴジラにやられて海底に沈んでいました。
その技術を応用して生み出されたのが平成版メカゴジラです。
未来の科学というオーバーテクノロジーを使用しているせいか、とにかく圧倒的な強さを見せつけました。
火力はもちろんのこと、防御面に関しても秀逸です。
全身を覆う特殊な金属のおかげで熱線を無効化することが出来ます。
それどころか熱線のエネルギーを蓄え、増幅して打ち返すプラズマグレネイド砲という強力武器まで持っています。
しかもこのメカゴジラ、ガルーダと呼ばれる巨大な戦闘機と合体できるのです。
ガルーダと合体したメカゴジラは大幅に機動力がアップし、さらに優勢になります。
そしてゴジラの第二の脳である腰の神経を破壊し、あと一歩というところまで追い詰めました。
追い詰めましたが・・・・ラドンが命を呈してゴジラにエネルギーを与えた為、パワーアップした熱線を食らってやられてしまいました。
全メカゴジラの中でもっとも火力と防御力に優れる機体であり、BGMも重厚感に溢れていてカッコイイです。
最後は機龍。
正確には三式機龍と呼ばれるメカゴジラです。
機龍は他のメカゴジラと違い、かなり特殊な造りになっています。
なんと初代ゴジラの骨を元に造られたのです。
機龍の世界では初代ゴジラ以降はゴジラが現れていない設定であり、しかもオキシジェンデストロイヤーにより溶解したゴジラの骨が、そのまま海底に残っていました。
そいつをフレームに使うことで生み出した機龍は凄まじい強さを発揮しました。
今までのメカゴジラとは違い、動きも俊敏で格闘戦もこなします。
しかしゴジラの骨を使っているせいで、ある弱点を抱えていました。
一つはゴジラの雄叫びによって動きを止めてしまうこと。
そしてそのあとに暴走してしまうことです。
機龍は完全なるメカではなく、ゴジラの骨を使ったアンドロイド的な機体です。
優れた能力を発揮する反面、完全なコントロールが難しいというリスクを抱えていました。
更には小美人(モスラと一緒にいる妖精みたいな二人組)から、機龍を海へ返すようにと忠告を受けていました。
死者を復活させて兵器にするなんて(フレームに使ったゴジラの骨のこと)、命への冒涜であると。
また機龍に引き寄せられてゴジラが現れているんだとも言いました。(これもゴジラの骨を使っている為)
機龍は一作目ではゴジラと引き分け、二作目ではゴジラを抱えて日本海溝に沈んでいきました。
まるで人間の手の届かない場所で共に眠るかのように。
かなり切ない結末でした。
昭和メカゴジラは宇宙人が侵略の為に送り込んだ完全なる悪者。
平成メカゴジラは打倒ゴジラを目指して人類が造り上げた最強メカ。
機龍は対ゴジラ用メカではあるものの、人類の手によって死の眠りから無理矢理寝覚めさせられた悲しき命。
しかも同族と戦わせられるというのがまた悲劇です。
けっこう悲しいんですよ、機龍の運命って。
私はデザインだけで言うなら機龍が好きです。
しかし強さを感じたのは平成版メカゴジラ。
そして総合面では昭和ゴジラが一番かなと思います。
完全な悪役っていうのが良いです。
見た目も悪そうな感じだし、全身武器の塊で、しかも最初は偽ゴジラとして地球人を欺こうとする狡猾さ。
しかもその正体を最初に見破ったのはアンギラスという怪獣です。
人の方がすっかり騙されていたというわけです。
色んな意味で映画を盛り上げる最高の悪役ですよ。
ダイの大冒険で言うならフレイザードのような感じですね。
感傷や情けは一切持たず、ただただ主人公を苦しめる悪役です。
こういった徹底した悪役って大事ですよ。
清々しいほどの悪者だからこそ、より主役が引き立つんです。
でも結局はどのメカゴジラが好きかは好みの問題だと思います。
キングギドラと並ぶゴジラの永遠のライバル、メカゴジラ。
その系譜を辿ってみると、ゴジラと同じく時代によって在り方を変えています。
そういう意味ではメカゴジラもまたある意味生き物かもしれないですね。

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