映画で一番大事なのはロマン

  • 2018.06.02 Saturday
  • 12:59

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映画に求めることは人それぞれ違うでしょう。
ストーリー、キャラクター、演出など、色んな要素があります。
けど私が一番大事だと思っているのはロマンです。
整合性の取れた破綻のないストーリーはもちろん素晴らしいですが、ロマンがなければ意外と心に残らないものです。
多少ご都合主義でもいいから、見た人にインパクトを与えるにはロマンが必要です。
80年代、90年代に作られたSFや特撮映画の中には、未来を描いたものがあります。
もしくはタイムマシンで未来からやってきた人間が登場したり。
今見るとありえないような未来設定なんですが、そんな事はどうでもいいんです。
文明の進んだ未来ならスマホくらいあるんじゃないかと思ってはいけません。
未来のことは誰にも分からないから、適当でいいと言っているわけじゃないですよ。
真剣に予想して作ることは大事です。
しかし一番大事なのはロマンがあるかどうかです。
名作と呼ばれる映画にはロマンがありますよ。
細かい設定とか過去との矛盾とか、そりゃツッコミどころ満載の作品だってあります。
だけど整合性ばかり気にして小さくまとまった映画なんて面白くもなんともありません。
科学検証や歴史検証をしたいが為に映画を見るわけではないんですから。
あまり細かいところばかりつついていると、それこそ映画が面白くなくなります。
その作品を見て、面白いと思うかどうか、感動するかどうかが一番大事でしょう。
ウルトラマンが三分以上戦うなんてザラだし、殺人鬼がうろつく中で探偵役だけが運良く狙われないのだって、ミステリーではお約束です。
整合性よりも守らなきゃいけない部分があって、そいつを整合性に寄せてしまったら最後、ただの駄作になってしまうでしょう。
大事なのは辻褄じゃないんですよ、ロマンです。
辛口批評家の多い小説家の世界でも、「じゃあアンタが書いてみろ」と言われて筆を取った評論家が、細かい設定を気にするあまりつまらない物語しか書けなかったという話もあります。
作品においては、整合性って後からついてくるものです。
決して先に立ったらいけないんです。
極端な話、リアリティを求めるならBGMが流れることもリアリティに欠けるんですよ。
たまにミュージカルを批判する人がいます。
どうして途中で歌と踊りが入るんだって。
けどね、そんなこと言ったらBGMも一緒なんですよ。
なんで場面ごとに都合の良い音楽が流れるんだってなってしまいますから。
BGMのない映画なんて、面白さは半減どころじゃないですよ。
おそろしく退屈なものになってしまうでしょう。
面白く見せるにはリアルにない物を持ってきたり、整合性なんて無視してロマンに走る情熱みたいな物の方がずっと大切なんです。
VSゴジラシリーズなんて、自衛隊のミサイルはロケット花火です。
ロックオンできるのがミサイルの強みなのに、的外れな方向に飛んでいくなんてしょっちゅうですよ。
戦艦はゴジラの手の届きそうな場所に展開しているし、戦闘機やヘリコプターさえも同じです。
まるでハエみたいに叩き落とされるなんて珍しくないですからね。
何度も熱線で一掃されているにも関わらず、戦車やメーサー部隊は相変わらず熱線の射程内から攻撃していますし。
でもそれでいいんです。
あれはゴジラの強さを際立たせる為の見せ場ですから。
現実的にどうかよりも、どうしてこのシーンがあるのかと考えれば、ちゃんと納得できるものなんですよ。
昔に比べて面白い映画が減ったという意見もあります。
けど昔に比べて細かいところにツッコミを入れる人が増えたのも事実だと思います。
いいじゃないですか、細かいところなんて。
現実じゃなくて、空想が先に立つのが映画なんです。
少々の矛盾や破綻なんて、大きなロマンの前では大して気にすることじゃないんですよ。
映画は現実を写す鏡じゃありません。
人の憧れや夢を、空想の中で形にするものなんです。
だから映画で一番大事なのはロマンだと思います。

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