王道にして傑作 ジャッキーチェンの酔拳

  • 2018.06.07 Thursday
  • 16:02

JUGEMテーマ:映画

ジャッキーチェンの名作、酔拳。
1も2もめちゃ面白いです。
何が面白いって、ジャッキーのアクションはもちろんのこと、キャラクターがとてもコミカルで分かりやすいんですよ。
主人公のジャッキーはフラフラ遊んでばかりのドラ息子。
けど根は悪い奴じゃなくて、誰にでも気さくで陽気な奴です。
困っている人を放っておけず、自分からトラブルに首をつっこむこともしょっちゅう。
1ではその才能と情熱を買われ、酔拳の師匠に拾われます。
苦しいの修行の中、主人公は武術家としてだけじゃなく、人間としても成長していきます。
それに師匠が良い味出してるんですよ。
下手にひねったりしてなくて、みんなが想像するようないかにも武術の達人って感じのおじいちゃんです。
いつも酔っ払っているせいか鼻は真っ赤。
けど武術の腕は一流で、一見無防備に見えて隙がありません。
2では主人公の両親が良い味を出していました。
堅物で真面目な父親と、こっそり隠れて麻雀したり宝石を質に入れたりする母親。
かなり対照的な性格なんですが、とても良い夫婦って感じです。
父親は鬼のように厳しく、母親は息子以上に破天荒なところがあります。
だけど二人とも誰よりも息子のことを愛しています。
父が厳しくするのは息子を思ってのこと、母はイタズラっ子みたいなところがありながら、いざという時は息子の為に一肌脱ぎます。
そして息子も両親の愛情は充分に分かっていて、だけどちょくちょく衝突したり。
酔拳は1も2もキャラが立っています。
ていうか立ちまくりです。
王道といえば王道のキャラなんだけどそれが良いんです。
分かりやすいって大事ですよ。
この人はこういう人なんだって理解しやすいですから。
そうするとストーリーもサクサク進むんですよね。
色々な演出があるんだけど、無駄がほとんどなくて、テンポよく最初から最後まで突っ走ります。
ターミネーターなんかもそうです。
キャラクターがしっかり確立されていて分かりやすいです。
二重三重に裏のあるキャラクターや、どんな奴なのか測りかねるキャラクターも良いですけど、分かりやすいに勝るキャラクターはいないと思っています。
元ジャンプ編集長の鳥嶋和彦さんは、漫画はキャラが全てと言っていたけど、これってエンタメ全般で言えると思います。
映画だってエンタメ重視のものはキャラが一番大事でしょう。
魅力のないキャラクターだと感情移入できないし、複雑なキャラクターだと物語も分かりづらくなってしまいますから。
見る人を一瞬にして引き込む酔拳はエンターテイメントの王道であり傑作です。

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