時間でもお金でもない 人間は音に支配されている

  • 2018.09.29 Saturday
  • 14:15

JUGEMテーマ:日常

リラックス系の音楽を聴いていると安眠できます。
目を閉じれば脳内が浄化されていくような心地よさもあります。
逆に緊急地震速報や国民保護サイレンのような音は聴くだけで恐怖を煽られます。
あのなんとも言えない不気味な感じ。
ホラー系の音楽とは違った恐怖感があります。
音が人に与える影響ってすごいものがあります。
人が大きな音を怖がるのは、原始人時代の名残だと言われています。
大きな音は猛獣の襲来や自然災害を告げるものです。
だから大きな音がすると反射的にビクっとなるんだそうですよ。
目覚まし時計も人の頭に響く音です。
不快というわけじゃないんだけど、決して心地いい音でもありません。
あとガラスや黒板を引っ掻く音。
なぜか鳥肌が立ちます。
あの音がどうして不快に感じるのか?
ハッキリとは分かっていないそうです。
そして日常の中でも音を持つ重要なものがあります。
それは言葉です。
同じ意味、同じ単語であっても、音の強弱や高低によってまったく印象が異なります。
いわるゆニュアンスというやつです。
SNSやメールだと音のない言葉しか伝わりません。
もちろん前後の文脈で意味を変えることはできますが、音を持つ言葉ほど柔軟でもないし、細かい調整も難しいです。
よく考えて言葉を選ばないと炎上ということもあるでしょう。
映像だったら許せる言葉も、文字だけだと許せない場合もあるので、文字だけで感情を伝えるのはとても大変です。
普段何気なく使っている言葉は、無意識にその場に応じたニュアンスに変換しています。
馬鹿という言葉でも、ボソっと呟くと人を苛立たせるし、軽い感じならツッコミという風に受け取ってもらえます。
ありがとうという言葉だと逆になります。
ボソっと呟くと照れ隠しなのかなと思うけど、軽い感じだと感謝の意味は薄れます。
それこそ低い声で一言一句ハッキリ区切ると、皮肉っぽく聴こえるでしょう。
音を持つものってどんな風にでも変化します。
感動も恐怖も与えられるし、喜びも不快感も与えられます。
同じ単語でさえも意味を変えてしまうんだから、やはり音の持つ力はとても大きいです。
目覚まし時計の音はパっと起きられるけど、決して心地いい目覚めにはなりません。
人は音には敏感で、それは上に書いた理由からです。
猛獣の襲来や自然災害。
要するにいち早く危険を察知する為に、人は音に対して敏感なんだそうです。
例えば意識が朦朧とする中でも、意外と耳だけはハッキリ聴こえるものです。
手術のあと、まだ麻酔が抜けずにぼんやりしている頭でも、音だけは聴き取れますから。
人の五感で最後まで機能しているのが聴覚だからだそうです。
だから事故などで危ない状態にある人に「がんばれよ!」とか「大丈夫だからね」と声を掛けるのはとても大事なことです。
視界がボヤける中でも、音だけは耳に届いているからです。
この世は音に溢れています。
音楽、自然の音、車やバイクの生活音、そして言葉。
身の回りは音だらけです。
そして絶えず色んな音から影響を受けています。
人は時間に支配されているとか、お金に支配されているという人がいます。
でも実は音の方に支配されているのかもしれません。
自分が望もうと望むまいと、耳に飛び込んできた音は、色んな意味で思考や感情に影響を与えるからです。
ちなみに私が今まで経験した中で、もっとも落ち着く状況の音は無音でした。
ドライブに出かけて、山の中腹の休憩所で降りた時のことです。
平日のせいか人がおらず、天気も良くて風のない状況でした。
目の前には広大な景色が広がるのに、まったく音がしないんです。
あの時感じた心地よさは、どんなリラックス音や名曲にも勝るものでした。
完全な無音ってそうそうないものです。
本当に安らかな気分になりたい時、無音で広大な景色の中に立つと、全てが真っ新な別世界に来たような気分になれますよ。

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