パンチだけだと残酷なまでに階級差が影響する メイウェザーVS那須川天心

  • 2019.01.02 Wednesday
  • 13:46

JUGEMテーマ:格闘技全般

メイウェザーと那須川天心の試合を見ました。
間違いなく今年一番の格闘技イベントでしょう。
ルールはボクシング、階級差があるのでグローブでハンデをつけることで考慮。
那須川選手にとってはどう考えても不利な戦いでした。
キックは封じられ、しかも自分よりも階級が上の相手。
パンチって自分よりも大きな相手には通用しづらいんですよ。
逆に大きな相手からのパンチはめちゃくちゃ聞きます。
実際に試合でもガードごと崩される場面がありました。
キックがあれば応戦できたと思いますが、パンチだけだとどうしても不利です。
ましてや相手はあのメイウェザー。
確実にボクシング史に名を刻む名チャンピオンです。
序盤、メイウェザーは遊ぶような感じで挑発していました。
しか那須川選手が本気だと知った途端、遊びをやめました。
まず始めに強烈な左フックをお見舞いし、ダウンを奪います。
続いてボディから顔面への右フック二連打。
二発目の右フックをまともに受けてしまった那須川選手はまたしてもダウンしてしまいます。
しかしそれでも立ち上がりました。
足はかなりふらついていましたが、戦う気概は衰えていません。
しかしメイウェザーは手を緩めません。
またしても左フックでダウンを奪います。
那須川選手はフラつきながらも気合で立ち上がりますが、ここで試合はストップとなりました。
結果はメイウェザーの一ラウンドTKO勝ち。
この試合が示したものは、階級差というものがいかに大きな影響をもたらすかということです。
那須川選手は一流の格闘家です。それは間違いありません。
しかし10キロも重い相手と試合すれば、自分のパンチはほとんど通用せず、逆に相手のパンチは残酷なまでにダメージを与えてきます。
体格、体重、そういった差がモロに出てくるのがパンチです。
キックがあるなら、寝技があるなら、ある程度の体格差は埋められたでしょう。
しかしパンチだけとなると難しいです。
武器に例えるなら、軽量級のパンチは自動小銃、中量級は機関銃、重量級は機関砲といった感じです。
目標に向かって連続で、そして狙いを付けて撃てる武器という意味では同じですが、だからこそ威力の差がハッキリと出てしまいます。
キックや寝技という他の武器があれば、結果は変わっていたかもしれません。
ただしパンチ以外の攻撃を認めたら、メイウェザーはぜったいに試合は受けなかっただろうとは思いますが。
ワンマッチで100億以上稼ぐような選手でしたから、わざわざ受けるメリットがありません。
今回の試合は大晦日を盛り上げる為のビッグイベント。
両選手はそのことを分かったうえで臨んだ試合だったと思います。
メイウェザーはあくまでエンターテインメントとして、那須川選手はもちろん勝つ為に戦いました。
しかし元々が無理のあるマッチメークです。
この試合を企画した陣営は、今年最後のビックイベントとして、視聴者やファンの記憶に残るようにという意図で仕掛けたんでしょう。
ただし試合内容を振り返っても分かるように、あの階級差はあまりにも危険でした。
もしキックがアリだったら、メイウェザーはもっと本気を出して大変なことになっていたかもしれない。
そういう意見があるのも頷けます。
いくら試合を盛り上げる為とはいえ、選手を危険に晒すようなマッチメークは避けるべきだと思いました。

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