ショック!ジョン・フルシアンテの脱退・・・
- 2010.01.31 Sunday
- 22:49
最近全くレッチリの動向を確認していませんでした。
以前にネットでレッチリがニューアルバムの制作を開始したというニュースがあって以来ノーチェックでした。
クソ!俺のバカバカ!
なんでこんな大事なニュースを見逃していたんだ!
ジョンが正式にレッチリを脱退していたなんて・・・。
悲しい、悲しすぎる。
ジョンは非常に芸術家気質なギタリストなので突然意味不明な行動を起こすことはあるんですが、まさか脱退とは。
前回の脱退はメンバーとの不況和音でしたね。
特にアンソニーと反りが合わなくてバンドを離れたんです。
しかし時間が二人の間の傷を癒したのでまた復帰となったわけですが・・・、今回は全く違う理由での脱退らしいです。
ジョンははっきり言って天才です。
彼がいなければレッチリは今のような世界的なスーパーバンドにはなっていなかったでしょう。
「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」以降はジョンが主導のメロディアスな曲が中心で、今までレッチリに興味が無かった人達も惹きつけました。
途中フリーとの摩擦があったようですがそれを乗り越えて「スターディアム・アーケイディアム」という最高のアルバムも作り上げています。
フリー自身がジョンとお互いの事を理解し合って最大限の表現が出来ると言っていたのでこれから更に期待していたのに。
天才すぎるが故に、芸術家気質が強すぎるが故にもうレッチリにはいられなくなってしまったんでしょうか?
自身の音楽の探究について最大限の事をしたい、そして楽しみたいという理由で今回の脱退となったようです。
ジョンらしいですね。
きっとレッチリというバンドはもうジョンには必要無くなってしまったのかもしれません。
音楽的な素養はバンドで一番でしたから他のメンバーとは常に違う世界が見えていたのかも。
バンドという枠から飛び立ってもっと大きな世界へ羽ばたきたかったんでしょうね。
誰も彼を止められません。
そしてもう二度と戻ってこないでしょう。
何故なら今回の脱退はマイナス面から来る所では無く、ジョンの向上心とそれを受け入れたメンバー達の理解によるものですから。
明らかに未練を残したまま去って行った前回の脱退とは違いますもんね。
ジョンのソロアルバムは聴いた事がありません。
これから全部聴いてみるつもりです。
そして一ファンとして少しでも彼の心に近づいてみたいです。
ここまで深く自分を洋楽の世界に誘ってくれたレッチリですから、敬意を表してジョンの新たな旅立ちを見守りましょう。
ジョン!お前の枯れたギターは最高だった!
今でもカリフォルニケイションを初めて聴いた時の衝撃は忘れない。
ソロでも絶対にその時と同じかそれ以上の物を聴かせてくれると信じている。
お前は最高のギタリストだ!
でもね、完全に納得したわけじゃないんだ。
頭では理解出来ても心までは付いていかない・・・。
次回もジョンとレッチリの事を書きます。