ファンタジー作品は完結しなくてもいい
- 2016.06.30 Thursday
- 11:27
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
いつ終わるのか分からない漫画ってありますよね。
バスタード、ベルセルク、それにハンターハンターもそうだし、ワンピースも。
ほとんどがファンタジー作品です。
ファンタジーっていかに壮大な世界を描けるかが大事だと思います。
だから別に物語の完結って必要ないと思っています。
私はバスタードとベルセルクのような、神話的な壮大なファンタジーが大好きです。
神話は終わりってないんですよ。
有名なギリシャ神話だって、ラストはギガントマキアって大きな戦争が起きます。
神々は苦戦を強いられるけど、ゼウスの活躍で勝利します。
それ以降は永遠にオリンポスの神々の楽園が続くんです。
神話って完結しないんですよ。
だからバスタードやベルセルクも、このまま完結しなくても問題ないと思っています。
連載が遅くてもいいから、ずっと読みたいんです。
ファンタジー作品って、物語もキャラクターも重要だけど、一番重要なのは世界観です。
色んな神話があるけど、面白い神話は世界観が独特で好きです。
神話って内容が似ているものが多いけど、でも世界観がまったく違うから面白いんですよ。
日本神話とギリシャ神話には色んな共通点があるけど、読んでいて同じ物語とは思いません。
古代ギリシャと日本では、舞台がまったく違うからです。
ファンタジー作品における世界観というのは、舞台そのものと言い換えてもいいです。
舞台がしっかりしていると、その分だけ面白くなるんですよ。
なるべく広い舞台がいいです。
狭い舞台だと、ファンタジー作品の魅力って半減してしまいますから。
綺麗に話がまとまったファンタジーより、物語がちぐはぐでもいいから、壮大なファンタジーが好きです。
終わりの来ない神話のように、終わりの来ないファンタジー漫画があってもいいはずです。
なんでも起承転結じゃなくて、広げた風呂敷を畳まずに置くというのも、なかなか面白いと思います。
ファンタジー作品は、必ずしも完結が必要ではない。
圧倒的な世界観を見せてくれるなら、それで充分です。
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