神社へ

  • 2016.07.31 Sunday
  • 13:14

JUGEMテーマ:神社仏閣

 

ここは以前にも載せたことのある小宅神社です。

前は春先に来ましたが、今度は夏です。

違った顔が見られるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

春はもっと優しい陽射しだったんです。

でも夏の光は強いです。

神社には夏の光の方が似合うと思います。

 

 

 

 

 

 

 

立派な門です。

左右に左大臣と右大臣がいて、門を見張っています。

 

 

 

 

 

お寺だと仁王像が立っていることがあります。

ちなみに狛犬は神社とお寺の両方にいます。

同じ神社でも、春に来た時とはまったく違う空気です。

光が強いし、鋭いです。

でもそれが綺麗なんですよ。

た次回へ続きます。

 

こってりのオリンパス あっさりのフジフィルム

  • 2016.07.31 Sunday
  • 13:08

JUGEMテーマ:写真

以前の愛機、オリンパスEシリーズ。
それで撮った写真を見返していると、やっぱりオリンパスって綺麗だなあと再確認しました。
ポジフィルム風なんですよね。
こってりしていて、でも落ち着いている。
深い色合いと滑らかなグラデーション。
そしてどこか無機質な感じがあって、下手に情緒的じゃないのがいいんですよ。
写真において無機質ってけっこう大事なことです。
あまりにも情緒が入り過ぎると、かえって写真の良さを損なう場合があるんです。
あくまでドライに。
良い写真を撮る人って、良い意味でドライな目を持っています。
被写体に近寄り過ぎず、だけど離れすぎず。
そういう最高の距離感って、無機質さが必要になるんです。
オリンパスのカメラにはそういった無機質感があるんですよ。
今使っているのはフジフィルムなんですが、オリンパスとは違った綺麗さがあります。
フジはネガ風なんですよ。
あっさりしているけど鮮やか。
そして質感表現が素晴らしいです。
絵で例えるなら、オリンパスは油彩、フジは水彩といった感じです。
どちらもすごく色が綺麗なんだけど、でも方向性が違うんです。
こってりしているか、あっさりしているか。
今はフジの画質にハマっているけど、そのうちまたオリンパスも使うようになるかもしれません。
人を撮るならフジがオススメです。
空や海を撮るならオリンパスがオススメです。
だけど他の被写体でもちゃんと綺麗に写りますよ。
今は神社を撮るのにハマっていて、フジのカメラは神社を神秘的に、そして妖しく写してくれます。
きっとオリンパスでも綺麗に写るでしょうけどね。
フジにしろオリンパスにしろ、どこか妖艶なんですよ。
それが両者の魅力です。
ただ綺麗なだけじゃない。
言葉に出来ない妖しさと色気があるんです。
フジとオリンパスの画質は、ハマるとクセになります。

 

光の息遣い

  • 2016.07.30 Saturday
  • 13:00

JUGEMテーマ:写真

 

光を見ていると、呼吸しているってことが分かります。

光の息遣いってあるんですよ。

 

 

 

 

 

息をしているってことは、生きているってことです。

光は生き物だと思います。

 

 

 

 

 

突き刺すような光、包み込むような光、膜のように薄い光。

光の息遣いが、景色に表情を与えます。

 

 

 

光だって主張します。

怒りを、悲しみを、喜びを。

そう思うは人間の勝手ですが、でもそれが情緒です。

光に息遣いを感じたなら、そこに情緒を見ているんだと思います。

 

 

 

 

 

待ちに待ったシン・ゴジラ

  • 2016.07.30 Saturday
  • 12:54

JUGEMテーマ:特撮

JUGEMテーマ:映画

シン・ゴジラを見てきました。
まず結論から言うと、今までに見たどこのゴジラとも違いました。
デザインはもちろん、内容も今までのものとはまったく違います。
私はエヴァンゲリオンってあまり見たことがないんですが、多少の知識はあります。
言うなれば今回のゴジラは使徒なんじゃないでしょうか?
これがエヴァンゲリオンならエヴァが迎え撃つだろうけど、残念ながらゴジラの世界にエヴァはいません。
それにメカゴジラやモゲラ、またスーパーXやメーサー戦車部隊などを有するGフォースも存在いません。
だから自衛隊や在日米軍が対処に当たることになります。
タイトルの副題で日本VSゴジラとなっているように、まさに日本とゴジラの戦いになります。
もし未知の巨大生物が現れたら、日本はどう対処するのか?
人々はどう動き、どう考えてゴジラと戦うのか?
そういった部分にスポットが当てられていました。
今回のゴジラはめちゃくちゃ強いです。
おそらくハリウッド版のゴジラと戦ったら秒殺出来るほどの強さです。
まず硬い!とにかく硬い!
人間の武器なんて効きません。
そして何よりあの熱線が・・・・・・。
今回のゴジラがどれだけ強いか?
それは映画を見て確かめて下さい。
このゴジラを正面から打ち負かそうとすると、それこそメカゴジラやスーパーXが必要になるでしょう。
それでも勝てるかどうか・・・・・。
強さだけで言うならば、今回のゴジラに勝てるのはデストロイアかスペースゴジラ。
またはデストロイアを葬ったバーニングゴジラか、ゴジラファイナルウォーズのゴジラだけでしょう。
GMKのゴジラもなかなか強いですが、いかんせん今回のゴジラは大きすぎます。
体格が半分ほどもないGMKゴジラでは、勝負は見えているでしょうね。
とにかく圧倒的な強さです。
だけど弱点がないわけじゃありません。
あまりに熱線を使い過ぎると・・・・・。
これも実際に映画で確かめて下さい。
ゴジラは作中では史上最強の生物なので、普通に戦っても勝てないんですよ。
物理的に倒すのが無理ならどうするか?・・・・ってことです。
あまりネタバレになってもよくないので、ここで止めておきます。
今回のゴジラは人間ドラマも重点的に描かれていました。
大勢の実力ある役者さん達が、迫真の演技を見せています。
大杉連さん、竹野内豊さん、それに平泉成さん。とても渋くてカッコいいです。
それにヒロインの石原さとみさん。
最初はクールでわがままなキャラかと思いきや、実は情熱的で責任感が強く、祖国を愛しています。
そして何より主人公の長谷川博己さん。
一見飄々とした掴み所のない感じなんですが、誰よりも国や国民のことを考えている主人公です。
日本って何かにつけて議論や手続きが多いから、そのせいでゴジラの侵攻を許してしまうことになるんです。
お互いが意地を張って縄張り意識を燃やしているってわけじゃありません。
なんでも手続きを通さないといけないから、予測不能の事態に陥った時に、対処が遅れてしまうという描写がありました。
もっとスピーディーに事を進めていれば、また違った未来があったのかもしれませんが、これも是非映画館で見てほしいです。
今回のゴジラは、初代のゴジラに似た感じです。
人とゴジラの戦いなんです。
対して2014年に公開されたハリウッド版ゴジラは、平成のVSシリーズに近いものを感じます。
ゴジラのファンって色々いて、ストーリーやメッセージ性を重視する人もいれば、怪獣対怪獣、もしくは怪獣対SF兵器の戦いに胸を躍らせる人もいます。
どちらもゴジラの醍醐味で、その違いが今回のシン・ゴジラと2014年のハリウッド版ゴジラの違いなんだと思います。
ストーリーやメッセージ性に重点を置くか?
それとも迫力ある戦闘シーンに重点を置くか?
これってけっこう大事なことです。
だってどちらもゴジラ映画に必要なものだからです。
だけど両立って難しいと思うので、やはりどちらに重点を置くかが大事です。
私はどちらかというと怪獣VS怪獣、もしくは怪獣VSF兵器が好きです。
どちらかというとですよ。
初代ゴジラだって大好きなんです。
今回のシン・ゴジラを見る限り、続編が出来そうな感じです。
もしまた庵野監督が撮るなら、次は是非とも敵役の怪獣をお願いしたいです。
対ゴジラ用のスーパーメカでもいいです。
ていうかエヴァが出てきたら一番面白そうですけどね。
使徒でもいいです。
ゴジラVSエヴァンゲリオンが見られたら最高です。
きっと大ヒット間違いなしでしょうね。
ていうか次回のエヴァってそうなったりして・・・・・。
それなら私、絶対に見に行きますよ。

稲荷神社スペシャル(2)

  • 2016.07.29 Friday
  • 12:15

JUGEMテーマ:神社仏閣

稲荷神社スペシャルの続きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷神社ってたくさんあるから、神社を撮っていると自然に増えていくんです。

稲荷神社って独特の魅力があって、他の神社とは全然雰囲気が違います。

いつでも心惹かれる何かがそこにあります。

 

 

 

大事故で無傷 転んで大怪我

  • 2016.07.29 Friday
  • 12:10

JUGEMテーマ:日常

本当なら大怪我を負うはずなのに、なぜか無傷ってことがあります。
車に撥ねられても平気で立ち上がったり、崖から転げ落ちても傷一つ負ってなかったり。
後から重症になることもあるみたいだけど、完全に無事ってこともあります。
私は交通事故も転落事故(そこまで大袈裟じゃないけど)も経験していて、でも大した傷は負っていません。
まだ幼稚園の頃、車に正面から撥ねられたんですが、特に何事もなかったです。
ただ撥ねられた直後は、呼吸が出来なくなりましたけど。
いちおう病院へ行ったんですが、身体は問題なし。
それより撥ねられたショックの方が大きくて、その日は夕飯を食べられませんでした。
大好きなカレーだったんですけど、口に入れたら吐きそうになったんですよね。
大人になってからだと、登山中に沢へ転落したことがあります。
この時もかすり傷だけで済みました。
一歩間違えば折れた枝で目を怪我するところだったんですが、幸いそこまでの怪我は負いませんでした。
こういうのって、きっとタイミングなんでしょうね。
打ち所が良かったとか、上手い具合に衝撃を逃れたとか。
逆に言うと、小さな事でも人は死にます。
お風呂で溺れたり、転んで頭を打ったり。
まさかそんなことで・・・・そう思うような理由で亡くなることもあるようです。
ある漫画家さんは、掃除中にテーブルで頭を打ってしまい、そのせいで亡くなられたそうです。
だけど頭に鉈が刺さっても生きていた人もいるそうなので、何が生死を分けるのかわかりません。
私が思うに、人間って全身で受けるダメージには強いんじゃないかと。
人ってけっこう頑丈で、しかも表面は柔らかいから衝撃を吸収しやすい体だと思うんです。
だから女性や子供は事故に遭っても助かる確率が高いそうです。
飛行機事故で生き延びる可能性があるのって、身体の柔らかい女性か子供だそうなので。
でも逆に局部的な衝撃には弱いんでしょうね。
頭だけを打つ、腹だけを打つ、尖った物が刺さる。
局部にダメージを受けると、その時は平気でも後々に大きなダメージになるようです。
例えば甲殻類のような硬い生き物ならば、局部的な衝撃には強いでしょう。
クワガタでさえサソリやムカデの毒牙が通らないので、一点に衝撃を受けても、ほとんどダメージになりません。
でも全身に掛かる衝撃には弱いです。
人は車に撥ねられても無傷なことがあるけど、甲殻類は重い物に圧し掛かられると、まず潰れるでしょうから。
人の身体って頑丈だけど脆い。
いつどういう理由で死ぬか分からないし、でも絶対に死ぬだろうって状況でも生き残ったりする。
これって機械にも言えることで、軽く落としだだけでカメラのレンズが割れることもあれば、高い所から落としても無傷な場合もあるんです。
人にしろ機械にしろ、大きな衝撃で壊れるとは限らないわけです。
要は受けた衝撃が、どのような形で伝わるかってことなんでしょう。
生きるか死ぬかって、ほんとに分からないものだと思います。

 

稲荷神社スペシャル

  • 2016.07.28 Thursday
  • 13:39

JUGEMテーマ:神社仏閣

今までに撮った稲荷神社を載せていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷神社は八幡神社に次いでたくさんある神社です。

次回へ続きます。

 

 

 

虫たちの楽園

  • 2016.07.28 Thursday
  • 13:34

JUGEMテーマ:生き物

夜、自動販売機にコーヒーを買いに行ったんですよ。
そうするといきなりバコン!という音が響きました。
何かと思って振り返ると、そこにはセミが。
よく見ると地面にも他のセミが落ちていて、その周りをアリたちが歩いていました。
それに自動販売機の明かりには無数の羽虫が集まっているし、後ろの壁との間にコガネグモ(黄色と黒と縞模様のデカイやつ)が巣を張っていました。
あと蛾もいましたね。
それだけじゃありません。
自動販売機の横にはヤモリが。
よく見ると三匹もいて、反対側にも一匹いました。
虫や小さな生き物は光を求めて群がってきます。
闇夜に灯る明かり。
虫たちは人工の光を太陽と間違えてしまうそうです。
虫は光に群がる習性があります。
虫も明るい所が好きなんですね。
クモはそういう所に巣を張って、飛んで来る羽虫たちを待ち伏せています。
だけど下手をすればヤモリに食べられてしまうでしょう。
食物連鎖。
いつでも身近で行われています。
どの生き物も生きていくのに必死で、それは虫も例外じゃありません。
真っ暗な夜に灯る自動販売機。
それはまさしく虫の楽園です。
ひどい時なんか、自動販売機の中にまで入り込んでいます。
だけど外に出られないから、そのまま昇天してしまいます。
カメムシなんかよく入り込んでいますよね。
光を求めるのは人間だけじゃない。
小さな虫たちも、明るい所が好きなんです。
虫が嫌いという人はたくさんいるでしょう。
でも虫が好きという人もたくさんいます。
私は虫が好きなので、自動販売機に群がる虫を見ていると面白いんです。
人間の生み出した文明は、人間以外にも恩恵を与えることがあります。
文明は生き物を滅ぼすだけじゃない。
小さな生き物たちに楽園を提供することもあるんですね。

 

不幸じゃなければ幸せじゃなくてもいい

  • 2016.07.27 Wednesday
  • 12:48

JUGEMテーマ:日常

JUGEMテーマ:幸せ

幸せって何か?
いわゆる幸福論ですが、これって哲学者でも苦労するようです。
あの池田晶子さんも、幸福についてだけは書くのを挫折したことがあるようです。
あんなに何にでもズバスバ言う人なのに、幸福とは何か?にはお手上げだったみたいです。
難しいですよね、幸せって何?って考えると。
お金があっても幸せになれないそうだし、結婚しても幸せになれないこともあるいみたいだし。
夢を叶えても幸せになれなかった人もいるでしょうね。
スポーツ選手やミュージシャンになったはいいものの、最終的に「こんなはずでは・・・」と暗いどん底に落ちて行く人だっているかもしれません。
幸せとはこういうものだ!
そう断言する人がいたら、それはそれで鬱陶しいでしょう。
でも幸せについて人からとやかく言われたくないけど、幸せが見つからずに誰かにすがってしまいたくなる。
だから幸せに関する本がたくさん並ぶんでしょうね。
私は幸せについて何も答えなんて持ってなくて、そもそもあまり幸せについて考えることがありません。
それよりも不幸について考えてしまう方が多いです。
病気、事故、怪我、その他色々の不安・・・・。
何事もない日常が、いったいどこまで続くのか?
いや、どこまで続いてくれるのか?
私は何事もない日常が一番好きなので、それを壊される不幸が一番怖いです。
だから不幸じゃなければ幸せじゃなくてもいいんです。
もっと言うなら、幸せになれるけど、不幸もセットだよって言われたら、そんなのいらないと答えます。
だって幸せはたった一つの不幸で壊れるけど、不幸はたった一つの幸せでは覆せないと思うからです。
何もかも幸せな人がいたとして、ある時突然事故を起こしてしまったとしましょう。
相手は即死、そんな事になれば、一生その事実を背負っていかないといけません。
幸せなんて一撃で吹き飛ぶでしょう。
撥ねた方も、撥ねられた方も。
逆にすごく不幸な人生を歩んでいる人がいたとします。
でもたった一つだけ幸運が舞い降りました。
なんと宝くじの一等が当たったのです。
当選したその瞬間、人生がバラ色に見えるでしょう。
だけどお金持ちいわく、お金で幸せは買えないそうなので、やはり幸せにはなれないと思います。
だったら運命の人との出会いがあったらどうか?
これも不幸を覆すのは難しいでしょう。
人もお金と一緒で、いつまでも傍にいるとは限りません。
この人がいてくれるから、自分は幸せだ!
けどずっと傍にいる保証なんてどこにもなくて、フラれたり死別したりがあるかもしれません。
そうなってしまった時、いったい何をもって自分を保てばいいのか・・・・。
最愛の人との出会いは幸せになれるけど、それと同時に人生を見失ってしまうほどのショックを受ける可能性があります。
たった一つの不幸で幸せは壊れるけど、たった一つの幸せでは不幸は覆らない。
だから私は不幸じゃなければそれでいいんです。

嫌われ者だけが出来ること

  • 2016.07.27 Wednesday
  • 12:46

JUGEMテーマ:仕事のこと

「こいつさえいなくなれば楽しい職場なのに!」
誰でも一度はそう思ったことがあるんじゃないでしょうか?
バイト先の店長が、同じ部署の後輩が、上司にしろ同僚にしろ後輩にしろ、「なんで嫌な奴なんだ」と思う人っています。
他のみんなは仲がいいのに、たった一人の嫌な奴のせいで職場の空気が悪くなる。
だからこいつさえいなくなってくれれば、天国のような職場になるはずなのに・・・・・。
はっきり言って、それはただの幻想です。
ものすごく嫌な人が職場から消えると、もっと酷い環境になりかねません。
と言うのも、嫌な人がいるからこそ、周りが団結するということがあるからです。
サボってばかりのクセに偉そうにする。口も態度も悪いし、意味不明な自信を持ってるし。
そもそもこいつのせいで仕事が捗らない。
そういう人がいたらとにかく大変なものです。
誰からも嫌われるタイプの人・・・・それはみんなにとって共通の敵となるわけだから、かえって職場の団結力が上がったりするんですよ。
もちろん度を超えた嫌がらせをしてくるとか、会社のルールから逸脱しているような人なら、いなくなってくれた方がいいでしょう。
だけどそこまでいかない嫌な人っていますよね?
そういう人が職場にいると、その人以外はお互いに協力し合って仕事をするものです。
仕事に対する不満や愚痴も、全てその嫌な人に向けられるから、お互いに攻撃し合うことがないんですよ。
だけどもしもすごく嫌な人が職場からいなくなってしまったらどうなるか?
きっと最初は天国のように感じるでしょう。
しかししばらく時間が経つと、天国は消えてなくなります。
なぜなら他の人の嫌な所が目に付くようになり、お互いに不満を持ち始めるからです。
今まではすごく嫌な人がいたおかげで、一致団結していました。
しかしその人がいなくなったことで、今まで意識しなかった他の人の嫌な部分が、目につくようになるからです。
そうなればあの人とこの人、この人とその人、今までは仲間だったはずの人たちが、不満と愚痴の対象になってしまいます。
こうなると厄介で、「これならまだあの嫌な奴がいてくれた時の方が良かった」となりかねません。
共通の敵がいれば、他のみんなは仲良くなります。
誰からも嫌われる人っていうのは、誰の目から見ても分かりやすい敵です。
だけど嫌われ者がいなくなると、仲間の小さな欠点に腹を立て、コソコソと陰口を叩くようになるかもしれません。
そして陰口を聞かされたその相手は、心の中では「お前の方が嫌なんだよ」と思っていたり。
表面上は仲良くしていても、笑顔の裏ではギスギスなんて職場は辛いものです。
それならまだ嫌な人がいてくれた方が楽というものです。
誰からも嫌われる人というのは、他人から怒りや不満を買うことで、他の人たちの団結力を高めるという役割があります。
もちろん本人はそんなことを意識してやっているわけじゃないでしょう。
しかし結果的にはその方が上手く職場が回ることはあると思います。
だから「この人さえいなければ」と思っても、実際にいなくなるともっと酷い状態になる可能性があります。
嫌われ者というのは、職場を安定させる生薬のようなものだと思っています。
たくさん摂ると身体に悪いけど、多少は必要な栄養素です。
嫌われ者には嫌われ者にしか出来ない、すごい役割があると思います。

 

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