我の充満
- 2019.03.31 Sunday
- 11:30
JUGEMテーマ:詩
光が眩しい
うっすら開いた瞼に飛び込んでくる
はっきりと目を開けてみても
それが太陽なのか蛍光灯なのか分からなかった
もう一度目を閉じよう
暗闇なら何も考える必要はない
光も音もない世界で
隅々まで自分だけで満たされていく
- 詩
- -
- -
JUGEMテーマ:詩
光が眩しい
うっすら開いた瞼に飛び込んでくる
はっきりと目を開けてみても
それが太陽なのか蛍光灯なのか分からなかった
もう一度目を閉じよう
暗闇なら何も考える必要はない
光も音もない世界で
隅々まで自分だけで満たされていく
JUGEMテーマ:神社仏閣
町中に静かに、ひっそりと佇んでいる神社を見つけました。
大嶋神社と書いてあります。
神社を撮るのは久しぶりです。
いつものようお賽銭を入れ、お参りをさせて頂いてから撮影しました。
町中でふと見かける小さな神社。
思いがけない出会いのようで嬉しくなりました。
JUGEMテーマ:写真
夜になると世界が変わる。
昼間は子供たちを楽しませる公園も、夜に来れば泣いてしまうだろう。
命を持たないモノたちが動き出す。
本当にそうなるんじないかと錯覚してしまう。
公園に宿る夜の世界。
不動のままうごめいている。
JUGEMテーマ:詩
誰かの為じゃなくて
自分の為でいいじゃない
世の中の為じゃなくて
自分の為でいいじゃない
叩いて割れるガラスのハートなら
自分の為でいいじゃない
細かいことで息苦しくなるなら
自分の為でいいじゃない
人の為に生きられるほど
誰かに施せるほど
自分は頑丈には出来ていないって
認めればいいじゃない
自分は弱くても
強い人間はちゃんといる
そういう人は自分の為だけじゃ満足しないから
世の為人の為と 頼まれなくても何かを始めるよ
人と比べることはない
まずは自分の為
それでいいじゃない
JUGEMテーマ:詩
小さな赤い粒が 草の根をかき分けていく
登ったり下りたりしながら
どこか飛び立てる場所はないかと探している
背中の黒い点々は 魔法陣のように不思議な配置をしていて
ボケっと歩いていても ふと目に飛び込んでくる
いい場所を見つけたんだろう
草の根をこえ 逆さまになったベンチの足へ登っていく
準備よし 気合よし
魔法陣の羽を広げ てんとう虫が飛び立った
JUGEMテーマ:詩
人生は思い通りにいかないなんて
耳にタコができる
言われなくても分かってる
そんなことは重要じゃないんだ
一番思い通りにいかなかったのは人生じゃない
この世に生まれてきてしまったことだ
生を受けたのが嫌なんじゃない
生まれる場所を選べなかったことが一番辛いんだ
最初から天国に生まれることができたなら
迷わずそうしたさ
そう思って結局気づくんだ
人生は思い通りにいかないんだって
でもって気づいたところで変わりはしない
明日になればまた空を見上げるだろうから
JUGEMテーマ:写真
今この目で見ている形は本当に正しいんだろうか。
もしかしたらすべての物が流体なのかもしれない。
留まることなく、いつでも嵐のように流れているんだろう。
立ち止まれば周りに置いていかれるはずだ。
JUGEMテーマ:詩
自分の手を机に置いてみる
指は思っていたよりも太く
手のひらは思っていたよりも分厚い
他の人はどんな手をしているだろう
細い手 ゴツゴツした手
ツルツルの手 皺だらけの手
透明な手を持つ人もいる
自分の手を観察しながら
自分はこの手の持ち主としてふさわしいのか
ふと疑問が湧く
机に置いたこの手は
いったい誰の手なんだろう
意識を持った一つの生き物のようにさえ思う
JUGEMテーマ:詩
芸術を見ている時
作品を見ているのか
作者を見ているのか
空や海を見ている時
景色を見ているのか
自分を見ているのか
鏡を見ている時
自分を見ているのか
他人を見ているのか
人の目は何を見ているのかさえ分からない
見たいものさえ分からないし
見せられたものが好きなのか嫌いなのか
良いのか悪いのかさえ分からない
経験が 感情が その時の状況が
あらゆるものが目を曇らせる
目の前に置かれたものを素直に見るのは難しい