夏休みの終わった海

  • 2019.09.04 Wednesday
  • 13:34

JUGEMテーマ:

海にクラゲが浮かぶ頃

 

波打ち際に足を浸した

 

夏休みが終わり 人はまばらになり

 

海はいつものように閑散としている

 

大きな波が膝まで覆い

 

短パンの裾を濡らしていく

 

砂浜を振り返ると

 

シオマネキがハサミを振っていた

形ある幻

  • 2019.09.03 Tuesday
  • 12:17

JUGEMテーマ:

幻とはなんのことだ

 

蜃気楼か 陽炎か 夢想や妄想か

 

違う もっと身近に生々しい幻がある

 

入っては消え 消えてたとしても入るとは限らない

 

あったはずなのに こんなに消えるはずがないのに

 

あったのだ たしかに数日前まではあった

 

手触りのある物体として 目で確認できる数字として

 

財布を開き ため息をつく

 

明細書を見つめ 先月の自分を呪う

期待と裏切り

  • 2019.09.02 Monday
  • 11:34

JUGEMテーマ:

頂上に登っても風がない

 

汗を拭っても垂れるばかりで

 

期待していた爽快感を得られない

 

苦労の先に達成感があるとは限らない

 

こんな日は家で寝転びながら

 

スマホでもいじっておくべきだった

 

下山の足が重い

夏の終わりの倦怠

  • 2019.09.01 Sunday
  • 13:17

JUGEMテーマ:

缶コーヒーが温くなっている

 

一口舐め 喉の渇きを感じる

 

もう水がない また汲みに行こう

 

雨続きの空を見上げ

 

いやまだ先の方がいいかと缶コーヒーを飲む

 

暑くも寒くもない けど快適でも心地よくもない

 

また眠気が襲ってくる

夏の太陽 秋の太陽

  • 2019.08.30 Friday
  • 13:13

JUGEMテーマ:

畑いっぱいに輝いていた太陽が

 

光を無くして項垂れている

 

空は晴れているのに

 

畑一面は曇り空のようで

 

ついひと月ほど前とは打って変わった景色に

 

言いようのない寂しさを抱く

 

反対側では ついこの前まで小さな稲だらけだった田んぼが

 

小さな実りに稲穂がなびいている

 

秋には秋の太陽が

 

ひと月後には田んぼが黄金色に輝く

時を超えて佇む

  • 2019.08.29 Thursday
  • 11:25

JUGEMテーマ:

大きな木陰から 古い屋根を眺める

 

ほころびはじめた土壁は

 

いつ壊れてもおかしくないのにずっと立っている

 

木陰を提供する大木は

 

いつ枯れてもおかしくないのに青々としている

 

時間の腐食さえ超えて 強く生き生きと今日も佇む

 

セミの声を聴きながら目を閉じた

体感時間

  • 2019.08.28 Wednesday
  • 10:52

JUGEMテーマ:

一年が短縮されていく

 

歳を重ねるごとに

 

去年の出来事さえ数日前のようだ

 

光の速度以外は可変だというが

 

アインシュタインは間違っていないのだろう

 

先日のものだと眺めていたレシートが

 

一年前のものだと気づき

 

もし昨日のものでも違和感がないことに

 

時間の流れが早くなっていることに気づく

闇を横切る者

  • 2019.08.27 Tuesday
  • 11:02

JUGEMテーマ:

夜の横断歩道 赤から青に変わり

 

走り出そうとアクセルに置いた足を緩める

 

一頭の鹿が茂みから駆け出し

 

もう一頭がそれを追いかけるように跳躍した

 

ライトの届かない闇へ消え

 

何事もなかったかのように暗い道路だけが伸びている

 

コンビニへ着く頃

 

遠いどこかで甲高い獣の声が響いた

カナブン

  • 2019.08.26 Monday
  • 11:37

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部屋に迷い込むカナブン

 

バチバチと窓に体当たりをしてもへっちゃらで

 

縦横無尽に飛び回る

 

捕まえるとこれでもかと手の中で暴れ

 

窓の外に出すと勢いよく飛び立っていく

 

スズメバチかと勘違いするほどの羽音を響かせ

 

すぐに緑の中へ吸い込まれていった

小さな出来事だからこそ

  • 2019.08.25 Sunday
  • 11:16

JUGEMテーマ:

しつこい蚊に安眠を奪われる

 

暗闇では姿を捉えることは出来ず

 

不快な羽音だけがわずかに居場所を知らせてくれる

 

電気を点け 目を凝らしても

 

寝ぼけた眼じゃはっきり見えない

 

もしこれが家の前への落雷だったら

 

もしこれが大きな事故の音だったら

 

一気に目が覚め 不快さよりも驚きに支配されるだろう

 

心底不快にさせる蚊の羽音

 

小さな出来事だからこそ

 

安眠の妨害に怒りを覚える

 

電気を消し 横になると

 

また安眠を妨害してきた

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